クローザー The Closer (シーズン4) http://lala.tv/programs/closer/

Jul. 14, 2008
第1話 消えない炎 Controlled Burn

脚本／James Duff、Mike Berchem 監督／Michael M. Robin
--------------------------------------------------------
ロサンゼルスでは大規模な山火事が発生していた。
グリフィスパークから発生した火災は、いきなり制御出来ない
ほどに発達して、消火活動で周りは忙しくなる。
火がこっちに来るために、チームブレンダの捜査も後退を強い
られる中、ポープとテイラーはブレンダの元にやってくる。
タイムズ誌の記者・リカルド・モラレスをブレンダの捜査に
随行させて欲しいとの事だった。ブレンダはそんな暇は無い
とクレームをつけるが、ポープから通常の山火事が発生した場合
には、火が収まるまではロス市警が出来るのは、交通整理と
市民達の避難の先導車をレッカー移動できるだけだという。
しかしこの一件は放火である事は明らかで、近くに電線も
無い場所から発生している事を指摘する。
ポープはチームをロスフェリス通りに後退させる様告げる。
ブレンダは市警にも記者を追い払う権限があるハズではないか
と告げるが、ロス市警のメディアの関係を修復することも
必要だと言われる。

バスに野次馬達の映像を撮っておくよう命じる。
放火犯は現場に戻って来ては、その事態を見て喜ぶものも多い
からだった。
現在の被害者を確認するブレンダたち。そこには記者のリカルド
の姿も有った。バーバンクとロサンゼルス郡の消防士が二名
亡くなり、ハイキング中だったコニー・ミランダが渓谷に
居たために逃げ遅れて死亡。更にゴルフ中だったリチャード・
ゴードンが亡くなっているという。

ブレンダはプロペンザたちにリカルドの事を紹介する。
現場で焼死体で見つかった女性についてプロペンザたちから
報告が入る。被害者は女性でIDがなく、出火の原因は公園の
ど真ん中から起きていること。遺体が発見されたのはホームレス
のたまり場になっている所だとすると、彼女もホームレス故に
IDが無いのではないかと疑う。

そんな中バズから報告が入る。
野次馬の中に放火魔のビル・グローリックが写っているのを
見つけてすぐに捕まえるよう指示する。かつて恋人だった
女性にアルコールをぶっかけて殺した犯人で、二度も逮捕され
た人物だった。リカルドはどんな人物なのか尋ねると、
テイラーたちから、最初の裁判では重要証人が姿を消した事で
無罪になり、二度目の逮捕では有罪・死刑が求刑された直後に
真犯人がいたという事で、無罪になり、現在州を相手取って
不当拘束を訴え係争中だという。リカルドはビルについての
記事を掲載したいとするが、ブレンダはもしも記事が新聞に
載れば捜しづらくなってしまう事を告げ、辞める様告げる。
更に彼は自分の名の焼き印を女性に押した人物で有り、下手に
刺激すると、突然真夜中に目の前に現れるような人物だという。
しかしリカルドは写真を掲載すれば逆に捜しやすくなるのでは
ないかと反論。そんな彼にもしも掲載すればロス市警には
出入り禁止にすると語る。

ブレンダはリカルドを連れて検視局のモラレスの元に行く。
焼死体で見つかった女性はホームレスではないだろうとのこと。
その根拠として、レーヨンのワンピースを来ていて、下には
綿のTシャツを着ていること。肺には損傷がなく、頭蓋骨を
殴られた形跡があるので殺害後に燃やされたのだろうと語る。
アルコールが大量に掛けられているのも事実で、火災の出火元
はこの女性だろうと告げる。

リカルドはブレンダの家にも着いてくる。
ブレンダは家の窓にネコちゃんがいるのを目にして急いで部屋に
戻る。家を売ったブレンダとフリッツは不動産価格が下落する
まで、賃貸であるアパートに住んでいたが、このアパートは
動物を飼うことを禁止していたのである。ブレンダはフリッツ
に対してトイレの修理を頼んでおいてくれたか?と問うが、
トイレ修理は大家の仕事だという。しかしネコグッズで溢れて
いる家を見せたら、不味いとして業社に頼んでくれと告げるが・・
--------------------------------------------------------

大規模な山火事が発生する中、殺害された女性の焼死体と
放火された原因を捜査していく。そんな中で、かつてブレンダ
に牙を向けた放火魔のビル・クローリックが近くで見ている
事を知り、彼が関わっているのではないかと疑っていく。

シーズン1の12話「二度死んだ女」に登場したビルが再登場。
残念ながら三度目の登場はない。

最近まで「テラノバ」を見ていたので、その中の正義感溢れる
主人公のジム・シャノン役のイメージが未だにある。

まぁ本人が最後に語っていたように、律儀にもお別れをしに来た
様で、400万ドルも州から手に入りそうなことを言っていたので、
ビルも所詮は金なのかという感じがする。

事件自体はあんまり面白味がなかった。
フリッツとブレンダの愛の巣がどうなっているのかという事
ばかりが抽出され、事件自体がイマイチ面白味が感じられない
のは残念。
ドラマとしてはありがちなマスコミとの確執・連係プレイと
いう格好の内容だったけど、捜査の邪魔になりつつも、結果的
には役に立ったという何とも言えない消化不良さ加減が有った。

フリッツとブレンダは相変わらずの関係。
ちょっぴりフリッツが強きに出ていたのが印象的。
トイレが使えない今、フリッツが取った行動はシャワールーム
での用足し。
フリッツとの会話で事件の真相のヒントを得るという流れは
一貫しているものが有るが、少々シーズン4の最初のエピソード
としては物足りなかったかな。

それにしてもガブリエルとダニエルズの間には何か有ったんです
かね。

■検索用キーワード

・一ヶ月前から仮住まい ブレンダ フリッツ
・小さな渓谷 ホームレスのたまり場 定期的に追い払う
・HTZ 共通危険区域
・ロサンゼルス グレンデール バーバンク サンマリノ
・歯のホワイトニング
・とんで火にいる虫
・化学物質に煙る夕日を二人で見よう
・取材ノート 押収 リカルド ビルに逢っていた
・皮膚 24時間 水に漬けておく ブレンダ 指を入れる 指紋採取
・リンダ・ハレル (36歳) 焼死体 ストーキング行為 2年前逮捕 オッ
クスナード在住
・犯行現場 リンダの家 遺体 リンダの車で運ぶ
・鏡台周辺の埃 写真立てが消えている
・毎朝動物管理局に引き取りに行けば良い ネコ キティ
・車両保管庫 リンダの電話 リダイアル 5回 トムの自宅に