ザ・ホワイトハウス
The West Wing

第3話 報復攻撃 A Proportional Response

脚本/Aaron Sorkin 監督/Marc Buckland

シリア軍によって非武装の輸送機が墜落される。
それを知った大統領は報復のシナリオを作らせるが、3日経って
も計画書が上がってこず、イライラを募らせ、ファーストレディ
や職員達に当たり散らしていた。
一方そんな忙しい中、サムが高級コールガールと関係を持った
事が問題になる。サムは友人としての付き合いだと語るが、
クレッグ報道官(CJ)は、本人の気持ちの問題ではなく、世間が
それをどう判断するかが重要だとして激怒する。

なんか大統領が最初から最後までメガネを探していた印象ばかり
が残っているな。その場所をずばり推理したチャールズ・ヤング
の優秀さみたいのを前面に出した話しだけど、ジョシュは
何でチャールズをそんなにも大統領の私設秘書にしたがるの
だろうか?

今回は大統領が冷静さを失う話しだった。
攻撃された事に対する比例報復を行うとする上層部に対し、
大統領は全面報復を指示する。レオの忠告も聞かず、ローマ
帝国時代の話しを持ち出し、アメリカ人は世界中何処を歩い
ても安全で、仮に危害を加えたときは酷い報復が有ることを
分からせなければならないという。確かに心情的には分かる
のだが、こういう時感情的になった人間を抑える人物が
近くに居ることの必要性を強く感じるね。あのまま大統領の
指令が通っていれば、同盟国も含めてアメリカの権威が
失墜するところだった。

コールガールの件はどうなるんでしょうか。
CJは自分だけその事実を知らなかったとして、ジョシュを
怒っていたけど、こういうのを女性に相談するっていうのも
難しいことだからね。そうは言っていられない事もよく分かる
けど。

CJ vs ジョシュの激しい罵声のやりとり。

"このカリフォルニア大卒のフェミニスト"
"エリート主義のハーバード出のくせに成績はイマイチのファ
シスト"

これが本音なんだろうなと思うと面白かった。

マーティン・シーン (ジェド・バートレット) 大統領
ロブ・ロウ (サム・シーボーン) 広報部次長
アリソン・ジャニー (CJ・クレッグ) 報道官
ジョン・スペンサー (レオ・マクギャリー) 首席補佐官
リチャード・シフ (トビー・ジーグラー) 広報部長
ブラッドリー・ウィットフォード (ジョシュ・ライマン) 次席補佐官
ジャネル・モロニー (ドナ・モス) ジョシュの秘書
デュレ・ヒル (チャーリー・ヤング) 私設秘書
ストッカード・チャニング (アビー・バートレット) 大統領夫人

Moira Kelly (マンディ・ハンプトン) ジョシュの元彼女
Lisa Edelstein (ブリタニー'ローリー') サムと一晩を共にする
John Bedford Lloyd (ロイド・ラッセル) 候補者の一人
William Duffy (ラリー)
Merrin Dungey (デイジー) マンディの事務所の女性
Renee Estevez (ナンシー)
Melissa Fitzgerald (キャロル・フィツパトリック)
Jana Lee Hamblin (ボビー) レポーター
Victor Love (マイク) レポーター
Kathryn Joosten (ドロレス・ランディンハム) 大統領の秘書
Suzy Nakamura (キャシィ) 大統領府職員。アジア系
Robyn Pedretti (キャンディ) 副大統領の側近
J. August Richards (ビル) 副大統領の側近
NiCole Robinson (マーガレット・フーパー)
Rose Rollins (スザンヌ)
John Amos (パーシー・フィッツウォレス) 議長

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