ザ・ホワイトハウス
The West Wing (シーズン2)



第15話 リア王の娘 ELLIE

脚本/Kevin Falls、Laura Glasser 監督/Michael Engler
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社会保障計画の審議の為、超党派による諮問委員を設立する事
に決めた民主党。

水曜日・夜。
公衆衛生局長官の
ミリー・グリフィスは、この日対談の場で
医者としての見解を述べる。それはドラッグ・大麻についての
質問に答えるという企画。インターネットでも公開されていた。
大麻が生殖能力を阻害するのか、発ガン性を含むのかと言った
質問が次々と送られてくるも、ミリーは一つずつ質問に答えて
いく。

一方ジェド大統領は、日米首脳会談のために日本の東京に行っ
ていた。
ジョシュは大統領が居ないので仕事が少なく、効率化とプロ意
識で臨めば、水曜日は定時の9時には帰れるという。
しかしインターネットを見ていたドナは、帰ろうとするジョシュ
を呼び止め、公衆衛生局長官のミリーがインターネットのchat
で爆弾発言をしているという。大麻はニコチンやアルコールと
比べて大差ない事を告げていたのである。ジョシュは急いで
この事実をCJやトビーに知らせる。

一方サムは指導者評議会が新聞広告で
映画"プリンス of N.Y"
を非難する声明を出している事を告げる。著名人の中には大統
領の名前が含まれているという。サムはチャーリーに電話する
とハリウッドの映画制作の
モーガン・ロスと接触したかどうか
尋ねる。ホワイトハウスで映画"プリンス of N.Y"の試写会を
打診されたが大統領は断った事を聞く。

一方トビーは
セス・ジレットを諮問委員に召還する事に対して
頭を悩ませていた。セスは退職者協会や労働組合と精通してお
り、彼が諮問委員に出席してくれる事を望むが、本人は拒否
しているとの事。

CJは会見の場で、公衆衛生局長官のミリーの発言の是非について
語る。ミリーの発言では、政府の方針に反してミリーがドラッ
グの合法化のような発言をしていると。しかしCJはそれを否定
し、大統領は全てを否定している事を告げる。

ミリーはジョシュから呼び出される。
ジョシュが発砲された際にもミリーが色々と手当てしてくれた
事もあり、ジョシュにあれこれ指南する。ジョシュは何故
大麻の件で合法的な発言をしたのかと問う。ミリーは決して
間違った発言はしていないとし、医者は正しい事を言う義務
が有ることを告げる。自分は大統領から首を言われるまでは
仕事を続けると告げる。

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相変わらず細かい所では何をしているのかよく分からなかった
けど、駆け引きだったりキャラクターなりが面白く現れていた。

■大統領は日本へ。

日本が鉄鋼関係でアメリカに安く輸入しようとしている事で
アメリカ政府に貿易関税の圧力から守って欲しい事を要請され
たという。
日本語吹き替え版だと分からないけど、原語版だとジェドの
日本語なども披露されたみたい。

空港まで迎えに来たレオからミリーの爆弾発言を聞き、なんで
すぐに報告しないのか?と問われたときに、途中で飛行機を
止めるのではないかと思ったとかなんとか言う辺りのやりとり
が笑えた。

■ジェドの娘・エリー

ゾーイしか居ないのかと思った。
エリーは医師を目指しており、長官のミリーの事を崇拝して
いるのかもしれない。今回大統領はミリーを免責辞任させる
事はないと発言したことで、大統領は激怒する。

みんながみんな発言したのはゾーイではないのか?と驚いて
いたね。話によるとエリーはジョンズ・ホプキンス大学の
医学生で24歳。癌治療の道を歩もうとしているらしい。
大統領はエリーの発言に怒っているというよりも、ボルティ
モアに大学がありホワイトハウスからはすぐ近い場所にある
にも関わらず娘が会いに来ないことを怒っている感じだったね。

■トビーと元妻・アンディ・ワイアット

今までにこの二人が絡んだ事って有ったっけか。
トビーはセス・ジレットを諮問委員に入れたいものの、
政府側からの要請で断られるのを恐れていた為に、リベラル派
のアンディに仲介役を頼むという感じのもの。
アンディは、自分たちに相談もなく諮問委員を設立しようと
している事を激怒するが、全員に意見を聞いていたら話は
まとまらないとして、トビーは理解を求める。

■映画関係の話

ハリウッド側が大統領を使って宣伝しようとした事に激怒
するサムの姿があった。CJが元ハリウッドで働いていただけ
にこの件に関しては詳しそうだったね。
なんとハリウッドの映画政策関係者のモーガン・ロスは
プリズン・ブレイクのTバッグ役でお馴染みのRobert 
Knepperだった。

■CJは今の職を辞める?

今回のエピソードの中で終始一貫して"辞める"を口にして
いた彼女。彼女が辞めたらこのドラマの楽しさが半減する
事は言うまでもない。モーガンの粗相に対して、ボロクソに
してアイツのママに告げ口すると言っていたね。やっぱり
CJは最高だね。

ジェド・バートレット (マーティン・シーン) 大統領、民主党
サム・シーボーン (ロブ・ロウ) 広報部次長
CJ・クレッグ (アリソン・ジャニー) 報道官
レオ・マクギャリー (ジョン・スペンサー) 首席補佐官
トビー・ジーグラー (リチャード・シフ) 広報部長
ジョシュ・ライマン(ブラッドリー・ウィットフォード) 次席補佐官
ドナ・モス (ジャネル・モロニー) ジョシュの秘書
チャーリー・ヤング (デュレ・ヒル) 私設秘書
アビー・バートレット (ストッカード・チャニング) 大統領夫人

マーガレット・フーパー (NiCole Robinson) 大統領府職員
ゾーイ・バートレット (Elisabeth Moss) 大統領の末娘
ダニー・コンキャノン (Timothy Busfield) CJに好意を持つ記者
キャロル・フィッツパトリック (Melissa Fitzgerald) 報道官秘書
ボニー (Devika Parikh) 広報部長秘書
ジンジャー (Kim Webster) 広報部秘書
ドロレス・ランディンハム (Kathryn Joosten) 大統領公設秘書
エインズリー・ヘイズ (Emily Procter) 共和党員・弁護士


ミリー・グリフィス (Mary Kay Place) 公衆衛生長官
アンドレア・ワイアット (Kathleen York) 元トビーの妻・リベラル派
エリー・バートレット (Nina Siemaszko) 24歳、ジェドの次女
モーガン・ロス (Robert Knepper) ハリウッド映画制作
--- (Paul Eiding)
レニー (John Capodice) 民主党員
ナンシー (Renee Estevez) WH職員、空港に出迎え
--- (Ned Schmidtke) 業界リーダー
--- (James Kiriyama-Lem) 業界リーダー
ケイティ・ウィット (Kris Murphy) 記者
マーク・オドネル (Timothy Davis-Reed)
クリス (Mindy Seeger)
--- (Greg Baker) インタビュワー
ラリー (William Duffy) WH職員
エド (Peter James Smith) WH職員
--- (Greg Wrangler) シークレットサービス


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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