CSI : マイアミ
(CSI : MIAMI シーズン7)

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第13話 不敵な微笑み And They're Offed

脚本/Barry O'Brien
監督/Matt Earl Beesley
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競馬場で馬主のロバート・バニヨンは貴賓室で自分の馬の
バックドラフトがレースで走るのを見守る中、背後から拳銃で
撃たれて亡くなる。

現場を調べるとタラは射入口は有るが射出口が見られない事か
ら頭蓋骨内に銃弾が有る事を告げる。

現場にやってきたカリーとデルコ。デルコは昨晩ブレナンの店
にカリーが来なかったことを指摘する。あれほど楽しみにして
いたのに何故来なかったのかと。
そんな中、現場には被害者のものだと思われる
双眼鏡兼デジカ
が落ちているのを発見。
また机の上には
ブランディトリュフと呼ばれる高級品が置かれ
ているのを目撃。マイアミでは決して手に入らない素材だと
いう。

トリュフは
ウェイン・タリーが販売していたものだと判明。
貴賓室のワイングラスにもタリーのDNAが付着していた。
タリーによるとロバートとはビジネスの話に行った事を告げ、
馬の共有を求めたが断られたという。タリーが9mmのベレッタ
をマイアミに持ち込んでいることを知り押収する。

トリップは競馬場で
スコット・アギラーという小柄の男性を
目撃し声を掛ける。ゴミ箱を漁り馬券を回収する"地見屋"と
呼ばれる人物だった。

そんな中、制服警官で
ビリー・ガントリーという少年を連れて
くる。ビリーはウルフの名刺を持っていた。ホレイショは
ビリーに話を聞くと、
父・マークは獣医をしているが、約束
の場所に来なかったとして一人でこの競馬所に来たのだという。
ホレイショはビリーを連れて自宅へと戻ると、そこでウルフ
が男と格闘しているのを目撃。ホレイショは男に銃を向ける
とその男は
ロシアンマフィアのタトゥーをしている事が分かり、
サーノフの手下なのかと呟く。しかし男は突然自殺してしまう。

ホレイショはウルフにどういう事なのかと問いつめると、
マークには色々と世話になった事もあり、逆にビリーの世話を
頼まれることが多かったという。困った事になったと電話で
聞いたので駆けつけたら男に襲われていたと語る。

ラボで被害者から銃弾を取り出そうとするも、フルオロスコー
プで調べても頭の中に銃弾がなかった。家畜用の
ボルトピストル
で撃たれた事が判明する。
カリーとデルコはロバートの馬の厩務を担当している
テランス
チェイス
に会いに行くと、ロバートはとても馬思いのいい人
だったのでソリは合っていたと語る。しかしデルコはその厩舎
から凶器が発見される。テランスは自分はボルトピストルは
決して使わないと語るが・・・

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■被害者は馬主

今回は競馬が関わってくるもの。
どの国でも金の臭いのするところには不正が有り、そして
マフィアの影が付きまとう。
ウルフが担当していた事件はロシアン・マフィア絡みだった
事もあり、二つの事件は一つに繋がっていく物だと思わせた。

■イワン・サーノフ再び

ファイトクラブのアイギスファイトクラブを経営している
人物で、シーズン7の4話「タトゥーの掟 Raging Cannibal
逮捕しそこねた人物。強敵だと思っていただけに今回こうも
あっさり捕まるとは思わなかった。日本ならば簡単に検挙
出来そうだけど、アメリカの場合色んな所に手を回して
検挙に至らない場合もあるから怖いな。

■競馬に不正の影

なんといってもデジカメの写真で違法なジガーが使われていた
証拠を見つける。ジョッキーはコリーンで、当初は殺人の視線
を交わすために意図的に馬の順位を操作したのではないかと
するが、実際には功績を挙げるために行ったこと。
話によると競走馬バックドラフトが不調だった様子。

■ウルフの流れ

またウルフが何らかのトラブルに巻き込まれたのかと思わせる
事件。ホレイショもなんだか呆れていた感じだった。
ウルフの世話人だったマークのスボンに、コカインが付着して
いた為に、ロシアンマフィアとは客と売人の関係かと思わせた
が、実際にはコカインは自分に使った物ではなく、馬に使って
順位を操作していた事が判明する。全ては借金を返せなかった
事でサーノフによって操られていた様だ。

■凶器を包むタオルに不自然な物質

競馬のダートトラックで使用されるようなイギリス製の物質
が含まれていた。マイアミではポリトラックが使われている
競馬所はなくシカゴのタルラ競馬場で使われているとの事から
タリーの存在が浮上する。

彼を調べていくと、ボルトピストルが無くなっている事が
判明するが、その近くに馬券が落ちていたことから、ゴミ箱
を漁っているスコットの存在が明らかになる。

■カリーは馬の事をよく知っている

馬の耳は感情を表すという事で、そんな知識を披露したカリー。
デルコは馬に嫌われているって事なのか。
しかしカリーとデルコ、良い雰囲気になったと思ったのに、
今回微妙な距離感が有ったな。

ホレイショ・ケイン (David Caruso) CSI、リーダー(チーフ)
エリック・デルコ (Adam Rodriguez) CSI
カリー・デュケーン (Emily Procter) CSI
ライアン・ウルフ (Jonathan Togo) CSI
ナタリア・ボア・ビスタ (Eva La Rue) DNAラボ
ダン・クーパー (Brendan Fehr) CSI (s6 #4で逮捕)
シンシア・ウェルズ (Brooke Bloom) CSI
マクシン・バレイラ (Boti Bliss) CSI
レオ・ドンウェル (Josh Zuckerman) CSI、コンピュータ分析

フランク・トリップ (Rex Linn) デイド署・刑事
アレックス・ウッズ (Khandi Alexander) 検死官 (s6で辞める)
ジェイク・バークリー (Johnny Whitworth) デイド署・刑事
イェリーナ・サラス (Sofia Milos) 元刑事、現在私立探偵
リック・ステットラー (David Lee Smith) IAB
サマンサ・バリッシュ (Jessica Szohr) CSI
タラ・プライス (Megalyn Echikunwoke) 検死官 (s7 #2から)
マイケル・トラバース (Christopher Redman) ラボ職員 (s7 
#3#18)
ジェーン・バートレット (Samantha Quan) ラボ職員 (s7 #5#6)


テレンス・チェイス (Brian Van Holt) 厩務主任
イワン・サーノフ (Andrew Divoff) ロシアンマフィア
スコット・アギラー (James Madio) ゴミ箱漁り
ウェイン・タリー (Graham Beckel) トリュフを販売
マーク・ガントリー (Josh Hopkins) 獣医、ウルフの知人
ビリー・ガントリー (Tanner Blaze) 息子
ロバート・バニオン (Lewis Smith) 馬"バックドラフト"馬主
--- (James Ryen) MDPD Uniform
コリーン・フラナガン (Elizabeth Bond) ジョッキー
--- (Todd Lyons) Upscale Racegoer


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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