クライアント・リスト
The Client List

http://www.dlife.jp/lineup/drama/clientlist_s1/




 

Jun. 17, 2012
第10話 明日へのプロローグ Past Is Prologue

監督/Jennifer Love Hewitt 脚本/Jennifer Love Hewitt
Barbara Nance
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みんなルールを軽く見ているとして、ジョージアはルールを
破ったディーアンを解雇する。セリーナはライリーに対して
互いに殺し合う前に近づかないようにしようと告げる。
一方ジョージアに対して今まで協力してくれていたレイは、
権力のバランスが変わった事を告げ、この瞬間から油断は
禁物だと忠告する。一度はジョージアの手回しで捜査からハズ
されと思っていたネイサンがまた「ザ・ラブ」周辺に彷徨き
始めた事を知る。
エバンとライリーがキスして、互いに良い雰囲気が流れる中、
一年ぶりにカイルが自宅に戻ってくるのだった

自宅のドアの前にカイルが居るのを見てライリーは驚く。
カイルは何を言っても何をしても償えないことは理解している
事を告げ、これまでの間に何度も帰ろうとしたこと、どう
謝るべきかを考えていた事を告げ、門前払いをされても仕方
がないが子供の顔だけでも見せて欲しいと語る。

ライリーはカイルと出会ってから結婚し、そして出て行った
時の光景を走馬燈のように脳裏によぎらせる。
カイルが戻って来たという事を受けて、すぐにレイシー、エバ
ン、リネットがやってくる。
みんなカイルに対して嫌みを語り帰宅を歓迎していないことを
アピールする。ライリーは仕事にいくとして改めて話合う
こともない事を告げ、レイシーとリネットはカイルと子供たち
を一緒には居させないとして、ボディガードのように監視して
居る事を語る。

ライリーは出社するとジョージアにカイルが戻って来たことを
語り辛い立場である事を語る。するとジョージアは裏口に
ライリーを呼ぶと廃棄してある電化製品をバッドで壊そうと
誘う。既に電器屋には許可を取ってあるので遠慮無く壊して
くれとすると、二人でガンガン物に当たって発散する。

レイシーはカイルに対してよく居座っていられるわねと告げ、
リネットはよくどんな顔をして戻ってこられるのかと問う。
16歳の頃から二人のことを見守ってきて応援してきた事を告げ、
息子のように接していたのに裏切られたのだと語る。連絡
一つ無いなんてあり得ないことだとし、如何にライリーが傷つ
いたのかを語る。カイルも本当に言葉がないとして謝罪し
反省している事を語る。

ジョージアはライリーに対して現在店を取り巻く状況が何か
変だと告げ、第六感が働いている事を語る。ほとぼりが冷める
まで自分は休暇を取るとし、それまではライリーに店を任せる
と語る。ジョージアは"C"のファイルの所に名簿が入っている
事を語る。そこには大物の名前が並んでいる事を告げ、
クライアントリストである事を語る。今日帰る時には必ず持って
帰って安全な場所に隠して欲しいと語る。ライリーは使うような
事態に陥っているのか?と問うとただの用心の為だと語る。備え
あれば憂い無しだと。

カイルはデイルに遭う。
デイルはまた家に戻ってくるのかと問うと、分からない事を
告げ、完全に拒否された状況だという。デイルは一年も消えて
いたのだから当然だという。カイルは何とか"俺の言い分を聞か
せたい"とすると、デイルはその発言に怪訝な表情を見せる。
彼女はもうお前のものじゃない事を告げ、本当に取り戻したいの
であれば何でもする覚悟がないと駄目だという。花なんか贈って
も無駄であることを語る。


翌日、ザ・ラブではジョージアから社員に対して、これから
自分は旅行に出るので自分が留守の間の経営は全てライリー
に一任する事を語る。何かあればライリーに相談して欲しいと
語る。
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ようやくクライアントリストという単語が出てきたね。
これまでの状況を一遍させるような事態が起きつつあること。
そしてそれを守る為の保険としてクライアントリストの存在。
このリストがあることをどれだけの人物が知っているのか気になる
けど、シーズン2はこのドラマの元にある現実に起きたことの流れを
踏襲していったりするのかな。
ただ正直、これまでライリーたちが対応した客に"大物"が居なかった
ので唐突にリストが明らかにされた感じがするんだけどね。

■前回見忘れた

その事を前提に今回のエピの感想を取り上げているので
多少思い違いや食い違いが有るのかも知れないです。

冒頭の「これまでのエピソード」の流れを見ると
先週はアグリー・ベティでのダニエル役のEric Mabiusが
出演していたようで、ジョージアと精通していてこれまで
警察とマッサージ店のコンタクトみたいな役割を果たしていた
人物だったようで取り締まりの流れを見逃してくれていた
みたいですね。

■カイルが戻ってきた

この人よく戻ってこられたなという感じで、終始この人が
登場するシーンを見るだけで嫌悪感が有った。
子供に会う権利はあるとは思うのだけど、子供が招待してくれ
たとして一緒に食事をするシーンとかみると、滅茶苦茶
腹が立った。色んなところで顔を現す度にこの人は頭が変なの
ではないかと。

ただどうなんだろう。

人間は間違いを冒すもので、ドラッグ中毒だったという
事を考えれば離れていったとする流れは有る意味では間違って
はいないところもある。下手にドラッグの流れで子供たち
を傷つくようなことになればそれこそ取り返しの付かない
ことになる。はけ口を家族にぶつけなかったことだけはまだ
辛うじて同情出来る部分なのかも。そしてそれをぶつけられなかった
ことで迷惑をかけたという事も明らかなんだけどね。

一度のミスは決して許せないものなのか。
それとも広い心をもって子供のためと我慢するのか。
一度信頼を落とせば取り返すのは容易ではないことは明らかだけ
どね。

■先週見ていないので・・

イマイチ動きが把握出来ていないところがいくつかある。

・ライリーがエバンとキスしていることになっていること。
二人がキスしたことでセリーナとまたまた険悪な関係に
なっているのだろうか?
・そしてディー・アンがクビになっていた。
ジョージアが言ってたルールとは店以外のところで何か
男性と関係を持っていたのだろうか?
・ケンドラが登場していない。
これは彼氏と結婚でもして不在ということなのか。それとも
結婚して引退したのだろうか?
・そしてなんと言っても天敵だったテイラーと話し相手になって
いるところは違和感が有ったな。

■警察の不穏な動き

一度は飛ばされたと思っていたネイサンは何故戻ってこられた
のだろうか。この辺も先週見ていないので分からない。
俺が用心棒になってやるとしていたけど、ホント人の足下を
見る警察官は腹が立つね。

■カイルが帰宅した意図

幾つかの可能性があるのかなと思う。
一つはライリーが売春をしているということを何処かで
聞いた為に止めに来たこと。
一つはとことんカイルがゲス野郎となるけど、警察と取引
してこの店の実態を明らかにすると同時に、クライアント
リストをとってくるよう命令されてきたということ。

親友のデイルから妻を取り戻すためには何でもしなければ
ならないとして訴えかけていただけに助けにきた人物で
有って欲しいけどね。

■ジョージアは退避

なんか凄く無責任に思えるのは気のせいか。
ライリーに責任を押しつけて自分だけ逃げようという事なのか。
いざという時のクライアントリストを手渡してくれたけど、
このドラマのようやく本題に入ったという感じだ。
ただいつの間にそんな人物たちと精通していたのかって感じ
も有るんだよね。

■エバンも複雑

エバンとカイルには両親が居なく、ライリーを巡っての恋の
争いだけでなく、血のつながりのある家族を見捨てたという
ことになる。そう簡単には許せそうにない気がするけど、
果たしてどう収まりをつけていくのか。


■使用された曲

・Jennifer Love HewittのJar of Hearts

ライリー・パークス (Jennifer Love Hewitt) 二人の子持ち
ジョージア・カミングス (Loretta Devine) "The Rub"経営者
エバン・パークス (Colin Egglesfield) カイルの弟
リネット・モンゴメリー (Cybill Shepherd) ライリーの母
レイシー・ジーン (Rebecca Field) ライリーとリネットの友人
ケンドラ (Naturi Naughton) "The Rub"の従業員・黒人
セリーナ・ラモス (Alicia Lagano) "The Rub"の従業員、ライリーの知人
ジョリーン (Kathleen York) "The Rub"の従業員、マジメ
カイル・パークス (Brian Hallisay) ライリーの夫、膝の怪我
テイラー・バーカルター (Elisabeth Rohm) 嫌みな女
ディー・アン (Desi Lydic) "The Rub"の従業員、金髪
トラヴィス・パークス (Tyler Champagne) ライリーの息子
ケイティ・パークス (Cassidy Guetersloh) ライリーの娘

マーク・フレミング (Jon Prescott) 医者、ザックの父、妻は他界
ザック・フレミング (Adam Taylor) トラヴィスの同級生
トゥインクル・バークボルター (Hazel Sepenuk) 娘
--- (Amanda Gist) Curl Up & Dry Hair Stylist

アール・ハドソン (Paul Dooley) 高齢の客、マッサージ中死亡
ネイサン(Trevor St. John) 警察官
ルース・ハドソン (Betty White) アールの妻

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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