ザ・ホワイトハウス
The West Wing (シーズン2)





第20話 転落の予感 THE FALL'S GONNA KILL YOU

脚本/Patrick Caddell 監督/Christopher Misiano
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CJは朝5時30分、オリバーに呼び出されてホワイトハウス法律
顧問室に呼び出される。CJは夕べ大統領の件でレオから全て
の話を聞いたことを語る。オリバーはそれに関してCJに色々と
聞きたいことがあるとするが、就任して3ヶ月の貴方を信用する
事は出来ないとCJ。しかもオリバーは4度の離婚歴がある事を
引き合いに出す。しかしオリバーは今後大陪審に大統領の件で
厳しい追及が有ることを告げ、大統領と共犯者であると見なさ
れる場合が有ることを告げる。

一方ジョシュの元に司法次官の
コネリーが会いに来る。
ドナはコネリーにもうすぐジョシュが来ることを告げる。
ドナは
ボビーたちからCJが何処にいるのかと尋ねられる。
NASAからFAXが届いており、中国の
巨大衛星"ゾディアック"
地球に落ちてくるというのである。しかも何処に落ちてくるの
かは不明だといわれドナは心配する。

トビーは大統領の件で試しに世論調査をしようと提言。
ジョシュは
ジョーイ・ルーカスに世論調査を依頼するという。
トビーはサムにも話した方が良いのではないか?とするが、
サムには取りあえず
製造技術者協会のスピーチに専念して欲し
いという。

ドナはジョシュを見かけると、中国の衛星が落ちてくる事を
告げるが、ジョシュは大して反応を示さなかった。
ジョシュはコネリーと逢う。すると
マック・シュリダンから
先に話した方が良いかもしれない事を聞かされる。
タバコ会社との訴訟に於いて、相手の弁護団は巨額を投じて
いて政府側も資金が足りない事を聞かされる。コネリーは
タバコ会社は国民を騙してきた連中なので決して許すことは
出来ないと告げると、ジョシュは大統領の件で自分たちが責め
られて居る気がした。

CJはオリバーから厳しい追及が有る。
大統領の健康に関して、どのくらい発表しているのかとか、
検診の結果をどのような手順で発表するのかなど。その際
大統領とは話をするのかと尋ねられ、その時に"知る必要があ
るのか"と"知っておく必要が有るのか"どちらの表現を使って
いるのかなど細かい点まで指摘される。そこまで言葉を選んで
いる訳ではないと告げる。

サムの元に、
ジェーンリチャードがやってくる。
サムは現在製造技術者協会でのスピーチを考えていたが、
その二人から良いニュースが有るという。アメリカの経済成長
が鈍化し財政黒字が予想額より大幅に減るというのである。
これで法案が通りやすくなるというサムに、
革新派と税の平等
を目指す会
から、スピーチ原稿にある文言を入れて欲しいと
言われる。

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■ついにスタッフにもジェドの病気の事実が語られる

最後にサムに語られる辺りが興味深い。
各々のスタッフたちの反応は省略され、CJの心情だけがメイン
としてクローズアップされた。
CJが一番庶民感覚に近いキャラクターという事で、取り上げら
れたのかな。

■サムは製造技術者協会でのスピーチ原稿

減税について、税の平等を目指す会としては、高所得者を
ターゲットにしたスピーチを作るべきだとするが、サムは
高所得者1%の人々が国家予算の22%を負担していることを
踏まえて、悪く言うのはよそうと反論していく。

■ジョシュはジョーイと再会

世論調査を行うジョーイに頼み事をする。
ジョーイはイケメンの通訳者を同行させて来る。
今回ジョシュがらみのエピソードは大した感じには見えなかっ
たかな。ただジョシュはコネリーとの絡みで、国民を騙している
という言葉に敏感に反応していた。

■ドナは衛星の落下に怯える

相変わらずドナのエピソードはホッコリさせられる。
チャーリーからプルトニウムで航行する衛星の存在を言われて
より深刻化するドナの心情。
でも現実には10日に一回はNASAから同様の連絡が来ていること。
今まで地球に17000個が戻ってきたが、幸いどれも誰にも
当たったことがないのだという。
それにしても多い数だね。

■明日に向かって撃て!

ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが主演した
映画。アメリカン・ニューシネマと呼ばれる頃の作品で、
もう随分昔に見た記憶があるけど、「俺たちに明日はない」
辺りといつも記憶がごっちゃになってしまう。
最後にCJがジョシュとの会話の中で、突然彼女が笑ったかと
思えば、この映画の二人みたいだと語る。

ジェド・バートレット (マーティン・シーン) 大統領、民主党
サム・シーボーン (ロブ・ロウ) 広報部次長
CJ・クレッグ (アリソン・ジャニー) 報道官
レオ・マクギャリー (ジョン・スペンサー) 首席補佐官
トビー・ジーグラー (リチャード・シフ) 広報部長
ジョシュ・ライマン(ブラッドリー・ウィットフォード) 次席補佐官
ドナ・モス (ジャネル・モロニー) ジョシュの秘書
チャーリー・ヤング (デュレ・ヒル) 私設秘書
アビー・バートレット (ストッカード・チャニング) 大統領夫人

マーガレット・フーパー (NiCole Robinson) 大統領府職員
ゾーイ・バートレット (Elisabeth Moss) 大統領の末娘
ダニー・コンキャノン (Timothy Busfield) CJに好意を持つ記者
キャロル・フィッツパトリック (Melissa Fitzgerald) 報道官秘書
ボニー (Devika Parikh) 広報部長秘書
ジンジャー (Kim Webster) 広報部秘書
ドロレス・ランディンハム (Kathryn Joosten) 大統領公設秘書
エインズリー・ヘイズ (Emily Procter) 共和党員・弁護士


ジョン・ホインズ (Tim Matheson) 副大統領
マーク・オドネル (Timothy Davis-Reed) WHのスタッフ
ラリー (William Duffy) WHのスタッフ
エド (Peter James Smith) WHのスタッフ
オリバー・バビッシュ (Oliver Platt) WH法務
ジョーイ・ルーカス (Marlee Matlin) 世論調査、聾唖者
マーティン・コネリー (Lee Wilkof) 司法次官
ジェーン・ジェントリ (Rosalind Chao) 税の平等を目指す会
リチャード・ウィル (Spencer Garrett) 税の平等を目指す会
--- (Douglas Roberts) Congressional Aide
--- (Lucia Vincent) Congressional Aide
--- (Jossie Thacker) Staffer
--- (Shannon Nelson) Staffer
--- (Lenore Foster) Staffer
--- (Debbie Ann Thomas) Speechwriter
--- (Barry Livingston) Speechwriter
--- (Emiko Parise) Abbey's Aide
--- (Julie Koehnen) Abbey's Aide
ボビー (Ariel Felix) WHの職員、アジア系?
デール・ブラケット (Jon Wolfe Nelson) ジョーイの通訳
--- (Katie Rimmer) ウェイトレス


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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