NCIS:LA 極秘潜入捜査班 NCIS: Los Angeles シーズン2 http://www.tv-tokyo.co.jp/ncis_la/

Jan. 18, 2011
第17話 怨恨 Personal
ディークスに死迫る!美女のジョギング

脚本／Shane Brennan、R. Scott Gemmill 監督／Tony Wharmby
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ディークスは毎朝海岸沿いをランニングする。
ランニング後にはいつも立ち寄るカルヴァー大通りの
サンデューン・マーケットで店主のフランクからコーヒーと
新聞を買おうとする。しかしディークスは店内が異様な雰囲気
に包まれている事を知り、フランクの前でレジに居る男性・
カルロス・グズマンは22口径を手にしているのを知る。ジョーク
を言いながら近づき、ディークスはグズマンを押さえるが、
フランクは後ろにもう一人いることを告げる。ディークスは
すぐに気がつくがディークスは腹部を撃たれ、更には倒れた
ところに駄目を推すようにして胸を撃たれる。

サムは地図を広げてアイスランドに行きたいと考えていた。
カレンが声を掛けると、「007 / ジェームズボンド」の舞台の
ロケ地に行くのが好きで、シリーズで使われたロケ地には
すべて行ったのだという。「ドクターノー」は?と問われ、イギ
リス・キングストン、ジャマイカ、クラブキーに行ったこと
を告げ、「消されたライセンス」は?と問われ、キーウエスト
とビキニ島、ハバマの島が舞台だという。サムはカレンに対して
今度の仕事が終わったらヘティに頼んで二人でアイスランド
に行こうと告げるが・・・「ムーンレイカー」はアイスランド
だけでなくボンドは宇宙にまで行ってるぞと告げ、意地悪を
語るカレン。

そんな中、ケンジーがオフィスにやってくる。彼女はいつもの
ように私がジムにいくとどんなヨレヨレのシャツを着ていても
言い寄られることを告げる。それを聞いたカレンたちは自慢
か?と問う。ケンジーは文句を言いながらも自分を褒めている
のだという。ケンジーはそれを否定するが・・・

ヘティが雑談している三人の元にやってくると、今朝ディークス
が撃たれた事を告げ、現在パシフィックビーチ病院で入院中で
あることを語る。手術にはまだ時間がかかるので、みんなは
捜査をして犯人を捜してくれという。ケンジーは以前ドムを
失っていたことも有って、ヘティに対してパートナーが撃たれた
のは二度目だと語り、トムの時には死に際に居てあげられなかった
ので今度はディークスの傍にいたい事を訴える。ヘティもそれを
認める。

ディークスが撃たれた店を調べると、ヴァーシー刑事が現場に
来ていた。ヴァーシーはよくある強盗事件だとするが、カレン
たちは仲間の刑事が撃たれているのでそれは違うと否定する。
サムとカレンは店内を調べると生々しく血痕の跡が床に流れて
いた。
店主・フランクから話を聞くと、毎日ディークスがやっていて
いつものようにコーヒーと新聞を買っていったが、二人組の
男がやってきて、ディークスが一人を掴まえた際に、仲間の
男がディークスに向けて発砲したのだという。二人にレジの金
を渡したがなかなか帰ろうとはせず、窓の外を覗いていたとの
事だった。
カレンは何故目撃者の一人を生かしているのか理解出来なかった
がサムは強盗と殺人はまた違うとして、途中でビビッたのでは
ないかと告げる。

医師・スーザンによると、ディークスは胸の上部と肋骨に当たって
骨折しているが心臓や肺は無事だという。小型の銃だったこと
が良かったということ。ケンジーに対して、ディークスの近親者
が分からない事を告げる。

近所の防犯カメラ映像を調べると、店内に容疑者は7分間も居た
ことが分かる。車種も分かるが、どうしても犯人の顔が確認
出来なかった。ヘティはパークソンアベニューの映像を出して
と告げると、そこにはディークスが家から出てランニングに
行く光景が写っていた。なんとそこには店の前で停車していた
車と同じ車種の車が止まっている事が分かり、ディークスを
狙っていたのではないかと告げる。
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ディークスは毎日の定期サイクルの中で、欠かさないものが
有った。その一つは早朝、海岸沿いを走って美女が歩いて
いくのに声を掛けること。そしてフランクの店に立ち寄り、
朝のコーヒーと新聞を購入して読むことだった。しかしそんな
日常に置いて、突然ディークスは狙われて銃弾を受ける。
調べていく内にディークスを待ち伏せしているものの犯行である
事を知る。すぐに車を特定し、ディークスが入院している
病院に警戒態勢を取るが、殺し屋たちは容赦なく現れ、
待ち受けているサムたちに発砲をする。捉えている人物に
ディークスはまるで見覚えがないと告げるが・・・

今回はディークスメインのエピソードかな。
ディークスの近親者について言及する際に、「良い質問だ」という
言葉を三人の人物から聞いたような気がするけど、ディークスの
家族に関しては、これまであまり詳細には描かれていない。
かつて学生の容疑者と気持ちを近づけるために親との関係に
言及して、この街から出る出ないの話になっていたことが有った
けど、ディークスの父親は、ゴードン・ジョン・ブランデル
というフォルサム刑務所の受刑者だったことが判明する。
そしてその親を撃ったのもまたディークスだったということで、
激しい虐待を受けていたであろうことが伺えるけど、そんな状況
の彼がよく警察官になれたなという感じ。軍隊での適性試験
だったら間違いなく落ちていたりするんだろうな。

このドラマらしく、最後の最後で大きな反転が有った。
最近のNCIS:LAは捜査官の過去を切り貼りして、体を張るエピソード
が多い気がする。前回はサムが撃たれたけど今回はディークス
だった。その流れにはカレンの過去が関係していたり、更には
ヘティの過去も切り貼りする流れが有ったりして、シーズン2は
後半になるに従い過激路線になっている感じもする。

ディークスを狙う殺し屋自体は比較的早く見つかった。
取引を持ちかけるサムが言わなければチノの刑務所に入れるぞと
していたけど、チノと言って思い出すのは「THE O.C.」のライアン
が住んでいた地域だ。

ディークスを狙うものが過去の検挙者ではなく、ロス警察内部に
いるものだと疑う中で、殺害する気であるならば22口径を使うはず
はないとして、狙いが別にあるということを探っていく。
容疑者を絞り出す際に、シルヴィア・グレイに接近禁止命令を
出されていたとしたけど、一体ディークスとの間に何が有ったの
だろうか。

ディークスが銃で撃たれて負傷されたことを理由に、もう少し
ケンジーをからかっていく展開になるのかなと思ったけど、
意外と大人しかった。
銃弾を受けた経験があるかとした際に、何処を撃たれた?とする
やりとりの中で尻だと至る結論はどこから来たのだろうか。
ディークスの為に運ばれてきたゼリーをケンジーが食べてしまった
り、ヘティが食べてしまうところは笑えたけど、緑色のゼリーで
相変わらずアメリカのスイーツは毒々しい色をしているな。
ナースのデビーに惚れてちょっかいを出すディークスの姿が
本来の彼らしい行動で、早いところ退院して、ケンジーとのコンビ
をその辺のやりとりを復活させて欲しいね。

ケンジーが口にした相棒・ドムはシーズン1に出てきたキャラクター。
長いこと誘拐されていたけど、サムを庇って亡くなってしまった
新人キャラだった。

サムはディークスの危機意識があまいとして、防御術を教える様だ。

犯人は結局かつてケンジーが助けたヴェイカーの妻子に対して、
ヴェイカー(チェチェン紛争でのテロリスト)が差し向けたものだった。


・さりげない自慢シリーズ

「ジムにいくとどんなヨレヨレの服でも声を掛けられるの」
「腕の良い刑事ほど恨みを買うものだろう」
「スピーディとか迅速とも言われるが個人的には電光石火と呼ばれる
のが好き」
「俺は偽名を使って複数のジムで体を体を鍛えあげて居るぞ」