アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~

脚本/岡田惠和
出演/滝沢秀明、椎名桔平、藤木直人、小雪、えなりかずき
八千草薫、阿部寛、西野妙子、辻萬長、眞鍋かをり、小西真奈美
生田悦子、木村翠、小林すすむ、野仲功、青木忠宏、上原鉄平
石井洋輔

第7話 捨てられた思い出

アンティークに一人の女性客・武内秀子がやってくる。
彼女は小早川千影の娘だという。
そこにいた店員の全ては彼が結婚して娘が居ることを知らな
かった。

今回は小早川千影が主役の話。

娘はハンガリーに再婚した家族と共に音楽留学に行くという。
海外へ行く事への不安と父親との幼き頃の楽しかった思い出が
交錯し、海外に行くことを拒むが、敢えて千影が娘を突き
飛ばして背中から後押しする話し。

母親が有名なピアニストということで、留守番していた千影
と娘は一緒に過ごした時間が多い。特に落ち込んだときに
一緒に作った苺のショートケーキが思い出のアイテムだ。

冒頭で賞味期限切れの小麦粉が登場していたので、千影が
誤って使用してしまうのではないかとヒヤヒヤする流れだった。
まさか冒頭の伏線が一番最後に使われるとは思わなかった。

このドラマを見ている人ならば誰もが突っ込むであろう、
校庭に書かれた小麦粉での文字。
飛行機に搭乗していたら"見えるはずはない"。
それでも気持ちの問題で、客を巻き込んで臭いような青春
ドラマをやってのける所が今回の見どころだ。

途中で飯塚桃子が語っていたが、この店の住人の人間模様
を見守るだけでも満更ではないと言うこと。
常連が来続ける理由もここにあるのか。

あからさまなアプローチをかけていた吉永正太は島崎珠美に
思いが届いたのか。

神田エイジは内野茜の家を飛び出し、初夜は橘圭一郎邸で
過ごしたものの店の二階を住処とすることになった。
職場に住み込むって羨ましい環境だね。

guest
邑野未亜

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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