ザ・ホワイトハウス
The West Wing (シーズン2)



第5話 女たちの闘い AND IT'S SURELY TO THEIR CREDIT

脚本/Kevin Falls、Laura Glasser 監督/Christopher Misiano
--------------------------------------------------------
ジョシュは襲撃事件に於いて流れ弾が当たり救急搬送された。
その時の
治療費の保険に該当しない分の料金5万ドルを支払う
様請求が届く。ジョシュはドナにその件で不安を口にする。

一方土曜日の朝の大統領の
ラジオ演説の収録についてドナは
心配していた。大統領はちゃんとやってくれるのかどうか。
金曜日にラジオ演説の収録を民主党の支援者を招いて公開録画
の形で行う。以前は見学者にキーホルダーを配りご機嫌取り
したドナは不安だった。

トビーはCJを見かけると話しかける。対立する共和党員だが
大統領の一存で法律顧問室に入れた
エインズリー・ヘイズ
ついてCJは受け入れたとするが、スタッフたちは女性と美人
だから反感を持っている事を告げる。
そんな中CJは、陸軍の
エド・バリー中将が引退を機会にテレビ
番組などに次々出演することを耳にする。大統領とは犬猿の仲
であり軍事力の不備を指摘する事で同時に政権に対する不備を
正そうとしているというのである。すぐにCJはキャロルに
バリー中将に向けて逢いたい旨を連絡するよう告げる。

一方ヘイズはレオの元を尋ね初の大統領府への出勤をする。
彼女が就くのは
法律顧問ライオネル・トリビーの下だった。
ヘイズは自分と正反対のトリビーが共和党を指示する自分が
同じ職場に就くことをどう思っているか尋ねると、レオは
トリビーの事を公平性を持つ人物なので受け入れるとするが
話しぶりからまだ話していない事を知り不安になる。トリビー
はテレビ出演の際に息巻いている姿があるために、怒鳴られる
のではないかとヘイズは怯えていた。
そこに不機嫌なトリビーがやってくる。本来ならば休暇で
南国に行く予定だったという彼は、エリザベス女王から貰った
というクリケットのバッドを振り回してやってくる。不機嫌な理由は
同じホワイトハウス内の広報部の職員が偽証した事によって
休暇が取り消されたことにあった。レオはそんな彼にヘイズ
を紹介する。元々は
ドライファートの下で働いていたとする
ヘイズに対して、バカ呼ばわりするトリビー。

トリビーは大統領の元に行くと、ヘイズの件で文句を言う。
何故ファシストほ顧問室に入れようとするのか。しかしラジオ
収録中の大統領は人が見ている手前後で話そうと彼を宥める。

--------------------------------------------------------

対立政党を支持するヘイズの事をジェド大統領は気に入り、
自分の下で働くようスカウトする。彼女が働く法律顧問室の
上司・ライオネル・トリビーは厳格な人で、怒鳴りつけるよう
な印象がある為にヘイズは恐る恐る職場を訪ねる。
すると地下のスチームパイプの配管室が彼女の職場になる。

サムとジョシュは今回、ジョシュに降りかかる莫大な治療費
の問題について抜け道を探ろうとする話だった。
ジョシュは職務中に撃たれたので、大統領府で何らかの手当
が出るのではないかと思ったけど、そういうのも自己負担なの
ね。
サムは広報部のジョイスとブルックラインの件で、担当が
自分ではなくヘイズだった事で、少々ご機嫌斜めだった。
嫌み一つ言いたいところだけど、ヘイズも今回相当凹んでいた。
サムを言いくるめたときの威勢はどうしたって感じだけど、
「クリミナルマインド」でのプレンティスの登場仕立ての頃を
思い出すな。切れ者だという事を印象づけるために相当
ツンツンしていたからね。

一方大統領はラジオ演説の録音。
この件でドナは頭を抱えていたけど、まさか彼女から寒い
ジョークが聞けるとは思わなかった。私は次席補佐官の補佐官
だというのがジョークとして通じるのかも疑問だけどね。

大統領は銃を撃たれて以降健康が確認されたことで夫婦の
性生活にもゴーサイン。
アメリカらしく二人の心が通じ合った瞬間が情事の時とばかり
大統領府でHしようとするのだからお盛んだ。
14週間ぶりだとしたけど、この年齢まで性欲旺盛なくらいで
ないと大統領職はつとまらないか。
婦人のアビーは相当女性の地位の向上に精力を傾けている様子
だけど、そんなファーストレディの活躍によって支持層も
厚くなるんだろうな。

ヘイズが今回扱った件については何だか良く分からないやりとり
が続いた。ロックラインメモとは何なのかな。誰に非がある
話なのかさえイマイチよく分からなかったし、ヘイズとトリビー
の会話の中でも義務をテーマにしたオペレッタの話はよく
分からなかった。軍艦ピナフォアの話を引き合いに出していた
けど、結局トリビーが勘違いしていたという事なのかな。

最後のサプライズの歓迎会は良かったね。

ジェド・バートレット (マーティン・シーン) 大統領
サム・シーボーン (ロブ・ロウ) 広報部次長
CJ・クレッグ (アリソン・ジャニー) 報道官
レオ・マクギャリー (ジョン・スペンサー) 首席補佐官
トビー・ジーグラー (リチャード・シフ) 広報部長
ジョシュ・ライマン(ブラッドリー・ウィットフォード) 次席補佐官
ドナ・モス (ジャネル・モロニー) ジョシュの秘書
チャーリー・ヤング (デュレ・ヒル) 私設秘書
アビー・バートレット (ストッカード・チャニング) 大統領夫人

マーガレット・フーパー (NiCole Robinson) 大統領府職員
ゾーイ・バートレット (Elisabeth Moss) 大統領の末娘
ダニー・コンキャノン (Timothy Busfield) CJに好意を持つ記者
キャロル・フィッツパトリック (Melissa Fitzgerald) 報道官秘書
ボニー (Devika Parikh) 広報部長秘書
ジンジャー (Kim Webster) 広報部秘書
ドロレス・ランディンハム (Kathryn Joosten) 大統領公設秘書


エインズリー・ヘイズ (Emily Procter) 共和党員・弁護士
ライオネル・トリビー (John Larroquette) 法律顧問
バックリー (Daniel Roebuck) バリーの代理
バリー (Tom Bower) 中将
スティーブ・ジョイス (Paul Perri) WH広報室
マーク・ブルックライン (Steven Flynn) WH広報室
--- (Jack Shearer) エンジニア
--- (Karen Lockhart) OEOB Staffer
ドニー (Bradley James) シークレットサービス


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system