プライベート・プラクティス 迷えるオトナたち
Private Practice (aka プライベート・プラクティス LA診療所)
シーズン2

http://axn.co.jp/program/privatepractice/





15 Mar. 2010
第22話 幸せの行方 Yours, Mine and Ours

監督/Michael Zinberg 脚本/Jon Cowan、Robert L. Rovner
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ナオミはウィリアムが出資するパシフィック・ウィルケアから
経営責任者としてのオファーを受ける。彼に会うと彼からは
返事を楽しみにしているという。
シャーロットはウィリアムが自分以外の人たちと色々と会話
している事を知ってクーパーに相談するが、クーパーの携帯
が突然鳴り出す。これは"バッタ警報"・・・つまり出産予定日
を迎えているバイオレットが産気づいたという合図だった。
デル、ピート、アディソンなどが集まる中、クーパーも分娩室
へと向かう。しかしデルはまだ子宮経管が開いていないので
産気づいてはいないと語る。予定日を一週間も過ぎているのに
どういう事なのかとバイオレットは興奮する。シェルダン
遅れてやってくるが"誤報"だと知る。子供の為にブタの人形を
買ってきたとして、バイオレットに渡す。

アメリアゾーイは互いにナオミの患者で、不妊治療を受け、
体外受精を受けたものたちだった。二人とも同じ検査・同じ
移植、同じ症状を持っているので互いに情報交換している内に
仲良くなったのだという。ナオミはじゅう毛検査の結果が出る
ので個別に話合う事を告げる。

ケイティはピートの治療受ける。
流産してから辛かったのではないかとするが、ケイティは
もう悲しみはなくなったと告げ考え方を変えたのだという。
命を作ったということ自体が奇跡だと考えるようになったの
だという。ピートは異変を感じて処方計画に従って治療を
受けて欲しい事を告げ、貴方は妄想の世界に陥りやすい体質
にある事を告げる。

アメリアの検査をする中、ナオミの元にデルがやってくる。
じゅう毛検査の結果を持ってきたのである。
一方モーガンに対してアディソンは子宮経管を縛っていた糸を
抜いた事を告げる。ノアも立ち会っていたが、その知らせを
受けて病院に戻る事を告げる。モーガンは少しくらくらする
というのでアディソンは2、3時間はベッドで休んでいて欲しい
事を告げる。色々とありがとうというノアとアディソンの二人
が目配せしているのを見て、モーガンは突然アディソンに
対してノアと見つめ合っていた事を告げ、寝たのでしょう
問われる。

アメリアのじゅう毛膜を採取した結果、赤ん坊はベータサラセミ
アの検査で陽性が出たのだという。アメリアの周りにその遺伝
的保因者はいないとするが、ナオミが調べると、私が移植した
受精卵の他の患者の中で、午前中に移植したゾーイはベータサラ
セミアの保因者であることが分かる。一体どうしてこうなったのか。
アメリカとゾーイの赤ん坊が入れ替わっているのだと告げる。

ナオミはみんなを集めて、最悪のミスが起きた事を語る。
受精卵の取り違えだという。移植用の注射器を用意するのは
デルの仕事だとし、サムはこの所デルはずっと上の空で仕事
にならなかったことを指摘。しかしデルは移植には様々な
プロセスがあるのに誰もミスかは分からないハズだと語る。
ナオミは最終的には医師免許のある私の責任だとするが、今
話合うべきは患者への対応だと語る。アメリアの場合、既に
夫は他界してうり、受精卵は最後のものだったのだという。
アディソンはこれが世間に知られたら病院としても不味いことに
なるとして、今すぐにダメージコントロールする必要がある
語る。その為にはその手の弁護士が必要だとすると、ナオミ
ダンカンに頼むと語る。
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■患者

アメリアとゾーイ

受精卵を間違えて入れられてしまった妊婦。
これって状況がよく分からないのだけど、互いに生んでから
赤ちゃんを交換するっていうのはダメなのかな。
それとこうなった場合って、どの人がどの赤ちゃんに対して
権利を持てるものなのか?ゾーイは堕胎して新たに妊娠させる
みたいな事を語っていたし、アメリアには出産して養子に
出してみたいな話になっていた気がするんだけど、まるで
どういうことになっているのか分からない。
ゾーイとしては、遺伝病を持つ子は要らないみたいなところが
有ったりするのか?

デルの最近の目に余る行動のせいでやっぱりこんな風になった
か。どうもデルは受け付けないせいも有って、彼の行動が
鼻につく。子供の件では確かに不幸なんだけどね。

ゾーイ・ソルター役のTessa Thompson
「666 Park Avenue」のローレル・ハリス役
Detroit 1-8-7」のローレン・ワシントン役
HEROES」のレベッカ・タイラー役
ヴェロニカ・マーズ」のジャッキー・クック役


ケイティ

シーズン2の19話で初登場した彼女。
精神科医にとってはこういうリスクっていうのも当然ある
出来事なのだろうか?ちょっと安易に患者と接してしまった
感じだね。
これでケイティが強引に取り上げたとしても、精神病的
心神耗弱で無罪になってしまったりするのかな。
あまりにもいたたまれない状況過ぎて何も言えない。
助けに来る男こそ神!って感じがするけど、クーパーは
本当に室内の騒ぎに気がつかないのだろうか。

一年前のバイオレットは一人の男性を追いかけていたのに
今では二人の男性に追いかけられている立場。ホント色んな
面でかみ合わない状態だね。
ただピーターといると幸せだということを実感したバイオレット
はようやく決断したのに・・・ピーターは戦う決意をした
とのことだけど、ケイティに対してどんな行動に出るのだろう
か。

ヘザー

薬中のデルの彼女。元々はデルがヤクを薦めたのがきっかけ
でこうなってしまったんだっけか。しかし自分から出て行って
結局戻ってくる。しかも子供を渡すので1万ドルを求める
というとんでもない母。アメリカのドラマではたまに出てくる
タイプだけどね。それだけ容易に薬が手に入る環境にある
というのが問題なんだろうね。

■その他

シャーロットとナオミ

ナオミとしては心機一転してやり直したい思いがあるのだろう
けど、自分で立ち上げた病院を辞めていくというのは相当
癖のある状態だね。
シャーロットは逆にハッキリと言われてしまった。
部下に気分良く仕事をさせることが出来ない人であること。
確かにクーパーに対する態度を見ればそれもよく分かる。
色ぼけしていて最近仕事も大してしていないナオミとトレード
して是非今度はこちら側に来て欲しいところだ。

アディソンとノア

この二人も何をしているんだかね。
ホント、アディソンって、反省しない人だ。
ノアの素性だってあんまり良く知らない状態でしょうに。
妊娠中によく他人と関係を持とうと出来るなぁと感心する。


・Chad FischerのPrivate Practice End Theme

・Elliott SmithのAngeles
・They Might Be GiantsのBirdhouse in Your Soul
・Zee AviのMonte
・Rosie ThomasのSay Hello
・Miranda Lee RichardsのBreathless


アディソン・フォーブス・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医
ピート・ワイルダー (Tim Daly) 代替医療
サム・ベネット (Taye Diggs) 内科医、本を出版
ナオミ・ベネット (Audra McDonald) サムの元妻、生殖内分泌科
クーパー・フリードマン (Paul Adelstein) 小児科医、対人苦手
バイオレット・ターナー (Amy Brenneman) 精神科医
シャーロット・キング (KaDee Strickland) 医師・医局長
ウィリアム・デル・パーカー (Chris Lowell) 受付
マヤ・ベネット (Geffri Maya Hightower) 娘
シェルドン・ウォレス (Brian Benben) 精神科医
ノア・バーンズ (Josh Hopkins) 医師

モーガン・ゲルマン (Amanda Detmer) ノアの妻・妊婦
ウィリアム・ホワイト (James Morrison) パシフィック・ウィルケア経営
ダンカン (D.B. Woodside) 弁護士
ケイティ・ケント (Amanda Foreman) 妄想症の患者
アメリア・ソーヤー (Robin Weigert) 妊婦
ヘザー (Agnes Bruckner) デルの元恋人
ゾーイ・ソルター (Tessa Thompson) 妻
マーティ・ソルター (DaJuan Johnson) 夫
ベッツィー・パーカー (Hailey Sole) デルとヘザーの娘
--- (Rhonda Marie Alston) Hostess
--- (Jean Volmy) Patient

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)


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