ザ・ホワイトハウス
The West Wing


第14話 安息日
Take This Sabbath Day

脚本/Lawrence O'Donnell、Paul Redford、Aaron Sorkin
監督/Thomas Schlamme

死刑制度について、国が人を殺す事への抵抗感と法律との
間で揺れるホワイトハウス職員の心情を描いた。

有る意味ジョシュだけは違った方角を向いたエピソードが
用意された。ジョーイ・ルーカスというオドワイヤー議員の
選挙参謀が選挙資金の割り振りを減らされたことに抗議しに
やってくる。30年間苦汁を飲んできた議席の確保にようやく
手が届く位置まで来ているのに、仲間の援護処か逆に締め付け
が厳しくなったという。
馬鹿な議員を踊らせておくことで、逆に政治的に利用価値が
有る点。そしてジョーイが支援しているオドワイヤーという
議員の無能さも大統領としては支持できないという点。
もう少し回りくどくその事を告げるのかと思ったけど、もの
凄くストレートに言い放ったところが少し驚いた。
最後にフォローの手があったけどね。

死刑制度を巡り、職員達の見解も様々。
公選弁護人から連絡を受けたサム。この電話さえ受けなければ
今頃は休暇をヨットレースで楽しんでいられたのにね。

ただサムも死刑制度には反対の立場。
CJはイマイチ関心が薄いという感じで、この件に関して深くは
関わりたくない様子。
マンディーは容認する立場だったかな。
トビーも容認する立場だけれど、ラビに説得を受けていた
感じだね。
レオは大統領にアドバイス。決めかねるのならば次期政権
に丸投げしてみてはどうかと。
大統領は実に難しい立場だったかな。
国民の71%は死刑制度に賛成していると言い聞かせてはいたけど。

色んな人に話を聞いた感じで、こういう人の話を聞く大統領
だからこそ支持が有るんでしょうね。

マーティン・シーン (ジェド・バートレット) 大統領
ロブ・ロウ (サム・シーボーン) 広報部次長
アリソン・ジャニー (CJ・クレッグ) 報道官
ジョン・スペンサー (レオ・マクギャリー) 首席補佐官
リチャード・シフ (トビー・ジーグラー) 広報部長
ブラッドリー・ウィットフォード (ジョシュ・ライマン) 次席補佐官
ジャネル・モロニー (ドナ・モス) ジョシュの秘書
デュレ・ヒル (チャーリー・ヤング) 私設秘書
ストッカード・チャニング (アビー・バートレット) 大統領夫人

Moira Kelly (マンディ・ハンプトン) ジョシュの元彼女
Lisa Edelstein (ブリタニー'ローリー') サムと一晩を共にする
Kathryn Joosten (ドロレス・ランディンハム) 大統領の秘書
Suzy Nakamura (キャシィ) 大統領府職員。アジア系
Tim Matheson (ジョン・ホインズ) 副大統領
Robyn Pedretti (キャンディ) 副大統領の側近
J. August Richards (ビル) 副大統領の側近
Jackie Roberts (ジャニーン) 副大統領の秘書
NiCole Robinson (マーガレット・フーパー) 大統領府職員
Sara Botsford (ジェニー・マクギャリー) レオの妻
Melissa Fitzgerald (キャロル・フィッツパトリック) 職員

Elisabeth Moss (ゾーイ) 大統領の末娘
Allison Smith (マロリー・オブライエン) レオの娘
Devika Parikh (ボニー) 大統領府職員。黒人系
Charley Lang (スキナー) 議員
Timothy Busfield (ダニー) CJに好意を持つ記者

Noah Emmerich (ボビー・ゼーン) 公選弁護人
Karl Malden (トーマス・カバナー) 神父
Marlee Matlin (ジョーイ・ルーカス) 選挙参謀
Bill O'Brien (ケニー・サーマン) ジョーイの手話助け
David Proval (グラスマン) ラビ

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