ザ・ホワイトハウス
The West Wing


第22話 凶弾
What Kind of Day Has It Been

脚本/Aaron Sorkin 監督/Thomas Schlamme

第1シーズンの最終話。
最終話だけ有って最後はもの凄い展開になった。
冒頭から大統領の若者相手の講演。TVで全国生放送。

所々で意味ありげなサインを送られたり、色んな意味ありげな
やりとりが行われているが、大統領が車に乗り込もうとする
所で発砲があり、ドラマとしては12時間前に遡るという寸法だ。

ドラマとしての流れは2つ。
大統領の講演が差し迫っていく中で、イラクの飛行禁止区域で
アメリカ軍機F-117Aステルス機の消息が絶たれる。搭乗して
いるのは26歳の兵士・ホッチキスという事で救出作戦に忙し
なく動くという流れ。

もう一つはスペースシャトルの帰還が遅れている件。
このシャトルにトビーの弟・デビッドが搭乗しているという事
で今回トビーがナーバスになるという展開だった。

ジョシュのエピソードはイマイチ流れがよく分からなかったが
副大統領が選挙資金制度改革の反対派勢力と結託しようとする
動きが有るのか、それを阻止しようとする流れ。
ジョシュのエピソードはこれよりも椅子が壊れたタイミングが
面白かったな。ちょうどチャーリーとゾーイが話し合いして
いて"世界一のスタッフ"が働いていると言った傍から椅子が
壊れた。
レオから兵士の命を政治的駆け引きに使ったことに怒られて
しまうのがちょっと可愛そうなところ。

チャーリーは大統領に意見出来たことに喜んでいた。
ゾーイが後押ししてくれた格好だけどね。

CJとダニーのやりとりは凄かった。CJがダニーの頭を叩いた
ときの凄い音がまた笑える。CJの方が立場が下の場面だったが
そうは見えません。

最後はどうなったのかな。嫌でもシーズン2が見たくなる仕掛け
だね。

大統領はしきりに女子のソフトボールが見たがっていたのに、
周りがみんな馬鹿にする。チャーリーもそうだし、あのドロレス
さえもなんとなく嘲笑するような感じ。でも実際には大統領の
被害妄想なのかも知れないけどね。

マーティン・シーン (ジェド・バートレット) 大統領
ロブ・ロウ (サム・シーボーン) 広報部次長
アリソン・ジャニー (CJ・クレッグ) 報道官
ジョン・スペンサー (レオ・マクギャリー) 首席補佐官
リチャード・シフ (トビー・ジーグラー) 広報部長
ブラッドリー・ウィットフォード (ジョシュ・ライマン) 次席補佐官
ジャネル・モロニー (ドナ・モス) ジョシュの秘書
デュレ・ヒル (チャーリー・ヤング) 私設秘書
ストッカード・チャニング (アビー・バートレット) 大統領夫人

Moira Kelly (マンディ・ハンプトン) ジョシュの元彼女
Lisa Edelstein (ブリタニー'ローリー') サムと一晩を共にする
Kathryn Joosten (ドロレス・ランディンハム) 大統領の秘書
Suzy Nakamura (キャシィ) 大統領府職員。アジア系
Tim Matheson (ジョン・ホインズ) 副大統領
Robyn Pedretti (キャンディ) 副大統領の側近
J. August Richards (ビル) 副大統領の側近
Jackie Roberts (ジャニーン) 副大統領の秘書
NiCole Robinson (マーガレット・フーパー) 大統領府職員
Sara Botsford (ジェニー・マクギャリー) レオの妻
Melissa Fitzgerald (キャロル・フィッツパトリック) 職員

Stockard Channing (アビー・バートレット) 大統領夫人
Elisabeth Moss (ゾーイ) 大統領の末娘
Allison Smith (マロリー・オブライエン) レオの娘
Devika Parikh (ボニー) 大統領府職員。黒人系
Kim Webster (ジンジャー) 大統領府職員。
Charley Lang (スキナー) 議員
Timothy Busfield (ダニー) CJに好意を持つ記者

Jorja Fox (ジーナ・トスカーノ) ゾーイの護衛官
Nadia Dajani (リリー・メイス) 大統領夫人の秘書
Marlee Matlin (ジョーイ・ルーカス) ジョシュが好意

John Amos (パーシィ・フィッツウォレス) 議長
Emidio Antonio (ルゥ) 職員
Lisa Croisette (パティ)
Christopher M. Dukes (フィル)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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