クローザー The Closer (シーズン4) http://lala.tv/programs/closer/

Jul. 28, 2008
第3話 許されざるゲーム Cherry Bomb

脚本／Michael Alaimo 監督／Rick Wallace
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ベッドで横たわる16歳の少女・ミシェル・クラークの遺体を
見つめるブレンダ。現場の室内には椅子が倒れており、家の
梁にはトレーナーがまかれた跡が見つかる。
朝食に起きてこない娘を心配した両親が娘の部屋に来た際に、
自殺しているのを見つけて遺体をベッドに運んだとの事だった。
娘が亡くなった際には両親との寝室が離れていて気がつかなか
ったという。
プロペンザは遺体を運ぶ間、両親の事をキッチンに留めて置く
と告げ、フリンはミシェルの知り合いから聞き込みしてくると
いう。両親によると悩みを持っている様子はなかったとするが、
その裏付け作業をするとの事だった。そんな中、テイラーが
ブレンダの元にやってくる。ブレンダは何故自殺案件に特捜班
が呼び出されたのか分からないとしてテイラーに説明を求める。

話は数日前、テイラーはミシェルがレイプの被害者として
事情を聞いていた事が有った。パパにはこの事は知られたくない
とミシェル本人は語っていた。テイラーはミシェルが病院で
作成された調書を見ながら色々と質問する。加害者はミシェル
を家に招いていること。その為加害者はミシェルの知り合いだと
想定されるが、なかなか名前を言おうとはしなかったのである。
ミシェルは彼の事がホントに好きだとし、家に呼び出されて
テレビを見たりした後に、彼が薬を持ってきたという。恐らく
エクスタシーであり、飲んだのは初めてだったので怖かったと。
しかし彼は私と付き合いたいと言ってくれたのでその通りに
飲んでしまったという。もしかして君を襲った男は警察の関係者
に近い人物なのか?と問い、バッヂを縦にして恐ろしい目に
合わせているのであれば他にも被害者が出る前に止めなければ
ならないと告げる。一度だけで良いので名前を言って欲しいと
告げると、ダレン・イェーツの名前を口にしたのだった。

ブレンダはイェーツの名前を聞いて何処かで聞いた事が有った。
テイラーによると郡保安官の高官・マーク・イェーツ次長の
息子だという。レイプ事件なのにテイラーが聴取したのか?と
問うが、捜査に於いて隠蔽されるのを防ぐ為に自分が預かった
というものだった。しかしブレンダは一週間も前の事なのに
何故ダレンが捕まっていないのかと問い詰める。ダレンのDNAと
一致するかどうか極秘鑑定をしていたが、その事が父親の耳に
伝わり凄い剣幕で怒鳴り込んできたという。DNAは一致したとの事。
警察内部の都合ばかりを考えた捜査に呆れるブレンダ。
心身共に追い詰められたミシェルが自殺したのだろうとの事だっ
た。ブレンダはそんな事の尻ぬぐいを私にさせようとするのか
とするが、彼女が死んだ責任は私に有るというテイラーは、
現状では立件が不可能であり、そこでブレンダがなんとか捜査を
して欲しいとの事だった。
警報機が切られて、争った形跡も有るのに立件出来ないという
事実に呆れるブレンダ。もう一度自殺なのかどうかを調べて
欲しいとの事だった。

モラレスの元にいくと、自殺かどうかの判断を再度聞く。
彼は自殺で間違いない事を告げ、体に付着するあざは何日か前
の事で今回の自殺とは関係が無く、手足のあざは手錠をされた
跡だろうとのこと。抵抗してカーペットのすり跡や膣癖には
裂傷が見られ臀部にもあざがあるという。ただしどれも数日
経った後だとの事だった。ブレンダは薬物検査をするよう
告げ、睡眠薬、精神安定剤が検出されないか調べてと語る。
全ての事実を見逃したくないと。
ダニエルズは知り合いの人間との間のレイプの立証はかなり
難しい事を告げると、何故今になってその件を調べるのかと
ブレンダに問う。するとこれは殺人の捜査である事を語る。

テイラーとブレンダはホープの耳にもこの件を話す。
ポープは容疑者を庇うつもりはないがレイプの立件は難しいので
はないかと告げるが、あくまで慎重に捜査するよう告げる。

マークとダレンが取調室に呼び出される。
父・マークは息子には何も話すなとして、自分が事情聴取に
全て答える。息子はあの娘の嘘に踊らされただけで将来を
ぶちこわそうとしていると警察の捜査を非難する。
ダレンに夕べのアリバイを尋ねるが、マークは息子には話させず
に、夕べは家で宿題をしていたのだと語る。ブレンダはミシェル
の一件はまだ自殺だと断定はしていない事を告げ、看護師から
借りたミシェルのレイプ後の写真をダレンに突きつける。
あんたらには逮捕は出来ないとマークはダレンを守る姿勢を
貫く。

ミシェルの事を調べる。
現在高校2年生、母は専業主婦で父はパイロットだった。
ミシェルのパソコンに遺書は無いかとタオに調べさせる。
窓枠には足跡が見つかり、男物のスニーカーだという。
ただしその足跡が昨晩つけられたモノなのかは分からないとの
事だった。寝室の鏡は被害者の足跡が付いていて、椅子から
飛び降りた際に付着したものではないかと推察。ガブリエルは
自殺で間違いないのではないかといるが、ブレンダは諦めなか
った。ミシェルの携帯にはダレンからの着信履歴が7件残って
いて全て昨日の午後に電話が有ったものだと分かる。

ダレンは高校3年生でクラス委員長、成績は優秀で学校では人気
ものだったという。しかし彼には3月18日に10代の少女が乗用車
の中で暴行された際に通報されたような形跡が有るとの事だった。

ブレンダは今回の件で、なんとかダレン本人から自白させたいと
告げる。
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ブレンダは自殺したミシェルの捜索を行う。
まだ16歳の若さで自殺した彼女を見て痛々しく思うが、彼女の
体には多数の傷跡がある事が判明。
しかしブレンダは何故自殺案件に特捜班が呼ばれたのか理解出来
なかったが、テイラーから事情を聞くウチに、容疑者は警察の
お偉いさんの関係者である線が濃くなっていく。

時々アメリカのドラマでは、勘違い学生たちが、女性と何人
寝たのかを自慢しあうと言ったネタが登場するね。
「ヴェロニカ・マーズ」のシーズン2の16話「キャンパス見学ツ
アー」では大学のサークルがそんな事を行っていた。
まるで戦利品とばかりに処女を奪ったとする写真を掲載している
ところを見ると、「クリミナル・マインド」などに出てくる
凶悪犯の予備軍みたいに思えてくるところが何とも言えない。

これだけ証拠が有っても訴えれば負けるというのが不自然だけど
社会的地位を落とすことは可能なのではないか?

テイラーの犯したミス。
こうして刑事は心の傷を増やしていくのだろう。悪いのは学生
であり、犯人の父親だと思うのだけどね。

ブレンダが強引に国選弁護人と称してケビンに接近するも、
最近のブレンダは「CSI:マイアミ」のホレイショケインぶりに
法律すれすれの所を言っている気がする。
ケビンは高校2年生だし、未成年者の尋問には保護者の立ち会い
なり弁護士なりが必要なのではないのかな。

最初から殺人事件としては捉えていなかった様で、レイプ事件
の事を何処まで追求できるのかにかかっていた感じ。
性犯罪者は常習性が有るので、ここで捕まえておかないと大変
な事になっていたのかも知れない。
凄い剣幕で父親が息子を庇う姿が有ったけど、写真を見ても
息子がやったとは思わなかったのかな。

ブレンダの事もマークはウワサで耳にしていたみたいだね。

それにしてもますますフリッツの役所が減っているね。
僕は殺人課では無いので分からないとして、ブレンダへの助言
も出来なかった。フリッツはいつも家に居る印象しかないな。


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