アイ・ラブ・ルーシー
I Love Lucy (1951年〜1957年)

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/lucy/index.html





 

1951年11月19日放送
第6話 私はピエロ The Audition

脚本/Jess Oppenheimer、Madelyn Davis、Bob Carroll Jr.
監督/Marc Daniels
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リッキーがベッドで寝ているとルーシーが起こしに来る。
もう朝の10時を回ったところ。11時に誰かと約束している事を
言っていたでしょと告げ、それでも起きない彼に太鼓の音で
目覚めさせる。ルーシーは今度のテレビのショウでは何をする
のか?と問うがリッキーはまだ何も決まったものがないと告げる。
ジョージ・スタイルがやっている様な
奥さんを使ったコメディ
ショウはどうか?と告げ、貴方のショーには魅力のある女性
が入っていないのが問題だと指摘
する。リッキーはそれを
否定して、美人がいてCMスポンサーガールも勤めている事を
語る。ルーシーはリッキーのテレビに自分も出演したいと
考えているが、リッキーは妻まで舞台に立たせてさらし者に
したくはないのだと語る。ルーシーには家庭的になって、
旦那が帰ったらスリッパを差し出し、掃除も洗濯もして
子供が出来たら良いママになって欲しいのだと語る。
ルーシーは貴方は宝の持ち腐れであり、私は踊りだって歌だって
出来るのだと語る。プロデューサが見ればすぐに私と契約する
ハズだと語る。

そこにフレッドがリッキーの元にやってくる。
フレッドは今夜リッキーの
クラブ"トロピカーナ"にテレビの
プロデューサが見に来ることが電報に書かれている事を語る。
フレッドはルーシーにはこの事は絶対に黙って居て欲しいと
告げ彼女はテレビやオーディションに出演したがるのだという。
フレッドは女性はフロが長いのでフロに入れておけば良いと
いう。また手紙には遺言状が一緒に送られて来ていた。
弁護士から死ぬ前に遺言状を予め製作した方が良いと言われた
為に書類を作って置いた方が良いと言われていたのである。
その書類を届けさせればオーディションに来る事もないと告げる
が・・・

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30話のエピソードみごとな効き目と被る一面が有り、
ルーシーはやたらと夫の仕事にクビを突っ込み、テレビや
舞台に出て活躍したいという想いが強い感じだ。

今回は強引に出場したけど、それが意外にも観客に好評を得て
いた。最後はリッキーもルーシーにアシストする形だったけど
どの辺からリッキーは道化師役の彼女が、ルーシーだと分かって
いたのだろうか。即興での演技だとしたら、上手いコンビだね。

突然遺言状だと言われればルーシーが想像するように、何か
有るのではないかと思ってしまうのは仕方が無いのかも。
最初はリッキーが病気なのか、オーディションに失敗した際に
自殺するのかと疑っていたけど、ルーシーの遺言状もあると
聞かされ、私を殺す気じゃないでしょうねと疑うところは笑えた。

探偵 …… 高橋克典 (氏名不詳。)


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