私はラブ・リーガル
Drop Dead Diva シーズン3

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August 7, 2011
第7話 2人のママ Mother's Day

脚本/Jeffrey Lippman 監督/Kevin Hooks
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ジェーンはデビーシエラカジノの広告"エビ食べ放題"の写真
モデルとして掲載された事を知りステイシーに対して、私の事
が出ていると語る。勿論デビーとしての私だという。恐らく
エージェントのハヴィエルと組んだ時のものだとし、グレイソン
がこれを知れば喜ぶはずだという。
ステイシーはフレッドのランチの為にメッセージカードを
入れていた。毎日入れているのだという。しかしフレッドは
ランチを受け取ると"またピーナツバターなのか"と問うと、
メッセージカードも入って居ないと文句を言う。それを聞いた
ステイシーは私はあんたのママじゃないとして激怒する。

ジェーンは事務所に行くとグレイソンの前でLAウィークリー
見たかと問う。デビーが掲載されていることを告げると、
グレイソンの反応はジェーンが想像していたのとは逆で、
屈辱的で不愉快だという。デビーの許可無く使用している
して法廷で戦うと語る。

ジェーンはデビーだった頃のことを思い出していた。
ハヴィエルとの契約書に於いてグレイソンは、その契約書を
見てこんな契約書にサインしてはダメだと告げ"永久の権利を
認める"という契約書だという。撮影した写真は全部彼の物に
なってしまうのだという。自分を安売りしてはダメだというグレ
イソン。

ジェーンの元にステイシーから電話が鳴ると、デビーの写真の
件でグレイソンの反応は全く逆だった事を語る。
そんな中私のママがオフィスに来ていると告げると、私のママ
と言ってもデビーのママ・ボビーの方だという。
そんな中テリーがジェーンの元にやってくると、ジェーンに
見せたいものがあるという。
イカれた乗客が脱出シュートを使って飛行機から跳び下りた
というニュースだったが、なんとそれはエレーン・ビンガム
つまりジェーンの母だったのである。ロサンゼルス国際空港
の出来事で私のママがテレビに出ている事を知る。30分前の
録画映像だという事を知ると、その直後にジェーンの元に
エレーンから電話が鳴る。
ジェーンはエレーンが捕まっている警察署にいくと、私は
あの鉄の塊の中に6時間も閉じ込められていたのだという。
パパは休日をメキシコに釣りに行ったので私はアンディ・ウィリ
アムズのステージを見たいと思って来たのだという。
ジェーンは連邦裁判所からの令状が出ている事を告げる。

フリーランド判事の下、ボート検事補はエレーンのことを
業務妨害などで起訴する。しかしジェーンは無罪を主張する
と自己制約による保釈を求める。ボートは20万ドルの保釈金を
求める。国土安全保障省を動かし空港を閉鎖させたのだと
するが、判事は確かに重罪としての起訴だが、この場合1万ドル
が妥当だと語る。

グレイソンはボビーに対して、デビーの写真がシエラカジノ
の広告に使用されている事を告げ、訴えようと語る。相手は
デビーを守る人間が居ないと思って写真を無断で使用しており、
自分には訴える権利はないのでデビーが訴えを起こして欲しい
というもの。悪者を訴えようと告げる。そんな中、パーカーが
やってくると、ボビーのことを気に入り、何か有れば遠慮無く
電話して欲しいとして名刺を渡すのだった。

キムはフレッドに対してバーナードリカーズの契約書は作成
し終わったのかと問うと、フレッドはボーっとしながら、
ステイシーに怒鳴られたとしてショックだと語る。あんたの
ママじゃないと言われたがどういう意味なのかと問う。すると
あなたの世話が嫌なのだろうとし、あなたはステイシーと
出会う前には主体性を持ち趣味を持っていたのだという。今は
ステイシーという惑星の回りをぐるぐる回る衛星だと語る。
ちゃんとした自立をして不安がらせて存在感を与えれば良いと
アドバイスを受けるのだった。
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●ジェーンのママ・LA国際空港で大暴れ
・訴状・業務妨害・危険行為
・担当・ジェーン
・判事・フリーランド

ジェーンの母・エレーンとデビーの母・ボビーが同時に登場
してきたのでジェーンとしては複雑だったに違いない。
心の母はボビーであり肉体的な母はエレーンである。

冒頭からとんでもないことをしたエレーンを助けることは
無理ではないかと思わせた。近年空港で搭乗者で暴れて
飛行機が引き替えされるという事件の記事を何度か目に
している。大抵韓国とか中国の客だとされているけど、
日本の客も酒を飲んで酔って悪態をつくというケースは
有るそうだ。

エレーンはウエストイースト87便に閉じ込められたエレーンら
乗客たち。

少しずつエレーンの話を聞いているウチに、彼女がした事の
正しさというものを証明していくことになるけれど、何故
ジェーンは最初から乗客に話を聞こうとはしなかったのだ
ろうか。

格安航空機が世界中で幅を利かせている中で、こうなる
ことも想定されるべき事態だろうね。
エレーンによって未然に乗客の不満の爆発を防ぐ説を唱えて
受け入れられるのは難しいだろうなと思ったし、テレビ番組組で
インタビューを受けた時には絶体絶命かと思われた。
先週のグッドワイフ」S4-7でも芸人が不利な状況でもテレビ
に出演してジョークを繰り返し発言するので絶望的状況かと
思われたけど、証人リストに呼ばなかった女性スタッフの
匿名的証言と、当時の状況を再現して、無罪を勝ち取る
ところなどは面白く出来ていたかな。

ボビーの出演は
Season 1, Episode 4
Season 2, Episode 7
に続いて三度目。
パーカーと関係を続けていくのか気になるね。

エレーンの出演は
Season 1, Episode 11
Season 2, Episode 5
に続いてこれまた三度目。

デビーがどんな人物なのかはジェーンを通して見られるのだけ
ど、このドラマジェーンはどうなのかが気になるね。

最後はボビー&エレーンでカラオケパフォーマンスを披露して
いた。この二人が友達になれば、ある意味ジェーンとしても
遭いやすくなるのだろうけどね。

●シエラカジノのチラシにデビーの写真が・・
・訴状・肖像権侵害
・担当・グレイソン
・判事・ドナルドソン

グレイソンはデビーの広告が世に出ることが嫌だったの
だろうか。デビーはそもそも亡くなってしまっており、
今後は人々の記憶から忘れられているばかり存在なので、
知り合いから忘れられない為にも広告として世に出るという
のはそれ程悪い事ではないような感じもする。
肖像権云々で異議を唱えたいのは分かるけど、デビーの
生前の気持ちというのに気がつかなかったとするグレイソンに
遠巻きに伝えていくジェーンの切なくも上手いサポートが
遭った。
ただジェーンは弁護方針を相手弁護士に話してしまうというのは、
弁護士資格の剥奪に値するほどのことをしでかしているように
思えるし、少なくとも事務所の倫理規定違反のような感じにも
思える。ステイシーは「サバイバー」の秘密同盟のようなものね
と語っていたけどね。

グレイソンは「マックリントック対スケリーオイルの判例」を
引き合いに出す。
一方でジェーンの入れ知恵されていた企業側は、「タイム対
コンロイ裁判の判例」を引き合いに出して、契約の当事者は
同じ分野で同じレベルの経験があれば暗黙の承諾があると認めた
ことを語っていた。

●その他

・フレッドとステイシー

デビーとグレイソンのエピソードとは逆のパターンとして描かれた
二人のエピソード。

冒頭からフレッド何様的展開。
毎日ピーナツバターサンドとはいえ用意してくれたり、メッセージ
を入れてくれたりするステイシー。
ステイシーファンにとっては、何でこんな奴が・・って感じ
で、最近ようやくフレッドの存在を受け入れ始めていたのに
再び不愉快なキャラへと転身していった。
「ベーグルを食べるなんてどうしたの」・・・゛もう2個目なの」。
予想以上にフレッドがとったワガママのような行動が、意外にも
ステイシーの気持ちを気づかせるところに繋がって居たし、
そしてまたフレッドの気持ちというのも間接的ではあるけど
伝わった。
フレッドがキムのクライアントで知人のカルヴィンが留守宅を
管理してくれる人を捜しているとしてそこに住めることを
告げ、そこに住もうとしていた。カルヴィン演じている
Jon Wellnerは、「CSI:科学捜査班」のラボスタッフのヘンリー・
アンドリュースだ。

■検索用キーワード



■使用された曲

・Brooke Elliott, Sharon Lawrence and Faith PrinceのLean on Me
・Shine by Dax Bauser


ジェーン・ビンガム (Brooke Elliott) 外見は冴えない、やり手弁護士
テリー・リー (Margaret Cho) ジェーンのアシスタント、友達
グレイソン・ケント (Jackson Hurst) デビーの元婚約者
キム・カズウェル (Kate Levering) ジェーンの同僚・ライバル
ステイシー・バレット (April Bowlby) 一流モデルを目指すルームメイト
フレッド (Ben Feldman) ジェーン(デビー)の守護天使
ジェイ・パーカー (Josh Stamberg) 法律事務所代表
デビー・ドブキンズ (Brooke D'Orsay) 一流モデルを夢見るブロンド美人

ボビー・ドブキンス (Sharon Lawrence) デビーの母
スティーブ・ボート (Michael Reilly Burke) 検事補
カルヴィン (Jon Wellner)
エレーン・ビンガム (Faith Prince) ジェーンの母
フリーランド (Cynthia Barrett) 判事
エドワード・バイナー (Bob Cousins) イーストウエスト航空
レネイ・ラファーティ (Shannon Eubanks) 客室乗務員
本人出演 (Nancy Grace) ニュース番組
ポーラ・デューイ (Rhoda Griffis) シエラカジノ側弁護士
ドナルドソン (Margo Moorer) 判事
--- (Keith Brooks) Juror
--- (Neil Ramsay) Juror
--- (Sherrod Sisco) Juror
--- (Jilian McLendon) Patron
--- (Tabatha Minchew) Party Girl



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