ザ・ホワイトハウス
The West Wing


第21話 民の声
Lies, Damn Lies and Statistics

脚本/Aaron Sorkin 監督/Don Scardino

今回は世論調査を行う話だった。

ドラマとしては月曜日の世論調査の5分前から始まり、水曜日
の夜の調査完了、そして現政権の支持率を知らせるまでを描い
た。

現在の支持率は42%。
先日掲げた選挙資金制度改革は国民から支持を得ているのか。
コカインとクラックの量刑の違いを指摘し、黒人差別ではない
かと問いかけ、刑罰の問題や取締りよりも中毒治療に重点を
置こうとした政策が果たして支持を得ているのか。

世論調査は最低でも6000千人に電話を掛けなければならない。


支持率について、トビーは数ポイントの下落。
ジョシュやサムは現状維持。CJは5ポイントの上昇を予想。

サムはローリーの卒業式に出るかどうかでトビーと言い争い。
結果出席はしなかったが、その後卒業祝いを渡すところを
マスコミに激写された。あの先に部屋に入った女の子が密告
したのか?因みにプレゼントはブリーフケース。司法生に対する
プレゼントとしては定番らしい。

レオは連邦選挙委員会の一人、バリー・ハスケルを呼び抱き
込もうとする。彼は政治献金禁止を内心では掲げているものの
他の人たちが反対しているために、どうしても大統領たちに
同調できないでいる。レオのたたみ掛けるような展開が上手い
な。ホワイトハウス初心者にいきなり大統領や長官らの居る
部屋に投げ込むなんて、心臓が可笑しくなるんじゃないか?

改革反対派のカッセンバックを処理するために色んな大使を
呼び出しごちゃごちゃするやりとりがあった。チャーリーが
その展開に関わっていた所など、脚本としても抜け目ない。
結局誰が何処に就くのかよく分からなかったが、大統領が
有無を言わさず言いくるめていた姿が印象的。
それよりも大統領がミクロネシアについて妙に詳しい所が
この大統領の持ち味といった感じか。

ジョーイとジョシュは英語の国語化の問題で話し合っていた
みたいだが、どうでも良い感じだった。ジョーイの答えが4日
経って戻ってきたところと、ジョーイは返答に困ると面白い
態度を取っていたね。

最後はCJの読みが良い意味で裏切られた。
メモの件などで最近CJは周りのスタッフから嫌われていると
感じていたので、少しは立場的に取り戻すものがあったかな。

マーティン・シーン (ジェド・バートレット) 大統領
ロブ・ロウ (サム・シーボーン) 広報部次長
アリソン・ジャニー (CJ・クレッグ) 報道官
ジョン・スペンサー (レオ・マクギャリー) 首席補佐官
リチャード・シフ (トビー・ジーグラー) 広報部長
ブラッドリー・ウィットフォード (ジョシュ・ライマン) 次席補佐官
ジャネル・モロニー (ドナ・モス) ジョシュの秘書
デュレ・ヒル (チャーリー・ヤング) 私設秘書
ストッカード・チャニング (アビー・バートレット) 大統領夫人

Moira Kelly (マンディ・ハンプトン) ジョシュの元彼女
Lisa Edelstein (ブリタニー'ローリー') サムと一晩を共にする
Kathryn Joosten (ドロレス・ランディンハム) 大統領の秘書
Suzy Nakamura (キャシィ) 大統領府職員。アジア系
Tim Matheson (ジョン・ホインズ) 副大統領
Robyn Pedretti (キャンディ) 副大統領の側近
J. August Richards (ビル) 副大統領の側近
Jackie Roberts (ジャニーン) 副大統領の秘書
NiCole Robinson (マーガレット・フーパー) 大統領府職員
Sara Botsford (ジェニー・マクギャリー) レオの妻
Melissa Fitzgerald (キャロル・フィッツパトリック) 職員

Stockard Channing (アビー・バートレット) 大統領夫人
Elisabeth Moss (ゾーイ) 大統領の末娘
Allison Smith (マロリー・オブライエン) レオの娘
Devika Parikh (ボニー) 大統領府職員。黒人系
Kim Webster (ジンジャー) 大統領府職員。
Charley Lang (スキナー) 議員
Timothy Busfield (ダニー) CJに好意を持つ記者

Jorja Fox (ジーナ・トスカーノ) ゾーイの護衛官
Chris Hogan (マーク・ミラー) CJにすり寄る
Nadia Dajani (リリー・メイス) 大統領夫人の秘書

Marlee Matlin (ジョーイ・ルーカス) ジョシュが好意
Conrad Bachmann (ケン・カトー)
Justin Colvin (ロドニー) 海兵隊
Thom Gossom Jr. (テッド・ミッチェル) ポルトガル大使
Sherry Houston (ダン・ラーソン)
Austin Pendleton (バリー・ハスケル) 選挙委員会
Bruce Wright (ロス・カッセンバック) 大使
Lawrence Pressman (ケン・コクラン) 大使更迭

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