俺たちの旅
(1975年度10月期・日曜20時枠)

企画:岡田晋吉
プロデューサー:中村良男、奈良邦彦、山本剛正
脚本:鎌田敏夫(1)(2)(4)(5)(6)(7)(10)(14)(18)(19)(20)(23)
(25)(27)(30)(32)(34)(37)(39)(41)(43)(45)(46)
畑嶺明(8)(9)(11)(15)(21)(24)(26)(29)(31)(35)(36)(38)(40)(42)(44)(46)
桃井章(3)(5)(12)(17)(22)(29)(33)
水木凡(13)、剣持亘(16)、野瀬州(26)(38)、大原豊(45)
監督:斎藤光正(1)(2)(5)(6)(11)(12)(15)(16)(18)(19)(24-26)
(28)(29)(32)(33)(37)(38)(41)(42)(45)(46)
出目昌伸(3)(4)、小山幹夫(13)(14)(22)(23)(30)(31)(36)
土屋統吾郎(7)(8)(20)(21)(27)(34)(35)(43)(44)
恩地日出夫(9)(17)、大森健次郎(10)、木下亮(39)(40)
音楽:トランザム

http://www.bs-j.co.jp/oretachinotabi/



第46話 男の旅はいつまでも続きます
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朝、グズ六は家の門の前で立っている紀子の姿を見る。
すぐにカースケたちのアパートに行くと、オメダやワカメを
起こし、突然麻雀していた様に装う。話を聞くと昨夜飲み過ぎ
てそのまま女性の家に泊まってしまったというもの。これから
紀子が来るので、ここで徹夜で麻雀をしていていつの間にか
寝ていた事にして欲しいという。
案の定紀子がやってくると、グズ六がここで寝ていた事を知り
安心する。
しかしその件で異議を唱えるのはオメダだった。
何もなかったのであれば正直に話すべきだという。グズ六の
事をあれだけ愛してくれているのだから分かってくれるはずで
嘘をつくのはよくないという。

週末、カースケたちは大学のOBとして後輩のバスケ部を訪問し
試合を行う。オメダはマネージャーだった洋子も呼んだという。
試合後にロッカーで着替えていたオメダは、かつて洋子がロッ
カー室でたまたま着替えをしていてそれを見てしまった時の
事を思い出す。

洋子は帰り際にカースケとオメダに、仕事で南米に行く事に
なるかも知れない事を語る。元々先輩が南米に行くことになり
一人で行くには心細いので一緒に付いてきて欲しいと頼まれた
のだという。先輩は女性だと聞くと、カースケは行ってこいと
告げる。2年間は行くことになると告げるが、カースケはこんな
良いチャンスは無いと告げる。

帰り道オメダはカースケに何であんな事を言ったのかと不満を
漏らす。彼女はカースケに行くのを止めて欲しかったのだと
告げる。もう少し洋子の事を考えてやれというオメダ。

店に戻るとグズ六が荷物を抱えて出てきていた。
話を聞くとオメダに言われた通り、紀子に正直に話したら
怒って実家に帰ってしまったという。更に義母からも激怒
されて一緒に追い出されたという。女性とは何もしていなかっ
たのだから出てくる事はなかったという大五郎。しかし奈美は
女性の家に泊まっただけで悪いことだと語る。

仕方なくグズ六はカースケたちの部屋で寝るが、深夜12時頃
やっぱり帰るべきかと呟く。頭を下げてまた紀子の元でやり
直したいとするが、カースケは一度頭を下げたら今後一生頭が
上がらなくなると告げ、その内向こうから迎えに来るので
堂々としていれば良いと告げる。もしも来ないときはどうする
のか?と問われ、そうしたら別れれば良いとするが、それを聞
いたオメダは、人を好きになるというのはそういう事ではない
と激怒。カースケに対しても明日洋子に会って、南米に行くな
と言うよう告げる。

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■最終話のネタ

洋子の事を巡り、カースケがオメダに遠慮して洋子に対して
心にないことを言ってしまうというもの。

■グズ六、新婚六ヶ月目にして外泊。

カースケたちのアパートに屯しているのならばまだしも
なんと女性の家に泊まってきたのだという。どうしようもない
奴だといわんばかりの展開。心配する紀子さんを見て良心が
痛まないのかと小一時間。

■洋子は南米へ行くのか。

皮肉なものだけど、カースケが悩んでいるのを知って逆に
南米行きを決めてしまう。しかしそれはただの逃げではない
のかという気がするけど、2年の間にオメダに彼女が出来て
いれば良いんだけどね。

■オメダと母・美保の小芝居

カースケに自分の気持ちに正直になって貰うために、
小芝居をうつ。カースケがオメダに気を遣って洋子に告白
出来ないのは、オメダの事を半人前だとして扱い、バカにして
いる行為であると。
美保さんが怒っている姿が可愛らしいのでなんとも言えない。

■洋子のロッカールームアゲイン。

回想シーンだけど、ロッカールームで裸になった洋子の事を
思い出す。あの時からオメダは全く変わっていない所が
なんとも言えない。しかし今回バスケ部の後輩の元に遊びに行く
展開だったけど、保積ぺぺさんの腹の出方はスポーツやっている
様に見えな過ぎるぞ。

■ジャンボ鶴田登場。

クレジットにジャンボの名前が有ったので、何処で出てくるのかと
思った。最後に新生オメダが珍しくナンパすると、その女性の彼氏
がジャンボ鶴田で凄みを見せられるという展開だった。

津村浩介 …… 中村雅俊 (カースケ、修学院大学)
中谷隆夫 …… 田中健 (オメダ、修学院大学)
熊沢伸六 …… 津坂まさあき (グズ六、紀子の彼)
山下洋子 …… 金沢碧 (バスケ部のマネージャー)
中谷真弓 …… 岡田奈々 (オメダの妹)
中谷美保 …… 八千草薫 (オメダの母)
竹内紀子 …… 上村香子 (グズ六の彼女)
竹内健太郎 …… 北村和夫 (紀子の父)
竹内綾子 …… 津島恵子 (紀子の母)

谷昌彦 …… 穂積隆信 (世界教育販売・営業部長)
野中順子 …… 丘淑美 (クズ六の同僚)
森田和子 …… 関谷ますみ (クズ六の同僚)
山下茂夫 …… 瑳川哲朗 (洋子の父)
山下幸子 …… 小林千登勢 (洋子の母)

坂田大五郎 …… 名古屋章 (たちばな荘大家・食堂いろはの主人)
坂田奈美 …… 水沢有美 (大五郎の一人娘)
浜田大造 …… 森川正太 (ワカメ、浪人生"たちばな荘")
桜井時江 …… 結城美栄子 ("たちばな荘"住民)


ジャンボ鶴田、島桂子、大久保あかね、下山芳弘、佐久間宏則
保積ぺぺ、福田信昭、三景啓司、清水昭博

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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