クライアント・リスト
The Client List

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Apr. 29, 2012
第4話 夢の終わり Ring True

監督/Patrick R. Norris 脚本/Efrem Seeger
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ライリーはいつものように客にサービスをしていた。ライリー
の常連客で、戻って来てくれてうれしい事を告げるが、なんと
顔を見るとカイルであり、彼から一体何をしているのかと問わ
れる。まさか誓いを破ったのか?と問われると、ライリーは
誰のせいかと問う。金が必要だったので仕方がない事を告げる
とカイルは、指輪を外せとライリーに告げる。

しかし、それはライリーが見た夢だった。

朝目覚めるとパンケーキを作る中、リネットは落ち込んでいる
であろう子供たちの為にプレゼントを持ってくる。二人の子は
カイルが家から出て行ったことを夕べライリーから聞かされていたの
である。ライリーは二人は元気にしているので大丈夫だと語る
と、リネットはライリーもこんな状態でよくやっていることを
語る。リネットは困難の後には良いことがあるものだとして、
メアリーが骨折した事を告げる。一体それの何が良いのかと
問うと、私がメアリーの変わりにチャリティの司会をすること
になったのだという。ギャレットとの初めての社交行事だと
告げ、楽しい夜になりそうだという。リネットはライリーにも
参加してと告げるが、今年はカイルが居ないので参加しない
という。リネットは寧ろこないと夫に逃げられたと噂される事
を告げ、我が家の対面の問題であることを告げる。そして
何よりもライリーがきてくれることが心の支えになるのだと
いう。司会はあの嫌みな金持ち女・テイラー・バークボルター
と一緒ににするのだという。メアリーの骨折ってテイラーと
司会をしたくないが為にわざとじゃないのか?と問い、益々
行きたくないとライリーは語る。

職場に行くライリー。
するとライリーの元には母親から何度もチャリティパーティー
に出席して欲しいとする電話が鳴っていた。店の人たちによる
と店の方にも何度もリネットから電話が鳴っているという。
話を聞いていたジョージアは、パーティーに出ないなんて反逆罪
と一緒だというと、それならばジョリーンは終身刑じゃないのか
と突っ込みが入る。ライリーはチャリティには毎年カイルと
行っていた思い出があるので一人ではいけそうにないという。
ケンドラは自分もパーティーに一人で行った際に、ボビー
知り合い婚約したことを告げ、一人も悪くないという。一人で
行けば寧ろ冒険が出来るというディー・アン

施術室では、ライリーはロースクールの三年生・グラントの事
をマッサージしていた。毎日図書館に行くばかりの生活をして
いるが、試合に出たことで痛めたのだという。ライリーは凄い
文武両道ねと告げる。
一方店にボビーがやってきた事を知るケンドラは、試合で友人
のグラントが怪我をしたのでマッサージを受けに来たのだと
聞かされる。ケンドラは焦り、グラントのことを対応している
従業員は誰かと予約表を見てもらうと、ライリーである事を知る。
50分のマッサージの時間だが、ケンドラはなかなか室内から
出てこないことを心配する。下手に性的サービスをしている
マッサージ店であることをグラントの口からボビーに知られれば
恋人関係が解消されてしまうからだった。
スタッフたちは、ライリーにはマッサージテクがあるという
人もいれば、客の話し相手になっているだけだと語る。
しかしディー・アンは彼女には他の才能があるとして、ケンドラ
の不安をあおる。ジョリーンはそんな事を言うべきではない
と語る。

そんな中ライリーが出てくると、ケンドラは真っ先に普通の
マッサージをしただけなんでしょと問う。しかしディー・アン
はライリーが受け取った金を見て、特別サービスをしたみたい
ねと告げる。

ライリーはケンドラと会話する。
グラントはボビーの友人だが取っつきにくい人なのだという。
12歳の時にキャンプでボビーと知り合って以来の親友関係だ
という。ライリーは先にその事実を聞いていれば良かった
と告げる。グラントの父は判事をしていることを告げる。
ボビーは将来有望だが、その将来の中に私は居ないかも知れない
とケンドラは嘆く。ライリーは秘密を隠し通すことは大変だと
告げ、何か力になりたい事を告げると、ばれないように祈って
いてと告げる。

帰宅するとレイシーデイルと共にライリーの家に来ていた。
デイルは久しぶりの休みだった。レイシーはデイルに対して
スーツを用意してと告げ一緒にチャリティーパーティーに行こう
と告げるが、デイルは休みは二日しかないのにそんなところに行く
のは嫌だという。それでもレイシーとデイルはベッタリと仲の
良いところを見せ、二人は濃厚なキスをする。その姿を見た
ライリーとエバンは二人の時にしなさいと告げる。
デイルとエバンはビールを買いにいく中、ライリーはデイルから
私は子供が欲しい事を告げる。
ライリーは自分が最初に出産した時は22歳だった事を告げ、
大変だが宝になった事を告げる。

そんなライリーの元に電話が鳴る。
アメフト部の主任コーチ・エド・メイヤーズからの電話で、
カイルにコーチの仕事に空きが有るので働かないかという誘い
の電話だった。ライリーは話しておくと告げるが・・・
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ライリーはスパという名の性風俗店で働き始めたことで、
カールに対する罪悪感が少なからず存在していて、度々ライ
リーが見る夢の中でもカールから今の仕事に対して責められる
という状況が描かれる。仕事の件でもカールの件でもなかなか
他人には言えない状況の中、リネットは街のチャリティパーテ
ィーに司会者として出席することになったので、ライリーにも
出席して欲しいと頼むが・・・

前回初めてリネットの彼氏のギャレットが登場。
今回はレイシーの彼氏のデイルと、ケンドラの彼氏のボビー
が初登場した。
レイシーの彼・デイル役のGreg Grunbergは、フェリシティの
青春
の自称発明家ショーン役、エイリアスのCIAエージェ
ント・エリック・ワイスマン役、HEROESの警察官・マット・
パークマン役でもお馴染みの俳優さんだ。

最も気になったのは、やはりリネットの彼氏のギャレットが
曰く付きの人物ではないのかという点だ。
ジョージアが何かに気がついたみたいだけど、あまり良い感じ
の顔をしていなかった事も有るので、リネットにとっては
今後辛い現実が待ち受けているのかも知れない。
既に4度・5度の離婚を経験しているリネットにとってはどれ
だけのダメージが残るのか心配するところかも。

さて今回はケンドラの彼氏のボビーが職場にやってきたという
点で、リスクある仕事の事がバレてしまうのではないかとする
スリル感たっぷりの内容だったけど、このスリルはある意味
ここで働いている人にとっては誰もが存在しうるリスクでも
有り、今後は誰がその危険にさらされてしまうのかという事
なのだろう。

ライリーが下手に社交界なり市民達のイベントに参加する
ことで、客と鉢合わせしてしまうのではないかとする恐怖も
有ったけど、まさに今回パーティー会場でその一人とばったり
遭遇してしまった。ただ場をわきまえてくれている人なので
今回は特には問題にならなかった。

問題のケンドラの流れは、ボビーの親友のグラントが性的
サービスを受けたことに関して、その事実をボビーに話せば
ケンドラとの関係が終わりを見せることも有って、怖いもの
を感じたのも事実だけど、それは同時に自らの弁護士人生
も不意にするリスクがあるという事を考えると、この手の
ことは秘め事として処理されるのが一番なのか。

そしてなんと言っても今回はついに指輪を外す時期ではない
かとしてその事に言及された。
今回ケンドラやエバンに対して、自分自身を犠牲にすべき
ではない事を主張していたので、有る意味それがライリー
本人も跳ね返ってきた感じだけど、指輪を外す決心をした
ことで次に進めるのかどうか。

しかし贅沢は言っていられないのだろうけど、ベビーシッターに
凄いメッシュ柄の髪の毛をした子・クロエに頼んだ感じだね。
例え自宅であってもある程度の年齢にまで達していない子供たち
だけで留守番させることを禁じられているアメリカでは、時々
近所の高校生くらいの子にバイトで留守番を頼むというシーンが
有るけど、もう少しまともな子はいないのかみたいな感じがする。
前回ケイティが"表現豊かな言葉"を使ったばかりだし、環境に
気を遣わないと・・・

ボビーの親友で弁護士を目指すグラント役のJonathon Trentは
新ビバリーヒルズ青春白書で、ナオミが大学入学の為に
人事部のパイプを作るために接近したエコロジー活動家の
学生・リチャード役、The O.C.ではサーファー役と出演していた。
またチャリティパーティーでライリーに声を掛けてきた客の一人・
ハンクはこのドラマの一話で客の一人として出演している。

■使用された曲

・"Can You Feel It" by Michael Young
・"Cover Me" by Nio Wilson
・"Let's Celebrate" by R Wayne Tester Project
・"Warm Heart in a Cold World" by Dave Barnes
・"The Love is Over" by Ray LaMontagne & The Pariah Dogs

ライリー・パークス (Jennifer Love Hewitt) 二人の子持ち
ジョージア・カミングス (Loretta Devine) "The Rub"経営者
エバン・パークス (Colin Egglesfield) カイルの弟
リネット・モンゴメリー (Cybill Shepherd) ライリーの母
レイシー・ジーン (Rebecca Field) ライリーとリネットの友人
ケンドラ (Naturi Naughton) "The Rub"の従業員・黒人
セリーナ・ラモス (Alicia Lagano) "The Rub"の従業員、ライリーの知人
ジョリーン (Kathleen York) "The Rub"の従業員、マジメ
カイル・パークス (Brian Hallisay) ライリーの夫、膝の怪我
テイラー・バーカルター (Elisabeth Rohm) 嫌みな女
ディー・アン (Desi Lydic) "The Rub"の従業員、金髪
トラヴィス・パークス (Tyler Champagne) ライリーの息子
ケイティ・パークス (Cassidy Guetersloh) ライリーの娘
トウィンクル・バーカルター (Hazel Sepenuk) 夫

ハンク (Lea Coco) 客の一人
グラント (Jonathon Trent) 法律学校に通う、ボビーの親友、父は判事
ボビー・バートレット (Arlen Escarpeta) ケンドラの恋人
ボー・バークボルター (Bart Johnson) テイラーの夫
エド・メイヤーズ (Michael Patrick McGill) アメフト・コーチ
アンディ (Michael Nardelli) アメフト
クロエ (Teresa Decher) ベビーシッター
デイル・ロックリン (Greg Grunberg) レイシーの彼氏
ギャレット・ランドリー (Brian Kerwin) リネットの彼
--- (Loren Burgos) Spa Girl
--- (Amanda Gist) Curl Up & Dry hair stylist
--- (Daniel Sobieray) Sexy Spa Guy

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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