ザ・ホワイトハウス The West Wing (シーズン2)

第17話 愛する者のために THE STACKHOUSE FILIBUSTER

脚本／Peter McCabe 監督／Bryan Gordon
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金曜日、CJは父の誕生日に向かおうとするも、ホワイトハウス
では予想外の出来事に見舞われていた。なんと上院議員の一人
が議事進行を妨害していたのである。
可決させないために、ミネソタ州の上院議員ハワード・スタッ
クハウス(78歳)は、時間内に投票させまいとして、延々と関係
の無いことを話し続けていた。その事をテレビ中継で見守る
ホワイトハウスのスタッフたち。

サムは週末サグハーバーにあるフランク・ロイドライトの別荘
に行く予定にしていた事もあり、もう帰りたいとCJに愚痴る。
ジョシュはフロリダのポートセントルーシーにメジャーのメッ
ツの春期キャンプを見に行きたいと考えていた。
マークは新しく出来た恋人とディナーの約束をしているとCJに
訴えるが、いつか終わるとして留まるよう指示する。
トビーはテルライドに行こうとしていたが・・・

ハワードの演説が終わった後に超党派的法案が可決して通る
ことになっており、その後にホワイトハウスからのコメントが
有る予定だったのである。

元々の問題は家族健康推進法の法案を遠そうとしてジョシュが
二週間前から積極的に調整に動いていた。まとまらないと思って
いたものがジョシュが議員に働きかけ調整したお陰で、なんとか
まとまったのである。あとは可決するのみだった。

一方石油生産者協会でも一つ問題が発生する。
石油に酸化剤を混ぜる事が決まったことで、それに伴い石油価格
が上昇。その原因に対して石油生産者協会はバートレット政権
のせいにするが、実際には協会が便乗的に値上げし、市民に
負担を強いていたのである。

チャーリーはCJに逢うと、エジプトの権力者・ハッサンアリが
近く訪米する事を聞かされる。大統領はエジプト訪問の時に
アリから貰った置物を飾りたいとして探しているが見つからない
のだという。話を聞いていくウチにCJに渡したという証言が
得られたのである。CJは思い出すには時間がかかるとするが、
実は大したものではないと踏んで、持ち帰る際に雑に扱い
壊していたのだった。まさか今日の出来事はエジプト神話に
登場する女神・バステトの呪いではないかと疑っていく。
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■父や母に宛てる手紙ならぬメール

予定外に時間が出来たために、CJやサム、ジョシュは次々と
親にメールを送ろうとする展開。CJがメインではあったけどね。
カリフォルニアに住むCJの父は本日が70歳の誕生日みたい。

ジョシュは母親から靴を貰った為のお礼。サムは親の件が
一段落して、文面を"バカオヤジへ"と書いていた。
ジョシュが母親から靴をもらったと知るとドナが反応していたな。

■ハワード議員の妨害

78歳の議員が何故投票を妨害しているのかが今回のメイン。
家族健康推進法案の中に、自閉症の研究予算を盛り込んで
欲しいと訴えるもの。元々は子供達の為の法案だったものが
徐々にアルツハイマーや勃起障害のための研究費に回される
様になったとする経緯が存在するらしい。

そして何よりもハワード議員の孫が自閉症だという事。

ただ自分の孫が自閉症だからといって、特別視してしまうと
いうのもやや問題?

■ホインズ副大統領の動き

石油業界との癒着が指摘されているホインズ副大統領が、突然
石油業界に対する非難側に一転して記者会見を行う。
トビーはどういう意図があるのかと疑うが、どうやらジェド
大統領が一期だけで選挙に再選しないのを知っているようだ。
その辺の事情が何処から漏れたのか気になるね。

■サムは研修生に言い負かされる?

このシーン、サムだけしかいなかったのに、サムは自分から
みんなに研修医に言い負かされた事を言い触らしたのだろうか?
予算削除に対して報告書を審査するも、サムは殆ど表題を見た
だけで削除を決めていることに対して違和感を覚えたらしい。
研修生のウィニーこと、ウィニフレット・フーパーは、報告書
の全てを読んでおり、必要なものもあると訴える。
有る意味仕分け作業をしている蓮舫の逆バージョンやね。
最後にサムがウィニーと親しみを込めて思わず言ってしまう所が
笑えるね。そう言ったら唾を吐きかけるとか言っていたのに・・

■CJのミス

なんとエジプト土産のセラミックの猫"バステト"の置物を
雑に扱って壊したようだ。結局接着剤を使ってくっつけて
ポプリで臭い消ししたみたいだけど、大統領に報告しようと
して小声で分からないように報告するCJがとても可愛らしい
ものが有った。

■レオとジェド

ジェドはフレンチ料理人のプエール・ボアカーが食事を担当
するという事でレオを食事に誘う。その場でジェドは再選の
件を話そうとするも、レオは議事進行妨害の件で部下達との
電話で忙しい。
周りの人がジェド大統領はアビーと食事を取ると考えて、
ロウソクなど演出を施していたことで、レオとジェドが変な
雰囲気にならないようにしようと語り逢う辺りが笑える。