ザ・ホワイトハウス
The West Wing

第8話 四面楚歌 Enemies

脚本/Rick Cleveland、Lawrence O'Donnell、Patrick Caddell
監督/Alan Taylor

大統領は今回銀行法案の通過を目論み、それが目前に思えた
が、大統領選で恨みを買った議員の2人から否決させられ
そうになる。
大統領側としては強固な姿勢で立ち向かいたいが、一方で
妥協し反対議員が提出する付帯条項を飲むことも考える。

突然大統領の国立公園マニアっぷりが発揮されたので何かと
思ったが、きっちり最後に話しが繋がっている辺り流石だね。

ジョシュが妥結する事に反対していたのは、景観の美しい
岩山を開発される事を嫌っていた為のものだったのだろうか?
それとも敵対議員に弱味を見せたくなかった?

マンディーは妥協案に賛成派。というよりも銀行法案の良さ
を知ってなんとか通したいと思っていたのだろうね。

一方今回のトビーは何処か調子が狂う。
前回のあのインドネシアに対する祝辞の件が響いているのだ
ろうか。最後にどうでも良いような運輸副長官の誕生日の
祝辞の件でサムと原稿書きの仕事を取り合っていたのが笑える。

一方、今回はレオも大活躍。
妻の近況を知りたいと娘・マロニーに近づくが、彼女は完全に
母親の味方。父親が仕事を優先する辺り家庭を捨てたと思って
いる。朝っぱらから二人してつまらない話しで話しの本質から
砕けまくっていたのが印象的。
サムとマロニーが京劇のデートをするのを知って閃いたのは、
仕事を優先するのは自分だけでなく、マロニーが好意を寄せる
サムも同じであることを示したかったのだろうね。
案の定、サムは京劇を見に行く直前にレオに仕事を言い渡され
大統領も上手く妨害工作して、マロニーにこの政府職員の
仕事の融通の利かなさを知らしめた。

それにしても相変わらず大統領と副大統領の仲は悪いね。
閣僚会議の件で、更に険悪なムードになってしまった。
記者のダニーに嗅ぎまわされて、記事になりそうな所を間一髪
止めたのはCJ。交換条件は大統領への単独インタビューと
CJが歌うのをみたいだって。確かにCJが歌うところ見たいな。

マーティン・シーン (ジェド・バートレット) 大統領
ロブ・ロウ (サム・シーボーン) 広報部次長
アリソン・ジャニー (CJ・クレッグ) 報道官
ジョン・スペンサー (レオ・マクギャリー) 首席補佐官
リチャード・シフ (トビー・ジーグラー) 広報部長
ブラッドリー・ウィットフォード (ジョシュ・ライマン) 次席補佐官
ジャネル・モロニー (ドナ・モス) ジョシュの秘書
デュレ・ヒル (チャーリー・ヤング) 私設秘書
ストッカード・チャニング (アビー・バートレット) 大統領夫人

Moira Kelly (マンディ・ハンプトン) ジョシュの元彼女
Lisa Edelstein (ブリタニー'ローリー') サムと一晩を共にする
Kathryn Joosten (ドロレス・ランディンハム) 大統領の秘書
Suzy Nakamura (キャシィ) 大統領府職員。アジア系
Tim Matheson (ジョン・ホインズ) 副大統領
Robyn Pedretti (キャンディ) 副大統領の側近
J. August Richards (ビル) 副大統領の側近
Jackie Roberts (ジャニーン) 副大統領の秘書
NiCole Robinson (マーガレット・フーパー) 大統領府職員
Sara Botsford (ジェニー・マクギャリー) レオの妻
Melissa Fitzgerald (キャロル・フィッツパトリック)

Elisabeth Moss (ゾーイ) 大統領の末娘
Allison Smith (マロリー・オブライエン) レオの娘
Devika Parikh (ボニー) 大統領府職員。黒人系

Charley Lang (スキナー) 議員
Timothy Busfield (ダニー) CJに好意を持つ記者

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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