シンデレラマン

演出/ユ・ジョンジュン
脚本/チョ・ユニョン

http://www.tv-tokyo.co.jp/cinderella_man/


第6話 折れた翼

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デサンはソフィアの創立記念式典で業界の偉い人たちの前で
紹介される。

一方ユジンはトレンド分析集をサンプリングしろとスンジェに
言われた為に遅くまで会社に残り仕事をしていた。そこに
セウンがやってくる。ユジンはセウンに何かを作り出す努力を
しないとデザイナーとは言えない事を告げる。
じゃあパリでは何故デザインを盗んだのかと問われ、決して
盗んだのではなく、色々と調査していく内に自分のデザインが
分からなくなってしまっただけだと告げる。セウンは身の程も
わきまえずでしゃばるなと忠告される。

帰宅するユジンはジェミンが酒に酔っている姿を目撃。
落ち込んでいる様子だったので酔い覚ましに、かつてテボンに
紹介された東大門を一望できる高台へと連れていく。ユジンは
彼に東大門を自分の物にしたいと思っている人物が居ることを
話すが、経営を知らないものが手に入れても持て余すだけで
所詮はかなわない夢だと告げる。そんな発言にユジンはショック
を受ける。パリで有ったときのジェミンはもう少し思いやりの
有る人物だったこと。同じ時間を過ごしても人それぞれ思いが
違うのねと残念がる。ジェミンは昔の思い出などで人の事を
決めつけるなと語る。

デサンは帰宅しようとするがセウンに見つかってしまう。
今日でデサンの役目は最後である事を受け、彼はセウンに最後の
忠告をする。男性を外見だけで見ると痛い目に合うぞと。

一方ソフィアの会長・ジュオクは、ソニョンの親戚がソフィア
株を買いあさっているのを知って激怒する。株3%で私のことを
刺せる現状を考えるととんでもないことだという。
そんな中ジュオクの元にジェミンがやってきて、ジュニと正式
に競わせて欲しい事を告げる。母の実家が株を購入している
事実に怒るのは分かるが、自分はそんなやり方で父親の跡を継ぐ
つもりは無いこと。おばあさんに認められない会長の座など
何の無意味で有ることを告げる。しかし競う際には公正な判断
をして欲しいと頼む。どちらがソフィアにとって必要な人材
なのか。自分が敗れれば大人しくソフィアからは撤退すること
を約束する。
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祖母・ジュオク、突然ジュニを呼び戻すよう指示。

ジュニのパリへの渡航計画が崩れるかと思ったが、デサンが
わざと車で衝突事故を起こすことでなんとか時間稼ぎが出来た。
韓国ではアメリカと同様に軽犯罪の場合はボランティア命令が
出るのね。日本でもボランティアを積極的に採用すれば良いの
にね。

ユジンの母・ウニは、デサンの借金の事実を知る。

正確にはユジンの父親に借用書一つで店の開店資金を貸りていた
訳だけど、もっと大事な場面で発覚してしまうのかと思った。
結局ウニはデサンの言うことを信じる変わりに、デサンの店
"坊ちゃん"で従業員として雇ってくれる事を要求する。

ユジンのパリ時代の暗い過去

パリ時代にデザインをパクっていたのね。
まぁ悪い意図は無かったみたいで、才能が逆に仇となってしま
った感じだけど、才能が有ると思いこんでいた事を反省する
一面も有った。

セウンはデサンに思いを寄せ始めた。

デサンはまだ意識していないみたいだけど、ユジンに見つから
ないように隠れた際にセウンとデサンは接近して意識した感じ。
その後の屋台の様な店舗でのやりとりでも、デサンの気さくさ
に好感度を持った様子。

入れ替わった事でスリルが生まれる。

東大門にはデサンの事を知る人物が多数居る中で、彼に声を
かけてくるものが居ればたちまち彼がジュニではなくデサン
だという事がばれてしまう。展開としてはちょっと強引な感じは
有るけど、その辺のスリル感は上手く演出されている。

韓国人にも臭いと感じるキムチの存在

ジェミンの服にキムチらしきものが掛かってしまい、ユジンを
始め周りの人物は臭いを連呼。
朝昼晩キムチを食べる韓国人でも臭いと感じているのね。

イサンはセウンの事が好きになる。

イサンの登場ってもう終わりかと思っていたけど、まだ出てく
るのね。セウンに引っぱたかれた事で逆に惚れてしまうという
不思議な展開だけど意外とありがちな出会いか。
まぁイサンとデサンは後々深い関係があることが発覚していく
のだろうけど。

外国かぶれの韓国人。

ファッション業界の話だからかも知れないけど、エレガンスと
いう名称を名乗る人がいたり、ベルベット・リーという生地問屋
のおばさんが登場。

ジェミンをしきりにおじさんと呼ぶユジン。

日本でも萌え系の要素の一つとして、"お兄ちゃん"と呼ばせる
事にカタルシスを感じる流れがあるけど、韓国ってお兄ちゃん
とかおじさんと呼んで親近感を沸かせる事が日常茶飯事だよね。
ただユジンが彼をおじさんと連呼するのはどうも作為的なもの
を感じて個人的にはかなり違和感が有る。

イ・ジェミン …… ソン・チャンウィ (長男)
オ・デサン …… クォン・サンウ ("坊ちゃん"の店員)
イ・ジュニ …… クォン・サンウ (次男)
チャン・セウン …… ハン・ウンジョン (財閥モア)
ソ・ユジン …… ユナ (デザイナー志望)

カン・ジュオク …… チョン・ヘソン (ジュニの祖母)
オ・ソニョン …… ユ・ヘリ (ジェミンの母、後妻)

アン …… アン・ソクファン (執事、冒頭で赤ちゃんを連れて行く)
エレガンス・カン …… イ・ビョンジュン (セウンの先生)
ユン・ウニ …… イ・ギョンジン (ユジンの母。倒れる)
イ・クッスン …… チャン・ジョンヒ (婦人服"オードリー"主人)
キム・ドンヒョン …… カン・ドンヨプ (ソフィアの面接官)
イ・ヒョンジョン …… キム・ミニ (ソフィア・デザイン長)
キム・ドンヒョン …… カン・ドンヨプ (ソフィア)

マ・イサン …… チョンウ (大陸総合サービス、借金取り)

ヤン・マダム …… パク・チュヒ (ホステス、テボンが売り込み)
ユ・ジョンヒ …… イ・イルファ (ジュニの母)
イ・ガンイン …… アン・ネサン (ジュニの父親・故)

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