ニキータ / NIKITA
(シーズン2)

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November 4, 2011
第8話 カサンドラの秘密 London Calling

脚本/Kalinda Vazquez 監督/Jeffrey G. Hunt
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バーコフは新しいペーパーカンパニーの一つ、元ジグザグ社
ニューヨーク支社オフィスにマイケルとニキータを招待する。
オフィスビルの中心にオフィスを拠点にすることに驚く。
バーコフはニキータ株式会社だと告げ、僕らは同じスペースで
仕事をして生活をするエンタープライズ号だと語る。
ビーチハウスのオフィスを探していたのではないかとするが、
それももうすぐ見つかるという。マイケルも取りあえず場所
としては問題はないだろうと告げる中、マイケルはロンドン
にいくのだという。バーコフは何をしに行くのかと問うと息子
マックスに逢いに行くのだという。バーコフは元ベラルーシ
大統領夫人カサンドラの子なのかと問うと、もしかして
子供・マックスを連れて帰る気なのかと問う。遭いたいだけ
でその後のことは考えていないというマイケルの言葉を聞く
と、バーコフはニキータとマイケルが険悪なオーラが出ている
理由が分かったと語る。

アレックスの元にショーンがやってくる。
これからブリーフィングだとしてボスに遭いにいくという。
アレックスはボスとは何のことなのかと思い、彼に付いていくと
なんとイスに座っていたのはパーシーだった。なんで拘束室
から出ているのかと問うと、アレックスは自分のボスが
パーシーなんてあり得ないと告げ家に帰ろうとする。しかしパー
シーはゴーゴリが町中で部隊を送ってアレックスを探している中
帰れる家などないという。それとも未だに両親の復讐を果たして
いないのに故郷にでも帰ろうとしているのかと問うと、それ
を否定するアレックスに対して、君は隠れてアマンダに守られて
いる状態で復讐など本当に出来るのかと問う。セルゲイ・セマク
は外の世界で君の父親の帝國を操り、あざけ笑っているのだと
告げると、アレックスの家はここだとして、彼女がパーシーの
変わりに拘束室に入ってしまう。
しかしそれはアレックスの見た夢だった。

--- イギリス・ロンドン ---
雨が降る中、マイケルはカサンドラの自宅の外から彼女たちの
ことを監視していた。カサンドラとマックス、そして正体不明
の男性(ナイジェル)の姿が有った。ナイジェルが出た後、
マイケルはカサンドラの家にやってくる。カサンドラはニキータ
から話を聞いたのかと問うと、マイケルは5分だけあの子に
遭わせて欲しいと頼む。するとカサンドラは来た理由を息子には
話さないことが条件だと告げる。父親は二週間前にクーデターが
起きた際に亡くなったことになっているのだという。
マイケルはマックスの近くに座る。二人は以前にもベラルーシ
で遭っていたが、マックスはマイケルにクッキーを半分分け与
えるとアニメーションを見始める。そしてそれが見終わると、
マックスはマイケルと一緒に散歩に行きたいという。

--- アメリカ ---
ニキータとバーコフはピアース議員について調べていた。
元証券取引委員会・ゲインズが亡くなる際に、オーバーサイト
一人がピアース上院議員であることを口にしていたからだった。
ピアースは12年前から国務外交関連の歳出委員長を務めていた
為にそこからディヴィジョンの予算を割り振っていたことが
分かる。ニキータはバーコフに彼女のスタッフのデータが
必要だと頼む。バーコフはマイケルがロンドンにいる形跡を
消す為に監視カメラの映像を全て削除する作業をしていた。
そんな中、ニキータにマイケルのことが気にならないかと尋ねる
と少しは見てみたらどうか?と問う。スパイしろとは言って
いないというニキータだがやっぱり気になりマイケルのロンドン
での姿を見ると、マイケルはマックスとカサンドラの三人で
散歩している姿が有った。

そんな中、マイケルたちのことを監視している男性がいること
を知る。
マイケルはカサンドラからベラルーシに居たらオヴェチキン
の呪縛からは逃れられない事を告げ、圧政の悪評が有ったこと
を語る。出直すためにロンドンに来たこと。先ほど男性と一緒
にいた事を指摘すると、彼はナイジェルと言ってオックスフォード大学
時代からの友人だという。
そんなマイケルにニキータは電話し、あなたたちが尾行されて
いることを話す。マイケルはその男性と格闘する中、別の場所
からは銃で発砲してくるのを知る。なんとか倒し相手は車に
乗って逃げていく。マイケルは自分が尾行されていたのだろう
とするが、カサンドラからは狙いは私だと語る。

襲われたことを知ったニキータは今すぐヒースローにいくという。

カサンドラから襲って来たのは元兵士のツプロフ将軍だろうと
いう。元々は夫の側近だった人で、彼も夫の死後に失脚したが
夫の死は私がかかわっていると思い込んでいるのだという。
首謀者はボディガードのおところだろうと問うが、昨年までは
脅迫電話がかかる程度だったが、突然襲い始めた事を告げる。
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ニキータたちは新しく拠点を見つける中、マイケルは自分の
息子に会うため一度ロンドンにいくという。ニキータからの
告白によって、ベラルーシ元大統領夫人・カサンドラの子供は
実は潜入捜査中にマイケルと関係を持っていた時に出来た
子供である事を知ったからだった。


前回の感想の中でドラマ「ハンテッド / Hunted」を引き合い
に出したけど、ロンドンが舞台となると益々このドラマを
思い出す。
カサンドラの出演が、S2-5、S2-8(今回)、S2-17の僅か3話
なので、どんな解決を見せるのか。

カサンドラを演じているHelena Mattssonとハンテッドで
主役を演じたMelissa Georgeも何処か似ている感じはする
んだよね。

さてニキータにとっては不機嫌にならざるを得ないような
描写の連続だったのかも。
マイケルの子供まで出来ているとしたら、マイケルを巡る
争いに於いては絶対的不利な状況に置かれそうだ。
子供からクッキーを手渡された日には仕事に行きたくない
状態になる事必至だし、何よりも妻子を失っているマイケル
としては、代替的とはいえ幸せの形を取り戻すチャンス
でもある。ニキータが最後に私にはマイケルの心が誰よりも
分かるとして、このチャンスを無駄にすれば一生「もしあの
時」と思うかも知れない事を語る。誰にだって人生に岐路に
於いてそんな選択を強いられ、間違った方向性に歩んで
しまったと感じる人ほど、その思いにとらわれることはある
ものだと思う。

相変わらず戦闘シーンは激しかった。
カサンドラがイギリス諜報員MI-6の工作員というのは意外
だったし、アメリカの工作員とイギリスの工作員が衝突
してしまうというところは、ちょっぴり切ないところでも
有る。金に目を暗んだナイジェルというちょっと無駄にイケ
メンの悪者が居たから良かったものの、殺害の発展した
ことによって、水面下での争いとは言ってもアメリカと
イギリスの立場が悪くなりそうな案件だったな。

まぁベラルーシの残党はかなりサンピンだったので、大した
ことはないなと思ったけど、車を押して崖から落とそうと
する辺り、金の在処を聞かずに殺しても良かったのか?
ってところがあったな。

アレックスとショーンの流れはまた微妙だな。
ショーンは自信ありげにアレックスを落とすとしているけど
容易に落ちるものですかね。

アレックスはロシア語を喋るシーンがか多かったけど、
今回のエピはベラルーシにいた人物・カサンドラだった
事も有り、マイケルもニキータもロシア語を使っていたね。

アレックスがパーシーに操られているであろうことは
分かるけど、それが一体何なのか。
パーシーの口座からの送金でガーディアンの一人に連絡が入り
第二段階とのこと。アメリカの刑務所から外の人間に
メッセージを送るかのように、透明のガラスに入れられた
パーシーも上手い事外部との連絡のとり方を考えていますね。

珍しく一度もアマンダが登場しないエピでした。

■検索用キーワード


ニキータ・ミアーズ (Maggie Q) 暗殺者
マイケル・ビショップ (Shane West) ニキータの仲間
アレックス・ウディノフ (Lyndsy Fonseca) ニキータと精通、組織員
シーモア・バーコフ (Aaron Stanford) IT関係、ニキータらと手を組む
ヘレン・コリンズ "アマンダ" (Melinda Clarke) ディヴィジョンのトップ
パーシヴァル・ローズ "パーシー" (Xander Berkeley) 組織のドン
ショーン・ピアース (Dillon Casey) オーバーサイト
ソーニャ (Lyndie Greenwood) ディヴィジョンの分析官
ローン (Rob Stewart) ディヴィジョンのクリーナー

マデリーン・ピアース (Alberta Watson) 上院議員、シューンの母、O.S

カサンドラ・オヴェチキン (Helena Mattsson) 元ベラルーシ大統領夫人、実はMI-6
マックス・オヴェチキン (Illarion Unhuryan) 息子
ナイジェル (Will Kemp) MI-6 (イギリス諜報員)
ツプロフ (Paulino Nunes) 元ベラルーシ兵士・将軍、大統領の側近
パトリック・ミラー (William deVry) ガーディアンフランスホン
--- (Tes Andemariam) Division Guard
--- (Andrey Ivchenko) Tupelov Guard
--- (Goran Slavkovic) Tupelov Guard
--- (Andrew Priestman) SAS / MI6 Agent


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