ザ・ホワイトハウス
The West Wing

第9話 問われた過去 The Short List

脚本/Aaron Sorkin、Dee Dee Myers 監督/Bill D'Elia

ジョセフ・クラウチ連邦裁判所最高判事の引退に伴い、
新しい最高裁判事を誰にするかでもめる話し。
大統領側としては民主党員であり、経歴も申し分ない
ハリソン候補をこのポストに置きたいと考える。

冒頭からジョシュとCJが大喜び。

今回は大統領府の重要なポストに居る面々の判断の誤りみたい
のを色んな所で見ることが出来た。
それに比べて彼らを端から見ている人たちは冷静に判断して
いた感じだね。

ジョシュにお就きの秘書ドナも楽観は禁物だと諭していたし、
ジョセフ最高裁判事もメンドーサの事も考慮すべきだと
大統領に迫る。
選挙の時は強硬派だったけど、就任した途端中道派になった
との事だけど、本当に良い人選をせずに、経歴や肩書きばかり
で決めた大統領の事を皮肉って居るんだろうね。

大統領たちが押すハリソン。
記者会見の前に何者かから過去のハリソンの論文に関する
ことを密告する連絡が有ったことから話しは急転する。
プライバシー関連のレポートの様だけど、この中で何を言って
いたのだかイマイチよく分からなかった。
それ程不都合な主張だったのだろうか。

それと今回はもう一つ、リリエンフィールドなる議員が
突然大統領府を非難する会見。
職員たちの麻薬汚染が深刻だという。
最初は無視していたが具体的な数字を出されて、問題を直視
するようになる。結局狙いはレオだったみたい。
彼にはアルコール依存症の他に薬物依存の過去が有るようで、
とても厳格そうな人だけど、その原動力はこういうところ
に有ったと思うと、ちょっと可愛そうだね。
みんなは守ると言ったけど、果たして守りきれるのだろうか。

マーティン・シーン (ジェド・バートレット) 大統領
ロブ・ロウ (サム・シーボーン) 広報部次長
アリソン・ジャニー (CJ・クレッグ) 報道官
ジョン・スペンサー (レオ・マクギャリー) 首席補佐官
リチャード・シフ (トビー・ジーグラー) 広報部長
ブラッドリー・ウィットフォード (ジョシュ・ライマン) 次席補佐官
ジャネル・モロニー (ドナ・モス) ジョシュの秘書
デュレ・ヒル (チャーリー・ヤング) 私設秘書
ストッカード・チャニング (アビー・バートレット) 大統領夫人

Moira Kelly (マンディ・ハンプトン) ジョシュの元彼女
Lisa Edelstein (ブリタニー'ローリー') サムと一晩を共にする
Kathryn Joosten (ドロレス・ランディンハム) 大統領の秘書
Suzy Nakamura (キャシィ) 大統領府職員。アジア系
Tim Matheson (ジョン・ホインズ) 副大統領
Robyn Pedretti (キャンディ) 副大統領の側近
J. August Richards (ビル) 副大統領の側近
Jackie Roberts (ジャニーン) 副大統領の秘書
NiCole Robinson (マーガレット・フーパー) 大統領府職員
Sara Botsford (ジェニー・マクギャリー) レオの妻
Melissa Fitzgerald (キャロル・フィッツパトリック)

Elisabeth Moss (ゾーイ) 大統領の末娘
Allison Smith (マロリー・オブライエン) レオの娘
Devika Parikh (ボニー) 大統領府職員。黒人系
Charley Lang (スキナー) 議員
Timothy Busfield (ダニー) CJに好意を持つ記者

Holmes Osborne (ピーター・リリエンフィールド)
Edward James Olmos (ロベルト・メンドーサ) 次期最高裁判事
Mason Adams (ジョセフ・クラウチ) 現最高裁判事
Ken Howard (ハリソン) 判事

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