May 2, 2006
第22話 エレベーターの中の真実 Jeopardy
脚本/David J. North 監督/James Whitmore Jr.
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トニーとジヴァは麻薬取引に於いて、ブライアン・デンプシー を逮捕し、500万ドル分のヘロインを押収する。3時間も移送の
間にトニーとブライアンが色々とお喋りしていたためにジヴァ としてはイライラモード。ブライアンはトニーが延々と映画
「トップガン」のウンチクを話していたんだという。 ジヴァはブライアンをエレベーターに乗せようとするが、ブラ
イアンは拒む。 しかしエレベーターはNCISのオフィスに付く頃には、ブライアン
は亡くなっていた。ジヴァは「死んじゃった」と呟く。
ダッキーはこれまでの経験の中で最短で到着した現場だという。
ジミーも道を迷うことなく到着したと告げる。マクギーが制服 を着ているのを見てトニーはなんでそんな格好をしているのか
と問うとマクギーは現場で仕事をする時にはこの格好をするのが 決まりだと語る。トニーはまるで自宅で名前をつけているよう
なものだぞと語る。 ギブスの命令でジヴァとは会話させないように離れた場所に
座らせていた。ギブスはみんなに今の彼女は捜査官ではなく 容疑者だと語る。正当な理由もなく人を殺せないとするマクギー。
トニーも例え忍者的戦闘能力を持つ女だが少しは自制心を
持っているとギブスに訴える。
ギブスはダッキーに死因はなにかを尋ねる。 まだ推測の域でしかないとするが、現在分かっていることは
おでこに外傷があるということ。エレベーターの手すりにぶつけ たのではないかという。人に殴られた跡ではないとするが、
ギブスはジヴァは痕跡を残さずに殺すことの出来る訓練を受けて
いる事を語る。
それを聞いたジヴァは全然分かっていないと告げると、エレベー ターが来たのに彼はエレベーターに乗るのを嫌がったので
一年前ならば首をへし折っているが、私は成長したのだという。 エレベーターに乗るよう頼んだ事を告げ、その後確かに殴った
が頸静脈を軽く殴っただけだという。2、3秒苦しそうにしていた だけだという。ジヴァは確かに証言させようとしていた弟の
ブライアンを失った事で兄貴・ジェームスの起訴が難しくなった が殺していないことを告げる。
ジヴァはこういうシーンをアメリカ映画でよく見たことがあると 告げると、バッヂと銃をギブスに手渡し私は辞めるという。
するとギブスはそれを返すと、今度バッヂを渡したら二度と 返さないものだと思えという。
アビーは現場に撮影の為にやってくる。 犯罪現場処女じゃなくなるんだとして陽気だった。
トニーはそんなアビーにNCISの帽子を被らせると、アビーは スーパー捜査官になった気分だと語る。しかしアビーは周りで
人がジロジロと見ている事に気が付くと、トニーにどういう事 なのかと尋ねる。休みにディズニーランドに行ったりして
カメラを持って膝丈の白いソックスを履いて変なウェストポーチ
をしている観光客って居るだろう?と問うと、アビーは確かに
アレ見ると笑ってしまうよねと語ると、アビーは自分がそれに 該当する人物だと分かる。ウチのラリー爺さんと一緒だ・・と。
検視を行うダッキーとジミー。 ジミーはこの若者が25歳を前にしてポックリ亡くなった事を
受けて、ダッキーは父の言葉だとして 「今日を生きるべし、昨日は既に過ぎ去明日がやってくるとは
限らない」と語る。父はスクルージ爺さんだったという。 ギブスが検視の結果を聞きに来ると、前頸静脈に僅かな炎症が
見られること。物理的打撃だろうが致命傷とは思えないという。 MRIとアビーによる薬物検査が出ないとまだハッキリとはしない
という。
トニーがジヴァと話しかけているのを見るとマクギーは会話
するのは禁止されているのではないかという。するとジヴァは 雑談しているだけだとして、ダッキーとギブスの会話を真似る。
「どうだ?ダッキー」「やぁジェスロ」「こうしているとロンド
ン警視庁にいた頃を思い出すな」「要点を言ってくれ」「予備
検査の結果によるとジヴァは彼を殺していない!」。 そんなジョークを言っているとギブスがやってくる。
ジヴァはダッキーから死因を聞いたかと尋ねるが、まだ話せる ことは何も無いという。
その頃、シンシアはスタンリーに電話する。 局長と連絡が取れないとしてギブスに告げ、何度も運転手の
スタンリーにも電話しているが繋がらないという。 ギブスが局長の電話に直接電話すると、ギブスはオフィスで
まずいことが起きているという。局長もまた私の方こそよくない ことが起きているという。なんと局長はブライアンの兄の
ジェームズとアレックスによって拉致されていることが分かる。
俺のヘロインと弟を2時間以内に返せというもので、要求に応じ
ないとこの女を殺すというものだった。
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