グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season5)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s5/
http://grey.dramanavi.net/blog/




 

Feb. 5, 2009
第14話 胸騒ぎの予感 Beat Your Heart Out

監督/Julie Anne Robinson
脚本/William Harper
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一年目の医学生でも心拍の上昇は異常の兆候だと知っている。
心臓がドキドキする原因は様々。パニック障害、そしてもっと
深刻な場合もある。心臓が高鳴ったり止まりそうになる。
人には言えない悩みがある証拠かも知れない。またはロマンス
の兆し。それが何よりも厄介だ

イジーの下に付くインターンのミーガンレオたちはクリニック
の仕事をさせられる事に愚痴っていた。それをイジーに聞かれ
て気まずい思いをする事になる。
一方徹夜した為にヤンは仮眠室にいくとオーウェンの姿が有った。
レクシーはカリーに対してマークの面白さを話そうとするが、
カリーはそんな話は聞きたくないと拒絶する。独り者は他人の
恋人の話など聞きたくないものだという。
一方メレディスはヤンに対して、現在母の日記が9冊目だが、
そろそろ部長と恋愛のことに言及されているので先に読んで
欲しいと頼む。

マークはやってくるとオーウェンに、先日レクシーに折られた
ナニを診察してもらう。あまり無茶するなよと。

今日はメレディスの下に付くことになった義妹のレクシー。
メレディスはマークとはどうなっているのか?とレクシーに尋ねる。
レクシーは何もないと慌てて否定するが、マークと一緒にいて
何もないというのは不自然だと感じる。
そんな中救急搬送されてくる妊婦のジェンと夫のロブの姿が
有った。ロブはジェンの運転する車に轢かれて肩を激しく負傷
していたのである。ジェンは妊娠中で最近忘れっぽくなっていた
り体調が変だと語る。
ロブの容体だけでなくジェンの血圧を調べると、妊娠高血圧に
陥っているであろう事を告げる。

ベイリーはリチャードのオフィスに呼び出される。
ベイリーは担当していたジャクソンの件で心身が疲れていた為
に3日間の休暇明けだった。もう瀕死の子を担当したくないと
いうベイリー。リチャードはそんな彼女にここに呼び出したの
は今度の理事会でベイリーの昇格を提言する予定であり、
一般外科のアテンディングにさせる事を語る。
今日はディクソン医師の下について対応して欲しいと言われる
が、ベイリーは昇進話を聞いて喜ぶ。

ヤンはステイシー・ポロックの両親である父・ダンと母・リサ
に色々と話をする。これからやってくるディクソン医師に関して
優秀な医師だが、色々と制約が多いこと。ステイシーの病状は
心室中隔欠損症による続発性の肺高血圧症であり、左心室肥大
になっている状態だという。

一方病院で医師を捜しているウォーレンレイチェルという熟年
夫婦の姿が有った。インターンのライアンが声をかけるが、
君では駄目だと断る。アレックスも二人に声を掛けるが、君も
駄目だというウォーレン。リチャードがやってくるとウォーレン
は早速声を掛け、大人同士で話したい事が有るのだという。
子どもたちはスタンフォード大とワシントン大に進学させたことを
告げるウォーレンは、有る物が肛門に入って取れなくなっている
事を告げる。話を聞くと夜の性生活を取り戻す為に、本を見て
興奮するために肛門に異物を入れたら取れなくなったというもの
だった。
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プライベート・プラクティス」のシーズン2の15話に繋がっていくエピソ
ード。

■メレディスの場合

今回は院内ではデレクやレクシーと共に行動を起こしていた。
レクシーがメレディスの下に付くというのも珍しい形だった
かも。
何故か突然メレディスがデレクとの子供について言及し始め
元々デレクはメレディスにプロポーズするつもりだった事も
有って二人の気持ちが合致したかのようにも思えたけど、
やっぱりすれ違いは起きる。
メレディスは自分が子供を産んだら自分の性格や遺伝的なもの
を考慮すれば認知症や自殺願望と言った欠陥があると考えた
様だ。ついでに彼女枝毛らしい。

ヤンとは完全に関係修復。
メレディスママの日記をヤンに見せていた。
最後にメレディスに対してプロポーズのことを口にしており
そのプロポーズとは日記の中でのリチャードがエリスに対して
行おうとしていた事だったけど、デレクがプロポーズを考え
ている事を知って、話すべきかで苦悩していた感じ。

■クリスティーナの場合

今回のヤンは心臓外科医のディクソンとベイリー医師と行動
を共にしていた。
メレディスママの日記での恋愛描写を見て、まるでビクトリア
朝時代の恋愛小説だとしていたけど、ヤンとオーウェンの
恋愛描写自体がまさにそんな感じ。妙なスローモーション
で二人が見つめ合うシーンが多かったし、ディクソンに抱きつ
いたり、オーウェンに抱きつかれたりと、なんだか不思議な
感じだった。


■ジョージの場合

ホント存在感ゼロ。
イジーが検査しているのを見て、病気でもないのに高額な
検査をするのはよくないみたいな感じで語っていたけど、
このシーンだけしか出てこなかった。

■イジーの場合

今回もクリニックで活動するイジー。
今回はなんと言ってもデニーが出てこなかっただけでも
嬉しい。
インターンのセイディたちに練習と称して色々と検査させ
ていた。CT検査を受けていたけど、その時は誰も問題を
指摘した人は居なかったので異常は見られなかったのかな。
ただ血液検査の結果で貧血だと判明。ただセイディが怪しい
表情を見せてカルテを差し出していたけど、何やら数値が
妖しいことが分かる。このカルテが患者のものだったのか、
それともイジーのものだったのかという事なんだよね。

■アレックスの場合

今回はお尻に異物が入った患者の対応をする。
笑われても有る意味仕方が無いような状況では有るけど、
インターンたちの態度は流石に患者をいらつかせるもの
が有っただろうね。尻とか深くとか差すみたいな単語
に反応している姿が有った。

■その他

カリーとマークとレクシー

カリーはレクシーからマークとの恋愛に関して色々と話し
を聞かされるというところだったけど、聞きたくないとして
それを拒否した。カリーとしては親友だったマークを取られた
ことで独り身ということにナーバスになったのだろうか?
レクシーとしてはマークに対して付き合う以上はメレディス
やデレクにも話すのが条件だとするが、マークはデレクと
義兄弟になることに対する抵抗感があるようすだ。

リチャードとベイリー

今回はベイリーの昇進話。
いよいよ一般外科のアテンディングとしてベイリーが
昇格する。今までの彼女はどういう立場だったのだろうか?

小児科での勤務を拒むベイリー。
自分の息子が死にそうな目に遭い、そして先日のエピソード
でもあるジャクソンが死に際にあったことを考えて、いたたま
れなくなったようす。手術室でパニック発作が起きるところ
などベイリーらしくないけどトラウマとして埋め込まれて
しまった感じだね。

新しい医師たち

小児外科・アディソンの空白を埋めているのがアリゾナ。
心臓外科・エリカの空白を埋めているのがディクソン。

ベイリーの昇進に際して、人の気持ち・子どもの気持ちにより
添う事の出来るベイリーを小児外科に引き込もうとする流れが
有った。ただベイリーが過去、息子を失いそうになるエピソード
(シーズン4の第11話)を通して完全にPTSD/パニック障害に陥ると
いうのが意外だった。

またなんと言ってもアディソン。
カリーが突然孤独を感じて傷心し始めたのでどういうことだ
と思ったけど、なんとその心の穴を埋めそうなのがアリゾナだ
った。まさかのキス。そういえばカリーの髪型が今回から変わって
いた。

インターンたち

相変わらず何をしていたのかよく分からないけど、冒頭で
ミーガンの姿を確認。今までメーガンと表記していたけど
今回イジーからミーガンと言われていたので変更。メガネ
をかけた方でした。


●入院患者

ジェン&ロブ

ジェンは妊婦。ちょっと血圧に問題が有った為にレクシーに
対してメレディスは興奮させないよう指示していた。
チーズバーガーを食べさせておくと落ち着くという夫。
ただ妊婦にとってチーズバーガーは良い食べ物なのか。

ロブはジェンによって車で轢かれた夫。
カリーが手術を執刀していたけど途中で骨折箇所が動脈が
傷つけて大変なことになっていた。オーウェンが応急処置
して対応に当たる。

ジェンとロプはグレイズ・アナトミーでも3エピソードにクレジットされ
ているが、プライベート・プラクティスシーズン2の16話にも
引き継がれていることから、アディソンが妊婦の彼女に対応して
いくのかなと思われる。(注: この記事を書いている時点で私はまだ
s2の16話を見ていないです)。

ステイシー・ポロック (9歳)

ディクソンが対応した患者。心臓がもう使い物にはならない
くらいの状態。

ベイリーとディクソンとヤンが対応に当たった患者。
ステイシーの出演は今回一度だけ。複数話に渡りそうなネタ
なんだけどね。

ウォーレン

尻に異物が購入。性的興奮を得るために本を見て試したら
肛門から取れなくなったらしい。

■その他




■使用された曲

・Nikka CostaのStuck to You
・PsappのCosy In The Rocket
・Panda TransportのTransmission
・Trolle//SiebenhaarのThese Streets
・Bon IverのRe: Stacks
・Kate HavnevikのHalo
・DidoのNever Want To Say It's Love

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン
アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意

マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友

ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) 父親、妻を亡くしてアル中に
タッカー・ジョーンズ (Cress Williams) ベイリーの夫
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ワイアット (Amy Madigan) 精神科医
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
オーウェン・ハント (Kevin McKidd) 少佐、陸軍前線外科チーム
デニー・デュケット (Jeffrey Dean Morgan) イジーの元夫
セイディ・ハリス (Melissa George) インターン、メレディスの友人
アリゾナ・ロビンス (Jessica Capshaw) 小児外科医、心臓発作で死
バージニア・ディクソン (Mary McDonnell) 心臓外科医

ジェン・ハーモン (Jennifer Westfeldt) 妊婦、脳動脈瘤
ロブ・ハーモン (Ben Shenkman) ジェンの夫、骨折
ウォーレン・クラマー (Peter Mackenzie) 肛門に異物
ベス・ウィットマン (Laura Allen)
ロレイン (Susan Merson) クリニックに来る患者、セイディが採血出来ず
ダン・ポロック (Eric Payne) ステイシーの父
リサ・ポロック (Martha Boles) ステイシーの母
レイチェル・クラマー (Lori Harmon) ウォーレンの妻
ステイシー・ポロック (Jamie Dettman) 9歳、心臓から肺の血管が悪い
--- (Al Carabello) Young Matt

<<< インターンたち >>>
レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
ライアン・スパルディング (Brandon Scott) 医師、黒人
ローラ (Candice Afia) 黒人
ダニ (Amrapali Ambegaokar) 黒人
クレア (Tymberlee Hill) 黒人
グラツィエラ (Gloria Garayua)
ミーガン (Molly Kidder) メガネをかけた女性
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
ケイト (Kate Anthony)
リサ (Janina Gavankar)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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