ザ・ホワイトハウス
The West Wing


第20話 不当な刑
Mandatory Minimums

脚本/Aaron Sorkin 監督/Robert Berlinger

大統領は選挙資金制度改革を断行する事を宣言。
その為の第一弾として改革派のベーコンとカルフーンを連邦
選挙委員会に指名する事になる。
共和党執行部はそれに対して報復措置として、大統領に不利な
法案を議論の場で持ち出すと圧力を掛けてくる話し。

ドラマとしては麻薬対策がメインとして扱われた感じだ。
コカインよりクラックの方が不当に量刑が重い事を問題視する。
クラックは黒人が主に使用するために同時に人種差別的な問題
も含んでいるという。
麻薬対策を主導しているサムがこれを訴えるが、レオやトビー
は先にやるべき事があるとして取り合おうとはせず、まずは
量刑の問題よりも予算配分に於いて、取り締まりよりは治療に
重点を置くべきだと考える。

レオがそれを訴えるから説得力があるというのは同感だった。
でも量刑の問題も同時に考えても良いのに、今考えるのは不味い
とするアルらの発言の意図がイマイチよく分からなかった。

民主党の下院議員と会ってくれとトビーは頼まれるが、誰かと
思えばトビーの元妻・アンディー。しきりにアンディーは
彼にパイを食べさせようとしていたね。自分が作った物では
無いのにどういう意図が有ったのか。
最後にこのネタふりも忘れずパイをもらうトビーの気遣いを
見ると何故二人が別れたのか気になるね。

CJは両党から指名する義務は無いと間違った発言をしてしまう。
一つの発言のミスが命取りになるということで、レオにボロクソ
言われ、しまいにはダニーにアマチュア扱いされる。

今回のCJは色々と感情的になり、マンディを一連の議論に参加
させなかったり、マンディの書いたメモを記事として取り上げ
たダニーを会見室でスルーしたり。まぁ今回の選挙制度改革に
於いて議員から報復されるのと同じように、ホワイトハウスに
不利な状況をもたらした人にペナルティを与えるというのは
間違いではないとと思うけどね。大統領がこの件を知っていた
というのは意外。

ジョシュは愛するジョーイとの再会。
"火曜日"用に新調したスーツを着込んでおめかししていたけど、
そのやりとりは面白かった。チャーリーもまたやたらと彼女が
美人であると強調してニヤニヤしながら近づいてくるところが
面白い。やっぱりジョシュはいじられると面白いなぁ。

最後は全員揃って大統領の寝室に集合。
何故こうもゾロゾロ集まってくるのかといった感じが面白かっ
たね。

マーティン・シーン (ジェド・バートレット) 大統領
ロブ・ロウ (サム・シーボーン) 広報部次長
アリソン・ジャニー (CJ・クレッグ) 報道官
ジョン・スペンサー (レオ・マクギャリー) 首席補佐官
リチャード・シフ (トビー・ジーグラー) 広報部長
ブラッドリー・ウィットフォード (ジョシュ・ライマン) 次席補佐官
ジャネル・モロニー (ドナ・モス) ジョシュの秘書
デュレ・ヒル (チャーリー・ヤング) 私設秘書
ストッカード・チャニング (アビー・バートレット) 大統領夫人

Moira Kelly (マンディ・ハンプトン) ジョシュの元彼女
Lisa Edelstein (ブリタニー'ローリー') サムと一晩を共にする
Kathryn Joosten (ドロレス・ランディンハム) 大統領の秘書
Suzy Nakamura (キャシィ) 大統領府職員。アジア系
Tim Matheson (ジョン・ホインズ) 副大統領
Robyn Pedretti (キャンディ) 副大統領の側近
J. August Richards (ビル) 副大統領の側近
Jackie Roberts (ジャニーン) 副大統領の秘書
NiCole Robinson (マーガレット・フーパー) 大統領府職員
Sara Botsford (ジェニー・マクギャリー) レオの妻
Melissa Fitzgerald (キャロル・フィッツパトリック) 職員

Stockard Channing (アビー・バートレット) 大統領夫人
Elisabeth Moss (ゾーイ) 大統領の末娘
Allison Smith (マロリー・オブライエン) レオの娘
Devika Parikh (ボニー) 大統領府職員。黒人系
Kim Webster (ジンジャー) 大統領府職員。
Charley Lang (スキナー) 議員
Timothy Busfield (ダニー) CJに好意を持つ記者

Jorja Fox (ジーナ・トスカーノ) ゾーイの護衛官
Chris Hogan (マーク・ミラー) CJにすり寄る
Nadia Dajani (リリー・メイス) 大統領夫人の秘書

John de Lancie (アル・キーファー)
Marlee Matlin (ジョーイ・ルーカス) ジョシュが好意
Kathleen York (アンディー・ワイアット) 民主党の下院議員
Chris Conner (ジャック) 記者
Paul Provenza (スティーブ・オノラート) MLB
Diana Morgan (ジェシー) 記者
Kris Murphy (ケイティー・ウィット) 記者

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