プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち
Private Practice (aka プライベート・プラクティス LA診療所)
シーズン2

http://axn.co.jp/program/privatepractice/





1 Mar. 2010
第21話 愛のカタチ What You Do For Love

監督/Tom Verica 脚本/Ayanna Floyd
--------------------------------------------------------
アディソンの元にノアがやってくるとキスするが・・・アディ
ソンは途中とそれを止めノアを外へと追いやる。

この日バイオレットはクーパーと二人三脚で呼吸法を学んで
いた。3600gの肉が出てくる身にもなってというバイオレット。
シャーロットは二人の関係に嫉妬しつつも、私が大人のお泊まり
会に参加しているのは朝ムズムズするからだとして、クーパー
に対して服を脱ぎ終わるまでに部屋に着てと語る。

妊婦のジャニーンの容体をアディソンは診る。
夫のフィリップは仕事人間で来られず、フィリップの弟である
マルコムが付き添ってきていた。付き添いは看護師をしている
マルコムの方が慣れているという。そんな中デルが遅刻してや
ってくる。
ジャニーンは一週間前から息切れが酷く、階段を少し上がるだ
けで立っていられない状態なのだという。肺の音や赤ちゃんの
心音を聞くアディソンは、現在ジャニーンの肺には水が溜まって
いる状態で心臓に問題があるからだとして急いで救急車を呼ぶ
様指示する。
聖アンブローズ病院に運ばれるが、なんと担当するのはノア
だった。40人も外科医がいるのに何故こんな事になるのかと
してアディソンは頭を抱える。エコー検査の結果、びまん性
心筋機能障害だと判明する。

ナオミはウィリアム・ホワイトと面会していた。
保険維持機構の件で話があるが、ナオミはウチのクリニックは
そこに登録するつもりはないのだという。ウィリアムも同様
に現在の保険維持機構には問題があり親友が昨年亡くなった
のをきっかけに医療制度を変えたいことを語る。最先端医療の
クリニックを始めたいのだとして、ナオミに運営を任せたい
だという。ナオミのことを色々と調べた事を告げ、この地域
では卓越した生殖医療従事者であること。一年で財政問題や
内輪のもめ事でクリニックを手放していること。ウィリアムは
この機会に最高の環境で働かないかと問う。貧しい人にもあらゆる
医療を提供出来る場にしたいのだという。しかしナオミは今の
クリニックは元夫・サムとイチから立ち上げたもので愛着がある
事を告げる。ウィリアムは君が追求する医療を実現するチャンス
だとして、一度考えて欲しいと語る。

サムとナオミはクリニックでばったり遭う。
サムはマヤの夏休みの件で話合おうとするが、ナオミは違和感な
態度を取っている事に気が付く。ダンカンと何か問題でも有った
のかと問うが、ナオミは順調だとしか語らなかった。

高校教師のドナ・キーティングがクリニックにやってくる。
尿路感染症なのか?と問うと、クラミジアに陽性反応が出ている
事を語る。サルファ剤とドキシサイクリンという薬でそれぞれの
病気に対処出来るが、感染経路に心当たりは有るのかと問う。
夫は長いこと浮気をしている事を告げ、この件は自分で何とか
処理するという。いつも生徒たちにも物事をきちんと見つめれば
答えは見つかると話しているのだと語る。夫とは別れないといけ
ないようだと告げる。

ピートはベンリサとランチをした後、クリニックへと検査の
為にやってくる。リサは妊婦35週目のバイオレットと遭うと
少し会話する。リサは母親になるというのは最高な事だと
アドバイスかる。ピートもバイオレットも複雑な視線を投げかけて
いた。

聖アンブローズ病院にフィリップがやってくる。
アディソンはあらためて、心筋症とは心臓の筋肉が機能しなく
なっている病気で、赤ちゃんがいるので余計に心臓への負担が
大きくなっているのだと語る。症状が進んでいるのですぐにでも
新しい心臓が必要になるのだとし、移植の待機リストに入れる
いう。ジャニーンには心臓の負担を軽減させる為にも、中絶
した方が良いかもしれない事を語る。
--------------------------------------------------------
■患者

ジャニーン

妊婦で心筋症の患者。
心臓移植が必要な程に心臓が悪化しており、仕事人間の
フィリップに対して、弟のマルコムは大事な人のことを
見ていないとして非難する。
マルコムがジャニーンを愛していることは明らか。

凄く皮肉が込められている流れで妻の為にしてやれることの
最大の意味を甘受出来るものだけど、心臓のドナーとなる
には適合問題とか、ドナーには糖尿病があるので移植出来る
のかなと思って見ていた。肝移植なんかはそれで出来ない
というエピソードを見た事が有るけど心臓は関係がない
のだろうか。

移植ドナーが家族に優先されるという事情も有るのだろう。
ただ正直フィリップがドナーカードにサインをする人物に
見えないだけに、やはりマルコムの他殺が疑われる。
何よりも死亡している状態ではダメであり、脳死の状態で
ある必要があるという辺りがまた意図的な死を感じさせる。

ジャニーンもマルコムに対して不信感を抱いているけど、
現実的に見ると誰かの支えが必要な状況という辺りがまた
色んな意味で辛い状況ではある。

いざ移植という際にはシャーロットが入って来て検死官の
調査をしてからだという事で、少し癖のある展開には
なったけど、このエピソードの続きは何らあるのだろうか?

ドナとボビー

高校教師と生徒の関係。
女性教師は35歳でベンは17歳。
メアリー・ケイ・ルトーノーの例が引き合いに出されたけど
ちょっと年齢差は確かにあるかな。
男性が年上ってパターンは有るけど、女性が年上の場合
関係は成り立つのだろうか?

そもそも後数ヶ月で18歳だというので、待てば良いだけ
じゃないのかって感じもするのだけど、そういう選択肢は
無かったのだろうか。

ボビー演じているCharlie McDermottは、なんと言っても
「ザ・ミドル 中流家族のフツーの幸せ」のお馬鹿な長男で裸で
ウロウロしているアクセル役を演じている彼だったことが一番衝撃だった
かも(笑)
アレルギーで全身が水ふくれのようになっていたけど、
なんかアクセルらしいみたいな感じに思えるんだよね。

ドナは別れを告げていたけど、本当の気持ちはどうだったの
だろうか?

■その他

バイオレットを巡り複雑な関係

ピーターもシェルダンも凄く身勝手な奴らだな。
どっちも応援する気にもなれないのだけど、患者や恋人に
関わっていくウチにバイオレットの存在の必要性が分かって
いく辺りの段取りだったり、気持ちに気がついた時にはもう
遅いって感じの切なさみたいなものは上手く出来ていたのかな。

サムとナオミ

この二人も完全にすれ違い。
色ボケしていたナオミだけどいつの間にか凄いところで
コネクションを作ってパシフィック・ウェルケアからのオファー
が来る。サムがナオミと相談しようとする時にはナオミは
そっぽを向けているし、逆も然りって感じで距離を置いて
付き合おうとした際にはやはり、オファーを受けていくって
ことになるのかな。この裏切りはある意味では相当遺恨を
残しそうな気もするのだけどね。

アディソンとノア

うーん、ノアの存在がまたウザすぎる。
キスし返してきただろうって感じだけど、子供が生まれる
という大変な時期にこのドラマはみんながみんな妊婦の
女性を裏切っていく。アディソンはまるで学習能力はなし。
こんな病院に治療を受けたいか?みたいな感じに思えてくる。

デル

また癖のある態度をとり続けている彼。
ピートがガツンと言った時には良い感じだったけど、
愛するナオミが他の病院に移籍したらどうなるんでしょうか
ね。ただピートは彼女は更生したとは言うけど、親権に
関してかなりデルは不条理な条件で逃げられたよね。


・Chad FischerのPrivate Practice End Theme

・The SpinnersのI'll Be Around
・Fiction FamilyのWhen She's Near
・Denison WitmerのCarry The Weight


アディソン・フォーブス・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医
ピート・ワイルダー (Tim Daly) 代替医療
サム・ベネット (Taye Diggs) 内科医、本を出版
ナオミ・ベネット (Audra McDonald) サムの元妻、生殖内分泌科
クーパー・フリードマン (Paul Adelstein) 小児科医、対人苦手
バイオレット・ターナー (Amy Brenneman) 精神科医
シャーロット・キング (KaDee Strickland) 医師・医局長
ウィリアム・デル・パーカー (Chris Lowell) 受付
マヤ・ベネット (Geffri Maya Hightower) 娘
シェルドン・ウォレス (Brian Benben) 精神科医
ノア・バーンズ (Josh Hopkins) 医師

リサ・キング (Idina Menzel) ベンの母
ウィリアム・ホワイト (James Morrison) パシフィック・ウェルケア
ドナ・キーティング (Melinda Page Hamilton) 高校教師
ジャニーン (Elise Neal) 妊婦、フィリップの妻
マルコム (Mathew St. Patrick) フィリップの弟、看護師
ボビー・ダグラス (Charlie McDermott) 高校生、アレルギーで運ばれる
ベン・キングス (Max Burkholder) リサの息子
フィリップ (Adam Lazarre-White) ジャニーンの夫、仕事人間、糖尿病
テッド・ダグラス (Tim Quill) 父
バーバラ・ダグラス (Meeghan Holaway) 母
--- (Charli Lindqvist) ER Nurse
--- (Micah May) Cop
--- (Bill Miller) Pathologist
--- (Lourdes Nadres) Critical Care Unit Nurse


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)


inserted by FC2 system