溺れる女たち 〜ミストレス〜
Mistresses

http://www.dlife.jp/lineup/drama/mistresses/





July 29, 2013
第10話 甘い誘惑 Indecent Proposals

監督/Bobby Roth 脚本/Chad Gomez Creasey
Dara Resnik Creasey
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サヴィはシャワーの水滴が気になりレンチを手にして何とか
水滴を止めようとする。ジョスはサヴィが朝から五月蠅いの
でプールハウスに戻る事を告げみたいドラマがあるのだと
語る。ポタポタした音が気にならないのかと問うが、ジョス
はサヴィに自分がどれだけ大きなイビキをかいているのか知って
いるのかと問う。いつもハリーが直してくれていた事を告げる
と、ジョスは単なる水漏れだとし世界が崩壊する訳でもない
のに大げさだと語る。寧ろ家が崩壊すれば私の子供の頃の夢で
あるマンハッタンのボロアパートに姉さんと二人で暮らして、
ニューヨークの街で朝まで飲み明かすのだという。サヴィは
私が25才で独身ならばそれも可能かも知れないが今は37才で
妊娠中だと語る。何もかも壊れて修理が出来ないと語るサヴィ
に対して、それって家のことなのかそれとも夫婦関係なのかと
皮肉るジョス。全ては気の持ちようだと告げ、姉さんはベニスビ
ーチの小さいアパートに7年間も一人で暮らしていたのに平気
だったでしょという。しかしそこでハリーと出会って以降、
リモコンの設定から、公共料金の支払い、水のフィルター交換
など全てハリーがしていたのだという。元々の彼の頭の古い
性格も災いしやらせておくしかなかったのだという。姉さんが
主導権を握れないなんて辛かったのではないかとするが、意外と
慣れるものよと語る。

エイプリルはルーシーを学校まで送っていく。
同じ保護者のシェリルから声を掛けられるが、エイプリルの視線
ポールに有った。ポールはルーシーと逢いたいとして一向に
フロリダに帰ろうとはしなかったのである。リチャードは慌てて
エイプリルが何処かに行くのを知って心配する。

サンタモニカ・精神医学研究グループ
カレンは職場からサヴィに電話するが常に留守電になっていた。
カレンはエリザベスから殺人の罪を着せられ、召喚状を受け取って
いたのである。しかもサヴィの事務所からのものだったことも
有りカレンはサヴィと話合いがしたいと思っていた。

エイプリルは仕方なく再びポールと遭うと、ルーシーに遭いたい
んだという。あまりの身勝手な振る舞いを責めるエイプリルに
対して軽率な行動だったと謝罪する。これ以上ルーシーの人生を
滅茶苦茶にしないでくれと告げ、3年間かけてようやくポールが
居ないという事実を受け入れたのだという。どうして今更遭いたが
るのかと問うと、すぐ近くに居るのを見てどうしても遭いたい
気持ちが抑えられなくなったという。俺が君たちの人生を壊した
のは悪かったが遭わせて欲しいという。しかしエイプリルはそん
な調子の良いことを言って手遅れだと語る。早くフロリダの家に
帰ってくれと告げる。

カレンは直接サヴィの事務所に赴く。
サヴィはこんな所で遭うのはマズイと告げ、あの話をする訳には
行かないのだと語る。あなたはエリザベスが嘘を付いているという
ことを話したのかと問うカレン。こんな裁判は茶番だという。自分
がトーマスを殺して私をハメたのだという。しかしサヴィは自分
はこの裁判の担当からは外れている事を告げる。カレンはエリザベス
が訴訟を起こそうとしているのを知っていたのかと問うが、最終的
にあなたが訴えられるということを知っていたら何も話していない
事を語る。これ以上は私のキャリアにもかかわることなので
話すのは無理なのだとすると、カレンは私の人生だってかかっている
のだと語る。こうなればとことん戦うまでだというカレン。
サヴィは弁護士を紹介しようかとするが、それも利益相反行為
なんでしょというカレンは立ち去っていく。

ジョスが仕事をしている背後にオリヴィエがやってくる。
ジョスはオリヴィエだろうとして香水の匂いですぐに分かる
という。オリヴィエはニューヨークから家を買ってくれそうな
パワー夫妻がやってくるのでロサンゼルスを気に入るように
アピールしたいのだという。レストランが24時に閉まっても
退屈ではないということをアピールしたいとのこと。
ジョスはホテルがビバリーヒルズだと知ると、大抵あの地域
は22時に店が閉まってしまうのでサンセット通りにあるホテル
に泊めることをお勧めするという。彼らの職業は冒険家で
人生は官能的欲求を満たすものだと言っているのだという。
DPという職業がオリヴィエには分からなかったが、撮影監督の
事だというジョス。ナイトライフを体験させたいので、今夜
ジョスも同行して欲しいという。しかしジョスは私にはアレックス
との先約があるのだと語る。
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■サヴィの場合
仕事:弁護士
問題:夫・ハリーとの関係、職場のドミニクとの不倫

ハリーは家を出て行ってしまったが、逆にジョスとは仲直り
して助けてくれる人も一応は出来た。ただこれまでの生活、
家庭内のことは全てハリーがしてくれていたので、サヴィ
は買い物一つまともにしてこなかったみたいだ。
まぁそれは良いにしてもそんな彼が居なくなった時に困る
のは本人なんだけどね。
シャワーの水漏れに関して、ハリーに電話していたけど、
彼女なりに反応を確かめつつ元の関係に戻れないかどうかを
探っているところがあるのかな。これからは自分で出来ない
とな・・と言われて切ないサヴィ。そんな時に優しくしてくれる
ドミニク。タイミングが良いのか悪いのか。仕事に於いて
カバーしてくれる存在であることは間違いないけど、私生活に
まで彼が浸透してくるとハリーとの関係修復はほど遠いものに
なる。ジョスはハリー派なのであんたのTシャツは着ないと
していたところがなんとも言えない。ハリーも又店の経営が
立ちゆかずにサヴィの援助を期待したいところがあるのだろう
けど、男の意地もあるし難しい所だね。
カレンから凄い剣幕で乗り込まれたけど、完全に筋違いって
感じ。この辺はサヴィに同情する。


■カレンの場合
仕事:精神科医
問題:亡くなった患者トーマスとの関係、安楽死の問題

エリザベスからトーマス殺害に関してカレンの仕業だと
されてしまった。責められるだけならばいいけど訴えられて
しまうというのはただ事ではない。ただ刑事裁判ではなく
民事の裁判のようで、夫が本来生きているハズの期間に
得られるハズだった分の給料を賠償金として受け取りたい
旨を訴えた様だ。カレンとして不利なのはモルヒネを2度
処方していることか。そしてカルテの改ざんにもてを加えて
いる。当日のアリバイもないけど果たして大丈夫なのか。
殆ど同情の余地もない。サヴィに怒りをぶつけた際には、
自分だって守秘義務のことは理解しているハズなのに、サヴィ
に問い詰めるというのはお門違い。
しかも最後にストーカーっぽいサムと関係を持つとか、
殆どあり得ない状態だった。イギリス版だとこの人が主人公
なんだけどね。

■エイプリルの場合
仕事:家具店オーナー
問題:亡くなった夫がミランダと不倫し、子を作っていた。

ポールが相変わらずすり寄ってくる。
イギリス版では金欲しさということで近寄って来ていたけど、
ポールの場合はルーシーが目的のようだ。ただ愛人との間に
子供を持ちつつもルーシーも・・っていうのは凄く都合が良す
ぎる。完全にポールのやっていることは、クライアント・リ
スト
家の主人公夫婦と同じなんだよね。
ポールの気味の悪い行動に怒りを覚えていたけど、エイプリル
のリチャードに対する接し方にも正直共感出来るところが
ない。これは私たちの問題だとするけど、もうリチャードは
その問題にも一部関わっている訳だし、話をしても良いはず
なのに相変わらずエイプリルは話そうとしない。
「困ったときには泣きつく癖に関わろうとすると怒る」んだ
なと。

■ジョスの場合
仕事:不動産コンサルタント
問題:上司との関係

アレックスすら友達ではなく恋人ではない限りはつきあえない
と言われてジョスみ未知の領域へと足を踏み入れる。
ジョスは友達が欲しいだけなのかとも思っていたけど、友達
が欲しいのと性的思考というのはイコールではない感じ。

今回はオリヴィエからニューヨークから移り住もうとしている
人を何とかロスの良さを知らせるために接待をする。
ジョスが全てのセッティングを行い今まで散々軽くあしらわれて
いたオリヴィエからは一目置かれる存在になった。
ジョスのドレス姿。滅茶苦茶ボリューム感のある胸の谷間(+_+
ストリップショーに連れて行くけど、ジョスはこういう刺激
は飽きているようだ。

帰りにボスが用意したデロリアン号に乗る。
ハリウッドといえばこれなのか。何処かの自称映画評論家さん
が購入していたみたいだけど、映画評論家ってそんなに金が
もうかる職業なんですかね。
意外とガルウィングドアって邪魔なんだよね。
硬派なオリヴィエの中にバック・トゥ・ザ・フューチャー
とかマイケル・J・フォックス好きと言われたことは意外と
サプライズに映ったのかも。

■使用されている曲

・Black Sheep by Gin Wigmore
・I Get Around by Dragonette
・Come As You Are by Yuna
・My Heart Goes Boom by Miss Li


サバンナ・デービス (Alyssa Milano) "サヴィ"、弁護士
カレン・キム (Yunjin Kim) 精神科医
エイプリル・マロイ (Rochelle Aytes) 家具店オーナー
ジョスリン・カーバー (Jes Macallan) "ジョス"、不動産コンサルタント
ハリー・デイビス (Brett Tucker) コック、サヴィの夫
ドミニク・テイラー (Jason George) 弁護士、サヴィが好き
サム・グレイ (Erik Stocklin) トーマスの息子
ルーシー・マロイ (Corinne Massiah) エイプリルの娘
エリザベス・グレイ (Penelope Ann Miller) トーマスの妻
トーマス・グレイ (John Schneider) 資産家、不倫して亡くなる

リチャード・グリエンコ (Cameron Bender) スポーツ記者、エイプリルに好意
ミランダ・ニックルビー (Kate Beahan) 35歳、ポールと恋人だったと
ジェイコブ・ポロック (Matthew Del Negro) カレンの同僚
オリバー・デュボス (Mike Dopud) ジョスの上司

ナタリー・ウェイド (Tehmina Sunny) 弁護士、サムが派遣してくれた
パワーの夫 (Alex Fernandez)
シェリル (Margaret Easley) 保護者
ジェフ (J.R. Cacia) ハリーの店の経理
ライラ (Stacy Barnhisel) カレンの秘書
パワーの妻 (Ursula Brooks)
--- (Jessica Cook) Stunning Bartender
--- (Nikki Dalonzo) Dancer
--- (Josh Pierce) Waiter
--- (Joanna Theobalds) Staff Lawyer
ポール・マロイ (Dondre Whitfield) エイプリルの夫


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