シンデレラマン

演出/ユ・ジョンジュン
脚本/チョ・ユニョン

http://www.tv-tokyo.co.jp/cinderella_man/


第14話 代償

--------------------------------------------------------
デサンはアン常務にどうしたらソフィアを手に入れることが
出来るか尋ねる。それには会長の支持を得ること。そして株主
たちに気に入られることだという。
デサンはジェミンの反撃についても不安だし、ソフィアを手に
入れられなければ自分の人生を捨てた意味が無いという。
全てはジュニの死を知られた時点で終わってしまうと語る。
アンにデサンとしての死亡届を出して欲しいと告げ、もう後戻
りは出来無いこと、もうこのまま戻っても何も残っていない
事を語る。

ユジンはデサンが店をたたむとした事、そしてもうここには
戻らないとしたことで酷く落ち込んでいた。それを知って母の
ウニは話しかける。するとウニは私が二度と現れるなと彼に
話したことを告げる。ジュニとジェミンはユジンにとって重荷
である為にもう逢わないでと娘を説得する。

ジェミンはジュニの件でアン常務に語りかける。
医師のソン先生にジュニについて聞いてきたという。アンは
先生より仕事も無理しなければ大丈夫である事は聞いていると
語る。ジェミンは白を切り通すアンに何かあったら全ての責任
は貴方にあると釘を刺す。

セウンはユジンを呼び出す。そしてユジンのジュニに対する
気持ちを聞く。ユジンは彼のことを好きだというが、私はジュニ
と婚約する事を語る。既に家同士の話は付いていてもうすぐ
発表が有る事。ジュニ自身も婚約の件は了承していることを
話すと彼女は更に衝撃を受ける。ユジンはだからあんな態度を
取ったのねとして、馬鹿なことをする前で助かったと語る。

デサンは会長にセウンとの婚約の件を受けるとしたことで
会長は大喜び。しかしデサンの心は自分自身の気持ちにウソを
付くなんてと内心穏やかではなかった。
デサンはセウンに逢い、幸せにさせるよう努力すること、寂し
くさせたり傷つけたりしない事をセウンに誓うと、セウンは
感激で大喜びする。そしてコンテストも頑張ることを告げる。

一方ジェミンは東大門買収に関して貸店舗を買い取り20%の
買収が進んでいること。しかしオーナーが居る店に関しては
難航している事を報告される。

ジェミンはユジンが店をたたむ用意をしている事を見て話しか
ける。ユジンは彼をいつもの高台に呼び出し、この前の返事を
する。どうしてもジェミンの事は受け入れられないという。
理由を聞かれ、余裕がないこと。出来ることならばデサンとは
関係のない所でやり直したい事を語る。
--------------------------------------------------------

デサンは自分の人生を捨て本格的にジュニに成り済ます。

何よりもセウンとの婚約を決めたことがその証拠でも有る。
デサンは複雑だがセウンは大喜び。
まぁ婚約を決めたことでフラッグが立ったという感じだね。

いよいよデサンの正体がばれてしまう。

ジュニが済州島の病院に安置されていることを知られてしまっ
たので万事休す。今まで発覚していなかったこと自体が驚き
だけどね。会長は倒れてしまうし、アンは責任に問われる。
結局ばれたことでアンが全ての事実を話してしまった。

ユジンはなかなかデサンを忘れられない。

何度ももう逢わないだとか過去は忘れるとしているけれど、
結局デサンを求めている。
しかしデサンがジュニではなくやっぱりデサンであったこと。
他人の人生に移り変わるという発想自体が恐ろしい事で、デサン
はそんな恐いことを考える人だったのかと憤怒する。

デサンの落ち度、ジェミンの落ち度。

デサンは確かにジュニの人生に乗り移ろうとしていた訳だが、
それでも立派に血の繋がりは有る。そしてジュニに頼まれたと
する大義名分は存在している。
一方ジェミンはデサンを意図的に失脚させるために、東大門
市場で彼の名を語って色々と画策している。その事実が発覚
した時、ジェミンは今の地位のままで居られるのか?

ユジンとセウンは誤解が解ける?

パリ時代のコピーデザインの件も明らかになった。
ユジンは研究していたブランドのデザインが自分のものと思い
こむほど頭が混乱していたようす。彼女がそのデザインを出品
しようとしていた事を知り、コンテストの際に彼女のデザイン
と同じブランドの服を着ていったことで、ユジンのパリでの
人生は終わった様だ。
私なりの戒めだったというセウン。
互いに互いのデザインや才能を羨望の目で見ていたことも発覚。
そのまま行けば確かに良いライバルであり友達になれたのかも
知れないね。

イ・ジェミン …… ソン・チャンウィ (長男)
オ・デサン …… クォン・サンウ ("坊ちゃん"の店員)
イ・ジュニ …… クォン・サンウ (次男)
チャン・セウン …… ハン・ウンジョン (財閥モア)
ソ・ユジン …… ユナ (デザイナー志望)

カン・ジュオク …… チョン・ヘソン (ジュニの祖母)
オ・ソニョン …… ユ・ヘリ (ジェミンの母、後妻)

アン …… アン・ソクファン (執事、冒頭で赤ちゃんを連れて行く)
エレガンス・カン …… イ・ビョンジュン (セウンの先生)
ユン・ウニ …… イ・ギョンジン (ユジンの母。倒れる)
イ・クッスン …… チャン・ジョンヒ (婦人服"オードリー"主人)
キム・ドンヒョン …… カン・ドンヨプ (ソフィアの面接官)
イ・ヒョンジョン …… キム・ミニ (ソフィア・デザイン長)
キム・ドンヒョン …… カン・ドンヨプ (ソフィア)

マ・イサン …… チョンウ (大陸総合サービス、借金取り)

ヤン・マダム …… パク・チュヒ (ホステス、テボンが売り込み)
ユ・ジョンヒ …… イ・イルファ (ジュニの母)
イ・ガンイン …… アン・ネサン (ジュニの父親・故)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system