シンデレラマン

演出/ユ・ジョンジュン
脚本/チョ・ユニョン

http://www.tv-tokyo.co.jp/cinderella_man/


第4話 決意

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ユジンの父・ヨンジョンの墓参りに同行するデサン。
ユジンは母・ウニにデサンが店のことで色々と手伝ってくれた
事を告げるとウニはデサンに感謝する。
引っ越しの件でユジンは今物件を探していることを告げると、
デサンは一緒に探してやると語る。
クッスンの元に行くユニ。今まで夫に頼りっきりだった事を
反省し、彼女にパートの募集している所はないかと尋ねる。
これ以上ユジンにまで縋って生きていくわけにはいかないとす
るが、手術したばかりなので先ずはリハビリに努めるべきだと
言われる。ユニはデサンの店で働くことは出来無いのかと尋ね
るが、複雑な表情を見せる彼女。

一方ソフィア企画室代理のドンヒョンの元に、新製品開発室の
デザイナーの一人がインターンを雇って欲しいと直訴。現在の
人員では足りないというのである。ドンヒョンは一人該当者が
居るとしてユジンの事を思い出し、履歴書を見せると、中退と
はいえ、ESMODEに在籍していた実績は光るものが有るとして
雇うことが決定する。

家の物件を探しに来たデサンとユジン。あまり綺麗な家だとは
言えなかったが、予算内では精一杯のところだった。ユジンは
今まで有りがたさが分かっていなかった事を告げ、今の私達に
はこれくらいが丁度良いと告げる。デサンは自分にはユジンの
父親に借金が有ることを告げようとするがなかなかそのタイミ
ングが訪れず。今回も話そうとするところでユジンに電話が
かかり、ソフィアからインターンとして雇うことになった事が
告げられる。それを受けて今の自分ならば何をしても上手く
行きそうだと上気分のユジンだった。

ジェミンは共同企画する事になったセウンの元へ資料を届ける。
ジェミンはセウンにこんなお洒落なデザイナーは初めてだと
告げると、服に金を惜しんでいても駄目だという彼女。
今回上手く行ったら私のブランドを立ち上げてと冗談交じりに
話すとジェミンはそれを約束する。そして彼は彼女に僕の傍に
居ろと告げ、この手に指輪をはめてやるとさり気なくアプローチ
する。しかしセウンはその告白を本気には取らず、軽く交わし
てしまう。

アン執事に呼び出されたデサン。ジュニの件で何処まで知って
いるのかと尋ねられる。ジュニはソフィアの次期会長である事
を告げ、ジュニに対しては謙虚な態度で接しろとデサンに要求
する。前回の倍の金を払うので、もう一度すり替わる必要が
有ることを告げる。今度は訓練が必要な事。しかし金で何でも
するという金持ちの横柄な態度に腹が立ったデサンは、冗談じ
ゃないと突っぱねる。もしもオレに仕事をさせたいならば1億
ウォンを用意しろというと、外に出てしまうデサン。
しかしすぐにジュニから連絡があり、金は幾らでも払うので
仕事をして欲しいと頼む。ジュニはデサンの事を調べており、
一億ウォンがなければ、彼の店"坊ちゃん"の存続も厳しいの
だろうと告げられる。弱味を付いてくることで憤りを感じる
デサンだが、ジュニが死ぬ前にやるべき事が有るとして思わせ
ぶりな態度を見せたことで、デサンは仕事を受けることにする。
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いよいよすり替わりの第二のミッションがスタート

結構ややこしい事になってきた。
デサンとして働いているところをセウンに知られてしまい、
セウンは彼のことをジュニだと勘違いしていること。
勿論ホステスに衣装を貸し出ししている事業については二人の
秘密だとするが、それもいつバレてしまうのか。
当面はそんな事情をユジンが知らされていない中で、彼女が
ソフィアに勤め始めてしまった事が最大のネックとして存在
している。

ユジンとジェミンが和解。

ソフィアアパレルの面接の際に、ユジンはジェミンの事を思わず
"おじさん"と声を掛けてしまった事で、ツテを頼りに入社を
目論む女だと不審をかってしまったユジン。
更に売り場でも同様にその流れを引きずって二人が衝突する場面
が訪れたが、正式に採用された事を知るとジェミン側から和解
を告げられる。しかしなんでそんなに頑なに彼女を否定していた
のかについては少々理解しがたいものがある。

未だにデサンはユジンの父に借金している事を言えない。

そんなに言うのは難しいことなのだろうか?
これまでの恩義が借金のためと取られるのが嫌なのだろうか?
借金は借金として当然返すべきだし、その辺の関係はハッキリ
させておいた方が良いと思われる。彼が金を借りていたせいで
店が取られたって事でもないんだしね。

ユジンとセウンはESMODE時代の先輩後輩。

またしても繋がりが出てきた。
この二人には何か蟠りが有る様子。それが一体何なのか。
ユジンはESMODE時代にはセンスが有ると評判だったらしい。
ソフィアにしては良い拾い者なのではないか。

デサンと良い関係を築きつつあるセウン。

デサンの砕けたキャラクターがセウンには新鮮な様子。
デサンがセウンの事をホステスだと勘違いして彼女を対応
するときのシーンはなかなか面白かった。

大陸総合サービスへの借金、完済のデサン。

1億ウォンを返済したときやりとりは良かったね。
まさかイサンも返ってくるとは思っていなかっただろう。
イサン役のチョンウ(Jung Woo)は、KBSのドラマ「BAD LOVE」
や「悲しき恋歌」でクォン・ソンウと共演していたよね。
実に憎たらしい奴です。

イ・ジェミン …… ソン・チャンウィ (長男)
オ・デサン …… クォン・サンウ ("坊ちゃん"の店員)
イ・ジュニ …… クォン・サンウ (次男)
チャン・セウン …… ハン・ウンジョン (財閥モア)
ソ・ユジン …… ユナ (デザイナー志望)

カン・ジュオク …… チョン・ヘソン (ジュニの祖母)
オ・ソニョン …… ユ・ヘリ (ジェミンの母、後妻)

アン …… アン・ソクファン (執事、冒頭で赤ちゃんを連れて行く)
エレガンス・カン …… イ・ビョンジュン (セウンの先生)
ユン・ウニ …… イ・ギョンジン (ユジンの母。倒れる)
イ・クッスン …… チャン・ジョンヒ (婦人服"オードリー"主人)
キム・ドンヒョン …… カン・ドンヨプ (ソフィアの面接官)
イ・ヒョンジョン …… キム・ミニ (ソフィア・デザイン長)
キム・ドンヒョン …… カン・ドンヨプ (ソフィア)

マ・イサン …… チョンウ (大陸総合サービス、借金取り)

ヤン・マダム …… パク・チュヒ (ホステス、テボンが売り込み)
ユ・ジョンヒ …… イ・イルファ (ジュニの母)
イ・ガンイン …… アン・ネサン (ジュニの父親・故)

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