ザ・ホワイトハウス
The West Wing

第4話 裏舞台 Five Votes Down

脚本/Lawrence O'Donnell、Patrick Caddell
監督/Michael Lehmann

大統領はトビーとサムが作成した原稿に従い演説を行う。
好評かに思えたが、銃規制法案に関する議員の指示が得られず
5票失ってしまう。スタッフたちは反対票を出した中でも、
これまで大統領を指示していた5票を巡って特定を急ぐ。
カッツェンモンヤーとウィックだと分かるとすぐに対策を
講じるようスタッフは動き回る。
翌日、政治家たちの資産公開が行われる。
贈答品などの細かいチェックが入る中、トビーが株で大儲け
している事が明らかになる。これまでに全く株の購入履歴の
無いトビーが突然購入した株価は彼が購入した後に12万5千
ドルまで高騰し、その原因はトビーの友人である大学教授の
演説がきっかけだという。どんな形であれ株価操作を企てたり
実行することは連邦犯罪になる。そう言われトビーは自分の
潔白をどうすれば信じてもらえるのか苦悶する。

今回は銃規制法案可決に向けて揺れ動く大統領府の様子を
描いた話しだった。
やはりドラマとして上手いのは、その話しを主柱にして、
トビーの株問題と、レオの結婚記念日を巡る話しを盛り込んだ
点だろう。

可愛そうなことにトビーが苦しんでいるのに、周りは冷やかす
人ばかり。CJなんて悪のりが過ぎていたぞ。

レオのエピソードもとても可愛そうなものだった。
仕事と家庭に揺れ動く様。
結婚記念日を忘れてしまった事に対してなんとか挽回しようと
するものの、それも空しく別居する事が決定してしまう。

反対票を出す5名。
カッツェンモイヤー、ウィック、オバノン、ティリングハウス、
レブラント。

カッツェンモイヤーに関しては、ジョシュの圧力によって
上手く制圧することに成功する。それを発端に謀反は沈静化し
オバノンとレブラントも説得に成功。
ウィックの反対理由がまた情けない。
ジョシュの友人みたいだが、志が低いというか、幼いというか。
まるで駄々をこねる子供の行動だ。
大統領と一緒の写真を取ることで満足らしい。

強敵はティリングハウス。
最初は黒人議長のリチャードソンに頼むがボツ。
万策尽きて仕方なく副大統領のホインズに頼むことになる。
この人の狡賢いこと。これくらいの抜け目の無さが無いと
政治家なんてやっていられないんだろうね。

最後にトビーの悩みで相談し有っているところに、薬で
ラリっている大統領登場。腰痛薬ってこんなにラリる成分
が入っているものなのか。酔っぱらいおじさんの乱入みたいで
トビーには気の毒だけどなんか面白かった。

マーティン・シーン (ジェド・バートレット) 大統領
ロブ・ロウ (サム・シーボーン) 広報部次長
アリソン・ジャニー (CJ・クレッグ) 報道官
ジョン・スペンサー (レオ・マクギャリー) 首席補佐官
リチャード・シフ (トビー・ジーグラー) 広報部長
ブラッドリー・ウィットフォード (ジョシュ・ライマン) 次席補佐官
ジャネル・モロニー (ドナ・モス) ジョシュの秘書
デュレ・ヒル (チャーリー・ヤング) 私設秘書
ストッカード・チャニング (アビー・バートレット) 大統領夫人

Moira Kelly (マンディ・ハンプトン) ジョシュの元彼女
Lisa Edelstein (ブリタニー'ローリー') サムと一晩を共にする
Kathryn Joosten (ドロレス・ランディンハム) 大統領の秘書
Suzy Nakamura (キャシィ) 大統領府職員。アジア系
Tim Matheson (ジョン・ホインズ) 副大統領
Robyn Pedretti (キャンディ) 副大統領の側近
J. August Richards (ビル) 副大統領の側近
Jackie Roberts (ジャニーン) 副大統領の秘書
NiCole Robinson (マーガレット・フーパー)
Thom Barry (マーク・リチャードソン) 黒人議長
Mark Blum (カッツェンモイヤー) 反対票
Michael McGuire (ティリングハウス) 反対票
Jay Underwood (クリストファー・ウィック) 反対票
Sara Botsford (ジェニー・マクギャリー) レオの妻
Melissa Fitzgerald (キャロル・フィッツパトリック)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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