グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season3)

http://www.tv-asahi.co.jp/harikore/grey2/index.html





Nov. 9, 2006
第7話 再出発 Where the Boys Are

監督/Daniel Minahan
脚本/Mark Wilding
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外科医は原因を調べるコツを学ぶ。すぐに原因が見つかる例外
も有るが、大抵の場合、着実に進めないといけない。まずは外
から見て異変の兆候を捜すもの。

メレディスと距離を置いて暫く一人で考えたいとしていた
デレクは病院を休んで
バークキャンプにいく。ヤンはバーク
に今日は冠動脈のオペが入っているとするが、キャンセルした
と告げ暫し都会とはおさらばだという。
バークはデレクに対して寄りたいところが有るという。
ジョージも誘ったとのこと。ジョージを車に乗せると、ジョージ
ジョーからテントを借りる名目で店にいくと、なんとジョー
は自分も行く来満々。更にウォルターを連れて来る。
気がつくとアレックスもまたキャンプに参加していた。

マークアディソンカリーは同じ部屋にたまたま居合わせて
しまう。マークとカリーを見てアディソンは二人の間に何か
あった事を感じる。男性陣がみなキャンプに出かけたのを
知ったメレディスたち。パジャマパーティーみたいなもので、
男性は外で行うが女性は部屋で行うようなものだという。

ベイリーはレジデントたちの今日の割り振りを考える。
メレディスはマークの下でサポートに入り、イジーは
ピア
カウンセリング
を受けることだという。ベイリーはヤンを
連れて行くと患者の一人、エリックに引き逢わせる。彼は
21個にモノポリーの駒や色んなものを飲み込んでしまったので
有る。話を聞くとエリックの兄がゲームに入れてくれなかった
ので飲み込んだとのことだった。ベイリーからすべきことは何
か?と聞かれたヤンは、X線で体内の状況を調べて便で流れ
落ちるかどうかを確認する事だという。ヤンにそれをやるよう
命じるベイリーに対して、これは看護師がやるべき仕事じゃな
いのか?と問うが、貴方にオペは担当させないという。
ベイリーは何故バークの
ハンプティダンプティ術の際に、
私の名前をボードから消したのか?
と問う。しかし話す事は
出来なかった。

一方マークとメレディス。
今日一日行動を共にする二人に対して、マークは彼女にみだらな
愛人クラブにルールは有るのか?と問う。ルールに縛られる人種
ではないだろうとするが、メレディスは彼に、3つのルールを
示す。

1.私を口説くな
2.デレクの話をするな
3.フェロモン男の顔を見せるな


ということ。

イジーはベイリーの言いつけ通りカウンセラーの元を尋ねる。
すると担当カウンセラーはシドニー先生だった。
調子はどうか?と聞かれ、本音のイジーの調子のことを聞いている
のだと言われる。

マークはメレディスにどうしても一つだけ質問がしたいと言われ
デレクとは付き合っているのか?と問われる。距離を置いている
のだという。
そんな中、マークの担当は、ドナヴィッキーだった。
二人は夫婦であり、ドナは元は男性・ダニエル・ギブソン(34歳)
だという。ペニス除去手術をして性別適合手術の為に入院する
のだという。膣形成術をすると言われるが、メレディスは始め
ての事で戸惑う。まずは検査をしてから手術を行うのだと告げ
る。

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■メレディスの場合

デレクから距離を置かれた彼女。
今回はフェロモン男・マークと仕事を共にする。
形成外科医としての彼を理解出来ない所も多かったけど、外見
を変えると思われている形成外科医は実際には内面を変えるもの
だと言われて、マークにフラフラしかかっている所が、かなり
痛々しい。
デレクから改め関係をやり直そうと言われた際にはもう遅いと
心ない言葉をかけていたけど、一体なんなんだと小一時間。

■クリスティーナの場合

ベイリーにホワイトボードの名前を消された事を知られてしまい
仕事からハブられてしまう。バークはヤンの事を言い訳に
使わなかったけど、ヤンは正直に告白していくのだろうか。

ペニスの手術をメレディスが担当する事を知ってペニスペニス
と言っている下品さは如何にもヤンっぽいところ。

メレディスは相変わらず一番の相談者である為に、メレディス
が母親の認知症の件で秘密にしていた事実に対する見解を
聞かされた。マークがひねくれた方法で守ろうとしている
とする事実は、今のヤンに当てはまること


■ジョージの場合

今回は男性ばかりのキャンプに参加という事で、ジョージの中
の意外な一面がいくつも見られた。特に父親とよく釣りに来た
という事でキャンプはお手の物。ただそんな父親とのエピソード
がある意味前振りになってしまったのかというラストだった。

アレックスとケンカするも、リチャードはケンカを止めるのでは
なく、手を痛めないように平手打ちでのケンカに限定。
オープンハンドの格闘って何だ?って感じだったけどね。ジョージ
は見かけよりも強いとしていたバーク先生だったけど、最後は
お前の基準は高すぎるんだと言われた。

■イジーの場合

愛による癒しのシドニー先生がカウンセラーとして登場。
シドニー先生は過去シーズン2の15話に登場しており、
シーズン3ではこのエピ以外にも15話、16話、17話、21話
登場。
イジーは愛する人を亡くした人の気持ち、そして自ら人工心肺
装置を切った人の気持ちなんかわかるかとして相談に乗ってく
れる意思に悪態をついては、相変わらず被害者オーラを出しま
くり。それでもシドニー先生から、子供を死なせた事が有る
とした過去を聞かされ、笑顔で居続ける理由を聞かされた事で
ようやくイジーも心を開いた感じ。

■その他

・アレックスの過去

憎まれ口をたたきまくっているアレックスだけど、今回彼
がバーで育ち、親は演奏しているか飲んだくれていたとする事実が
語られた。

・リチャードの悩み吐露

仕事人間な為に子供を作れなかったとする事実。
アデルとの件でリチャードはキャンプを通して今一度考え直したいと
思っていた様だ。

・デレクは一人になりたい

しかし一人になりたくないものも居るってことで、今回は対照的
な人物を連れて行ってしまったのがそもそもの運の尽きだった。

●入院患者

ドナとヴィッキー

ドナが性別適合手術の為に入院。元々は夫婦だが、夫から
カミングアウトされて別れようとするも、結局別れられない二人。
二人の別れられない関係を見てメレディスは何を思うのか。

因みに検査の結果、ドナはホルモン注射の弊害で乳がんになる。
初期段階なので治療に専念すべきだとするが、ドナは一刻も
早くペニス除去手術をしたい様子。

エリック

異物を飲み込んでしまった少年。
便から出てくるのをタダ待つという役割。
ベイリーのヤンに対する懲罰的扱いの末に担当する事になった
が、途中でイジーがカウンセラーから逃げるために便の処理を
一緒に担当する事になる。

テッドとジェイミー

ジェイミーは妊婦。シャワー中に足を滑らせ転倒し腕を骨折。
しかし赤ちゃんのためにも麻酔を使わないという根性の母。
しかし実は既にお腹の中の赤ちゃんは亡くなっており、アディ
ソンはその事実を告げられずにいる。珍しくカリーがアディソン
を慰めるという役割だったが、マークという共通項が有る二人は
キズの舐め合いをする。

ウォルター

キャンプ中にジョージとアレックスがケンカした際、ぶつかり
転倒し額を怪我する。バークが縫合することになるが、ジョージ
はバークが釣りをしている際に腕が震えている姿を見て、
心配する。

■使用された曲

・Beckの"Think I'm In Love"
Teddybears featuring Mad Cobraの"Cobrastyle"
・Jim Noirの"Tell Me What To Do"
・Luke Templeの"Make Right With You"
Inara Georgeの"Greedy"
・The Jealous Girlfriendsの"Something In The Water"

・Big Sandy & His Fly Rite Boysの"It's Time"
・Brett Dennenの"There Is So Much More"
・Bedouin Soundclashの"12:59 Lullaby"
・Bill Ricchiniの"A Cold Wind Will Blow Through Your Door"


■検索用キーワード


メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
フィン・ダンドリッチ (Chris O'Donnell) 獣医。メレディスの彼
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) s4 #6

ハロルド・オマリー (George Dzundza) ジョージの父
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) カウンセラー
ヴィッキー・ギブソン (Clare Carey) ドナの妻
ドナ・ギブソン (Alexandra Billings) 元ダニエル・34歳
ジェイミー・カー (Alexandra Holden) 妊婦、足を滑らせ転倒・死産
テッド・カー (Jim Parrack) 夫
ウォルター (Jack Yang) ジョーのパートナー、10年付き合ってる?
エリック・サンボーン (Joshua Cabrera) 異物を飲み込んでしまう
ホリック・サンボーン (Monica Sanchez) 母

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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