俺たちの旅
(1975年度10月期・日曜20時枠)

企画:岡田晋吉
プロデューサー:中村良男、奈良邦彦、山本剛正
脚本:鎌田敏夫(1)(2)、畑嶺明、桃井章(3)
監督:斉藤光正(1)(2)、出目昌伸(3)、小山幹夫・他
音楽:トランザム


第3話 男はいつか歩き出すのです
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3人はクズ六の部屋で居候する中、早朝から健太郎が竹刀を
振る時のかけ声で目が覚める。クズ六はカースケとオメダを
起こすと、ユニフォームに着替えて健太郎に挨拶に行く。
明後日に大学のバスケットの試合があるために訓練に行くと
いう。

一方竹内綾子は熊沢の部屋に学生が居座っている事実に困る
と告げる。このままだと熊沢にも出て行ってもらわないと行け
ないとする事で、熊沢の彼女である紀子は不安になる。

ランニングするカースケとオメダは金欠でろくにご飯も食べて
おらず、明日は半日アルバイトをしようという事になる。
クズ六は紀子の作ってくれたオニギリを食べる中、就職はどう
なっているか?と聞かれる。なかなか条件に合うところが見つか
らないという。そんな中、紀子は自分のことよりも居候している
二人のことばかりを気にしているとして、私よりも大切なのか
と告げる。
ランニングから戻ってきたカースケたちは、クズ六が残してく
れていたオニギリを食べながら、紀子のためにも仕事を見つける
べきだという。
適当なところが無いという彼に、新聞の仕事募集欄を見て、
世界教育販売などどうか?と問う。しかし俺はセールスには向い
ていないとして、一生の問題だから慎重になる事を告げる。

そんな中、大学では4年生が就職活動の最中で、明後日の試合
に4年生レギュラー全員が出られないという。みんなも辛いし
非難することは出来ないとマネージャーの洋子は告げる。
最終戦なのにとしてカースケは一人一人に説得を試みるが、
全く取り合ってもらえず、三年生中心のメンバーでやるしかない
と告げる。カースケはそんな不満を打ち破るべくバスケットの
練習に精を出す。

カースケは練習が終わると、洋子と出かける。
洋子は彼をホテル街に連れて行くと、飢えているならば我慢
することは無いとして彼を誘う。しかし実際に訪れたのは
レストランだった。マネージャーとして部員の体調管理に責任
があるとして、食事を奢る彼女。食事を食べるカースケに対して
将来のことを考えないのか?とし、就職活動をしていない彼に
疑問を投げかける。カースケは今は目の前の事で精一杯だとし、
バスケットの試合の事しか頭にない事を告げる。

そんな中、レストランには洋子の両親である父・茂夫と母・幸子
がやってくる。カースケは幸子とダンスを踊るも、踊り慣れて
いない彼は幸子の足を何度も踏んでしまう。娘の洋子と踊って
いた父・茂夫は、カースケを見てとても良い青年だとし、洋子に
ピッタリだと語る。洋子は父に彼のことで相談があるとし、
彼のために就職口を紹介するよう頼むのだった。

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カースケとマネージャー洋子の関係

2話を録画し忘れたのでよく分からないけど、洋子はカースケ
に好意を寄せている感じだね。
両親がお金持ちなのか、レストランで彼に鱈腹食事をさせる
彼女。両親もカースケの事を気に入って居るみたいだし、逆タマ
状態だね。

オメダは東西製鉄に就職したい

アルバイトした先で、美人秘書の姿を目撃。
カースケは彼女に目をつけるが、オメダはこの会社に就職したい
事を告げる。三流大学出の自分では一流企業には無理だと諦める
が、偶然にも洋子がカースケの為に父から頼んで書いてもらった
東西製鉄への人事課長宛の手紙をオメダに渡す。

世界教育販売に入社するダメ六

世界教育販売なんて言ったら、まるで韓国の悪徳宗教が経営
する統一協会系の会社みたいだな。
最初はセールスマンなど向いていないとして、面接に行くのを
拒むが、後にカースケに言われて面接を受けに行く。

竹内家は離れに住むカースケたちを目の敵に・・・

遠慮を知らない若者という事で、あまり好意的には見ていない
のが竹内家の母・綾子。熊沢にも出て行ってもらうという言葉
に紀子は敏感に反応。カースケにも不満をぶつけていく。

しかしカースケがダメ六と喧嘩する中で、紀子に甘えている事
を指摘し、いつまでも彼女が付いてくるとは大違いだとして、
何でも良いから仕事を探せと告げる。それを聞いていたのが
紀子であり、そんな紀子を見ているのが父・健太郎だった。

カースケは目の前のことで精一杯

バスケの最終戦こそ大切なもので、就職活動には目もくれて
いない。しかし最終戦の光陽大学との試合では、奮闘するも
4年生のレギュラーが居ない彼たちは大敗する。

カースケとダメ六の喧嘩

ダメ六がなかなか紀子との事を態度を示さない為に、カースケ
は俺がやってやるとして、紀子を奪おうとする。そんな彼と
ダメ六は殴り合いの喧嘩。ただカースケが一方的に殴らせて
あげた感じだったけどね。

今日の家訓!

男はいつか歩き出す。その道が辛くとも。


津村浩介 …… 中村雅俊 (カースケ、修学院大学)
中谷隆夫 …… 田中健 (オメダ、修学院大学)
熊沢伸六 …… 津坂まさあき (クズ六、紀子の彼)
山下洋子 …… 金沢碧 (バスケ部のマネージャー)
中谷真弓 …… 岡田奈々 (オメダの妹)
中谷美保 …… 八千草薫 (オメダの母)
竹内紀子 …… 上村香子 (クズ六の彼女)
竹内健太郎 …… 北村和夫 (紀子の父)
竹内綾子 …… 津島恵子 (紀子の母)

谷昌彦 …… 穂積隆信
山下幸子 …… 小林千登勢
山下茂夫 …… 嵯川哲朗

現バスケ部員
保積ぺぺ、清水昭博、福田信昭、岡田直樹、佐久間宏則
三景啓司

野村けい子、松崎真、北島マヤ、山西道宏、関川昇、三景啓司
小池泰光


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