まほろ駅前番外地
(2013年1月期・テレ東・金曜深夜枠)

原作 - 三浦しをん『まほろ駅前番外地』
監督 - 大根仁
脚本 - 大根仁、黒住光
オープニング - フラワーカンパニーズ「ビューティフルドリーマー」
エンディング - 坂本慎太郎「まともがわからない」

http://www.tv-tokyo.co.jp/mahoro/





第1話 瑛太&松田龍平!三浦しをん人気原作で奇跡のバディ物語誕生超脱力
便利屋コンビがプロレスラーを代行!?

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東京と神奈川の境にあるまほろ駅で前で便利屋を営む多田と
雇った覚えも雇われた覚えもない行天が依頼を受けて仕事に
行く。解体業の手伝いをする中で、そこで働いていた際に
二人はスタンガン西村という人物から声をかけられる。
インディーズのプロレス・まほろプロレスのレスラーの
スタンガン西村は50歳を機会にそろそろ引退しようと考えて
いるとして、引退試合に出てくれないかというものだった。
入場料の全額を報酬として支払うと言われるが・・・

便利屋を通して仕事で関わる内に色んな人の人生を垣間見ると
共に、自分たちの人生・関係性も見つめていくという感じの内容
なのかな。

よく言えばテレビ東京らしいドラマ。
原作ありきドラマではあるが、モテキの大根仁さんが関わって
いるという事で、再びこの枠でのヒット作を狙っている感じの
受けるもの。

請け負う仕事によって内容的にはハマるものとハマらないもの
が有りそうな感じがするし、便利屋という仕事柄、奇抜な仕事
ばかりを取り上げていくのだろうけど、どれだけ
仕事の内容にバリエーションを持たせられるのかにもかかっている
のかな。

今回はプロレスラーをしている男性からの依頼。
妻子も引退試合という事で暖かく見守っているモノの、引退
しないと聞いてそそくさと実家に帰ってしまう辺りがまた笑える
ところ。男性たちの夢と現実的な世界に生きる女性の違いなどが
ドラマの中でも面白く加味された格好だったかな。

主人公の二人は、どちらもアウトローっぽい役はお手の物なの
でほぼ違和感なく見られるかなと思う。
便利屋なんていうと、ドラマ俺たちの旅を思い出させるし、
男性二人の生き方と妙な関係は、巡り巡って70年代の価値観へと
繋がっていそうな感じもする。

町田が舞台となっているようだけど、木更津キャッツアイ
様に実名を出して描いた方がある意味良かったのではないかと
いう気がする。

多田啓介 …… 瑛太
行天春彦 …… 松田龍平

来夢来人 …… 渡辺真起子 (バーのママ)
スタンガン西村 …… 永澤俊矢 (プロレスラー)
瀧 …… 宇梶剛士 (元プロレスラー、風俗店経営)
西村悦子 …… 坂井真紀 (妻、夫を支えるが・・・実家は熊本)
実況アナウンサー …… 矢野武
解体業者 …… 中沢清六
西村つな …… 新井久羽 (娘)
ホステス …… 山田瑞希
ラジオパーソナリティ …… オクイシュージ
レフリー …… プリティ太田
前座女子プロレス …… 上林愛貴、石橋葵、紗耶、セウシマ

電気グローヴ、スタンガン高村

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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