ザ・ホワイトハウス
The West Wing (シーズン2)





第19話 嵐の前夜 BAD MOON RISING

脚本/Felicia Willson 監督/Bill Johnson
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ジェド大統領は再発寛解型のMS・・多発性硬化症である事が
トビーにも知られる。7ヶ月半後に選挙があるのに大統領は
出馬しないのか?

ホワイトハウス法律顧問室で
オリバー・バビッシュは、無理矢理
休暇という名目で、国際法サミットへの参加を翌日に押しつけ
られていた。
レオは大統領に対して法律顧問室に相談しに行こうと告げる。
法律顧問室での主席顧問はジェド政権になって早くも5人目。
今の主席のオリバーは選挙スタッフとしても参加しており、
レオと同じくシカゴ出身の男だという。しかしレオは法律に弱い
私のことを見下していると不機嫌な様子。

オリバーに会うと、事情を語る。国民を欺く犯罪を犯したか
どうかの意見を聞きたいという。彼は
ブランダイスの木槌で
壊れた録音装置をぶちこわすと話を聞くことになる。

その頃、
メキシコでは対外債務の300億ドルが払えず、デフォルト
を宣言。ジョシュはメキシコの財政局にペソの価値を下げるよう
助言していたが、それをやらなかったからだという。

一方トビーはホワイトハウスの中で、何者かが
ボルチモアサン
の政治記者に教育補助で大統領は方針転換をしようとしている
と密告したものがいた事で、もの凄い剣幕で周りを凍り付かせて
いた。

CJは定例の記者会見の場で、教育補助に於ける大統領側の意思
を尋ねられる中、デラウェア沖で三時間前に
石油タンカーの
インディゴ号が座礁した
事を発表する。

会見を終えたCJの元にトビーがやってくる。
共和党はスタッフの密告によって大喜びしており、今頃
シャリ
ック
アン・スタークらは妥協案で投票しようとしているハズ
だと激怒。民主党から罵倒の電話が鳴り続けるだろうとして、
CJに密告した職員を捜せと指示する。

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■ジェド大統領の病状を知るもの

16人との事は前回話していたけど、その内訳は・・・

妻子で4人、主治医と放射線技師が6人、ジェドの弟、
フィッツ・オーレス、副大統領、レオ、ジョージ・ワシントン
病院の麻酔医、トビーで合計16名との事。
今回17人目が・・・

■石油タンカーの座礁問題

この船を購入したのはサムが弁護士事務所に居た頃に、購入
したもの。忘れかけていたけど、シーズン2の1話で、サムが
弁護士時代のエピソードが描かれたよね。あの時サムは
古い船ではなく、少し割高になるが新しい船を買った方が良い
と助言していた。因みにその企業の名はケンジントン石油。
この企業は多額の被害金が契約上、免除される事を見越して
購入している。

■ジェド大統領のオリバー

結論から言うと、オリバーは顧問を辞めない変わりに、自分
の言うとおりにして欲しいとの事。それは誰に対しても
説明責任を果たすと言うこと。くるならば来い作戦ともいうべき
もので、潔白であることを隅から隅まで説明して回るという
もの。

■メキシコの債務問題

今の世の中、アルゼンチンやらギリシャやら色んな所で債務
問題が浮上しているけど、メキシコの債務はアメリカのバック
アップによって信用度を得ているようだ。韓国の通貨を守る
為に日韓通貨スワップ協定をしているようなものなのか。

ドナが大反対をしているのが意外だけど、ジョシュが
第二次世界大戦の事を引き合いに出している辺りはなかなか
面白くできている。
ドナが架空の人物をでっち上げて、反対を表明するのも凄い
けどね。

■CJ、いじられまくり

記者にリークした犯人捜しをするCJ。
ドナとかインド系のスタッフが、CJにからかう辺りが笑えた。
1100人も居るスタッフに事情聴取して回るCJも、嫌われ者に
なるのを拒み、それならば自分が犯人だとばかりに告白する
辺りが笑えた。

■17人目

ジェド大統領のことを知っている17人目はチャーリーだった。
ゾーイから父親の体の件で気遣って診ていて欲しいと言われた
様だ。ゾーイが未成年で大学入学する際に、親の健康問題に
関する書類にサインしていることで、それが偽証に当たるのか
どうか。

ジェド・バートレット (マーティン・シーン) 大統領、民主党
サム・シーボーン (ロブ・ロウ) 広報部次長
CJ・クレッグ (アリソン・ジャニー) 報道官
レオ・マクギャリー (ジョン・スペンサー) 首席補佐官
トビー・ジーグラー (リチャード・シフ) 広報部長
ジョシュ・ライマン(ブラッドリー・ウィットフォード) 次席補佐官
ドナ・モス (ジャネル・モロニー) ジョシュの秘書
チャーリー・ヤング (デュレ・ヒル) 私設秘書
アビー・バートレット (ストッカード・チャニング) 大統領夫人

マーガレット・フーパー (NiCole Robinson) 大統領府職員
ゾーイ・バートレット (Elisabeth Moss) 大統領の末娘
ダニー・コンキャノン (Timothy Busfield) CJに好意を持つ記者
キャロル・フィッツパトリック (Melissa Fitzgerald) 報道官秘書
ボニー (Devika Parikh) 広報部長秘書
ジンジャー (Kim Webster) 広報部秘書
ドロレス・ランディンハム (Kathryn Joosten) 大統領公設秘書
エインズリー・ヘイズ (Emily Procter) 共和党員・弁護士


ジョン・ホインズ (Tim Matheson) 副大統領
マーク・オドネル (Timothy Davis-Reed) WHのスタッフ
ラリー (William Duffy) WHのスタッフ
エド (Peter James Smith) WHのスタッフ
エミリー・ローエンブロー (Jacqueline Kim)
ジェイミー・ホッチキス (Michael Mantell) CJが取り調べ
カル (Trace Beaulieu)
スティーブ (Charles Noland) レポーター
ケイティ・ウィット (Kris Murphy)
ザック (Shishir Kurup)

--- (Robert Curtis Brown) Congressional Committee Chair
--- (Scott Lawrence) Congressional Committee Chair
--- (Eric Stonestreet) Staffer
--- (Scott Atkinson) Staffer
--- (Jossie Thacker) Staffer
--- (David Ackert) Babish staffer (CJをからかう)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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