シンデレラマン

演出/ユ・ジョンジュン
脚本/チョ・ユニョン

http://www.tv-tokyo.co.jp/cinderella_man/


第12話 それぞれの想い

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アンはデサンにジュニが残した手紙を見せる。その中には、
自分とデサンは実の兄弟に違いないと書かれていた。その事を
受けてアンは助産師に会いに行ってきたことを告げ、当時
私がジュニの事を奪うようにして連れ出した事を語る。母親は
お前を養護施設に預けたその年に死んだという。ジュニが亡く
なったのと同じ心臓病で亡くなったと。デサンはその事実が
受け止められずウソだと答える。

一方ユジンは母の前で涙ぐむ。言ってはいけないことを言って
しまったという彼女。デサンが最初から始めようと言ったのに
嫌だと答えてしまったこと。私の知っているデサンではないよ
うな気がして恐かったと吐露し、もう彼は私の待っている人
じゃないと語る。

デサンはアンにジュニは何を望んでいたのか尋ねる。
母が捨てられた事を知って益々一人で殻の中に閉じこもるよう
になった事。そしてそうした人たちに復讐することを誓って
いたことを語る。このままデサンに戻っても遺産の一部くらい
はもらえるかも知れないと言われるが、デサンは奪うならば
徹底的に奪うとしてこのままジュニとして生きることを誓う。

会長に呼ばれたデサンとジェミン。デサンに対してソフィアの
業務をやる気になったか尋ねる。やるからには徹底的にやると
会長の前で宣言する。会長はデサンを見て人が変わった気がす
ると口にする。
そして会長は3%のソフィアの株主が誰なのか、上場前にハッキ
リさせろと秘書達に指示する。

会社でデサンはユジンと会うが一言も会話することは無かった。

ユジンはジェミンと一緒に会長の元へと足を運ぶ。
そこで無名の癖にユジンがデザインした服が高いことを指摘さ
れる。しかしユジンは自信があることを告げる。会長はエレガ
ンスの元で必死に勉強しろと指示。必要な物が有ればイ課長に
頼めと語る。結果さえ出せばバックアップする事を約束される。

ユジンはジェミンにジュニに逢うのは少しずつ慣れてきたという。
忘れられるように手助けする事を約束するジェミン。
しかしユジンは養護施設の先生が名付け親であること、そして
東大門の人たちにデサンの事を聞き込みした結果、3年くらい前
からみんな知り合ったがそれ以前の事は知らないという。
ジェミンはジュニが3年前から東大門に居たことを疑問に思う。

デサンはセウンと食事に行く。夢について聞かれるデサン。
セウンは自分のデザインした服を持ってパリで出店すること
だと告げ、私と一緒にパリに行かないかと語る。私達が手を組
めば実現するという。真面目に考えて欲しいと告げる。

一方デサンの勉強が一向に進んでいないとジェミンは会長に
告げる。呼び出されるデサンは資料を読むばかりで退屈である
事。自分は動き回る仕事が得意だとすると、会長から東大門の
リニューアル計画について説明を受け、その為のアイディアを
出すようデサンとジェミンに告げる。
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東大門のリニューアル計画。

デサンは色々と現場の意見を聞いて回る。
東大門だからといって安物だとばかり思われるのを快く思って
いない事を知ったり、ユジンの父が東大門ブランドを立ち上げ
ようと呼びかけていたことを知り、デサンはそれを計画の主軸に
掲げようとする。
一方ジェミンは、アウトレットの店で勝負しようとする。
ジェミンはデサンの支持に回らないようにセウンに取り入ったり
自分の意見が採用されない事が分かると途端にデサンの正体を
バラしたりとして、確かに人間的には小さいヤツだ。

ついにデサンの正体がばれていく。

まぁ少し調べれば分かりそうなものだけど、案外韓国ってこう
いう事例は有るみたいだね。
確かに再開発が進むソウルでも未だに趣のある古い住宅街が
多くて、誰が住んでいるのか分からないような所があるからな。
3年前からデサンは東大門で活動し始めたみたいだけど、ジュニ
はその頃フランスに居たのかな?

ベルベットリーのスリーサイズ。

B86 W68 H91。靴のサイズは24。視力は1.0。
ホント知りたくないです。

揺れ動くユジンの心。

最初から関係を始めようとしたデサンに対して嫌だと言ってし
まった彼女。会社では忘れようとしたりして声も掛けずに
過ごしてしまう姿がある。それでも最後高台で会話したり、
今でもデサンの店"坊ちゃん"に居る姿は二人の関係が決して
離れているとまで行かない姿にホッとさせられるシーン。
でも東大門に愛着があるフリしないでと言われてしまった。

イサンが全てを告白してしまう。

相変わらず貧乏人は貧乏人の足を引っ張ってしまう。
イサンは自分がソフィアの下請けとして取り合って貰うために
ジェミンに全てのことを話してしまった。悪気はないのだろう
けどやっぱりイサンって悪役だね。

イ・ジェミン …… ソン・チャンウィ (長男)
オ・デサン …… クォン・サンウ ("坊ちゃん"の店員)
イ・ジュニ …… クォン・サンウ (次男)
チャン・セウン …… ハン・ウンジョン (財閥モア)
ソ・ユジン …… ユナ (デザイナー志望)

カン・ジュオク …… チョン・ヘソン (ジュニの祖母)
オ・ソニョン …… ユ・ヘリ (ジェミンの母、後妻)

アン …… アン・ソクファン (執事、冒頭で赤ちゃんを連れて行く)
エレガンス・カン …… イ・ビョンジュン (セウンの先生)
ユン・ウニ …… イ・ギョンジン (ユジンの母。倒れる)
イ・クッスン …… チャン・ジョンヒ (婦人服"オードリー"主人)
キム・ドンヒョン …… カン・ドンヨプ (ソフィアの面接官)
イ・ヒョンジョン …… キム・ミニ (ソフィア・デザイン長)
キム・ドンヒョン …… カン・ドンヨプ (ソフィア)

マ・イサン …… チョンウ (大陸総合サービス、借金取り)

ヤン・マダム …… パク・チュヒ (ホステス、テボンが売り込み)
ユ・ジョンヒ …… イ・イルファ (ジュニの母)
イ・ガンイン …… アン・ネサン (ジュニの父親・故)

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