ロイヤル・ペインズ 〜救命医ハンク〜 シーズン2 (Royal Pains)(aka.「救命医ハンク セレブ診療ファイル」) 企画・脚本・製作総指揮：アンドリュー・レンチェスキー 企画・脚本・共同製作総指揮：ジョン・P・ロジャース 監督・ゲスト出演：ジェイス・アレクサンダー http://www.royalpains.jp/

第9話 愛すべき敵 Frenemies

脚本／Carol Flint、Jon Sherman
監督／Jay Chandrasekhar
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紙面でハンプトンズ記念病院が無料診断所に対して非難する
記事を掲載する。
ハンクはその記事をエミリーの部屋で見ていた。エミリーは
新聞記事のことなど気にするなというが、ハンクは彼女に対し
て名前が売れたもの勝ちだと言っていなかったか?と尋ねる。
エミリー自身、一面に広告を出して"いつでも伺います"との
宣伝を掲載していた。ブロンドは人気だから・・・というが白
黒の写真なのにれが分かるの?とハンクは皮肉をいう。エミリー
は敵が居るのは良い事だとし、味方だけだと裸の王様になると
告げる。裁判で勝ち目のない相手ほど世論を使って相手を
煽るものだという。ハンクはエミリーが何処か人を寄せ付けない
性格をしているのは、打ち解けるのが怖いのだろう?と問う。

朝からジル、エバン、ディヴィヤ、ハンクの4人で無料診断の
患者の元に行く。そこでも話題は無料診断所に対する非難記事
の事だった。ジルはこちらの真意を伝えるためにも紙面で
反論すべきだとするが、ハンクはエミリーから言われた言葉を
そのまんま引用し、"裁判で勝ち目のない相手ほど世論を使って
相手を煽るもの"だと語る。

そんな中、患者のジムの元にいく。(ジム=s1 #2に初登場)
猟師をしていた彼は肝炎を患っていた。一ヶ月分のインターフ
ェロンを手渡すと、代わりにシマスズキをプレゼントされる。
ジムに対して無料診断所の事を語り、何か他に具合の悪い所など
無いか?と尋ねると、2、3日前にロープ留めに足を強くぶつけて
しまった事を告げ患部を見せる。すると静脈うっ滞性潰瘍に
なっていると告げ、血液が静脈に溜まって皮膚を盛り上げている
状態だと語る。ウンナブーツにカラミンと亜鉛に浸した包帯
を5日間巻くことを告げる。

ERの医師・ブレアはジルに逢うと、記念病院としての見解には
多少の誤解が有るとして謝罪する。ブレアは無料診断所には
賛成しているが、現状ではハンクだけしか医師が居なく、もう
少し体制を整えてから行動した方が良いという。

ハンク・メドと契約しているジマーマン家から連絡が入り診察
にいくハンクたち。父親のジェイミーによると、妻とは現在
離婚協議中で、息子のジェイクが彼女の家とこの家を往復して
いる事実を語り、息子は妻の家から帰宅する度に体調を崩して
いる事を語る。週に2、3度グッタリした状態だと語る。元々ジ
ェイクにはアレルギーが有ったのでそれが原因ではないかと
告げる。
ハンクは水泳をしているジェイクに逢いに行く。
ハンクはジェイクと仲良くなるために雑談しながら診察をする。
ジェイクにはオリヴィアというガールフレンドが居る事を知る。
とりあえずハンクの見立てでは、食あたりかアレルギー性の
ものだろうとし、スクラッチテストを受けるべき事を薦める。

ペイジに逢うエバン。
ペイジの両親・ウィリアムとエレンがハンプトンズに来る事に
なっており、エバンを恋人として紹介することになったので
有る。父親に対する心象をよくする為に入念に打ち合わせする。
ウィリアムコリンズ元大将は現在国防ビジネスの公社のCEOを
していた大統領選に出馬も考えている人物だという事をエバン
はリサーチして知っていた。ペイジはエバンに対して、こんな
ニセモノの素敵な彼は初めてだと言われて微妙な心境になる。

いざ両親と会うエバン。
ペイジとの出会いを聞かれると駐車場で偶然出会ったことを
語る。エバンがしている仕事について聞かれたり、また娘の
見た目以外でどんな所に惹かれて付き合ったのか?と尋ねられる
と、エバンはペイジは愛のためにはどんな事でもする人物で
大切な人の為ならば苦労を買ってでもする所に惚れたのだと
語るとペイジはエバンのアドリブの言葉にウットリするのだった。
エバンは調子に乗って狩りをするという事を語ると、トミー
ダンフォードが運営している会員制狩猟クラブで水曜日の朝に
狩りに行こうとエバンを誘うのだった。
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■ハンクとエミリー、関係が進展していく

ハンクとジルの関係を応援している私としてはこの流れは
かなりの違和感が有り、ジルに相手が出来る前に早いところ
別れて欲しいと思っていたりもする。
エミリーは夜中に電話してきて寂しいと語る辺り、その行為
そのものが計算なのではないか?と難しいところも有る。
女性の事は分からないと、今回の7歳児ジェイクに話すシーン
はそんな彼女の事を象徴している感じにも思える。

■ジムとの関係

s1の#2「ハンプトンズのロビン・フッド There Will Be Food」
で登場した患者。C型肝炎に患っているが当初は扱いが気難しく
治療を拒まれていたが、とても関係は良好になった。
治療を受ける度に魚をくれるという物々交換みたいな状況。

今回はジムの娘や孫達が登場して来たので、ジムの容体が回復
している事に喜びを感じる物が有った。

■エバンとペイジ

エバンはとても口が上手いのでその場を取り繕うのが上手だけ
どやはり抜けている所が有る。
狩りに出かけた際に、銃を立てかけておいておくと倒れた際に
暴発するのでやるなと言われているのに、思わずそれを行い
尻を怪我した。オバカ丸出し、ケツも丸出しねとディヴィヤに
笑われているシーンはほのぼのしていたな。

しかしエバンはニセの関係は今後拒み、ペイジとは本格的に
付き合っていくようだ。

■ジェイクの病気

ジェイクの母親がブレア先生だとは思わなかった。
彼女はERの医師なんだから、彼女が診察すれば良いのではない
かと思うのだけど、ダメなのか?

当初話の流れを見たら、シックハウス症候群か何かなのかなと
思っていたけど、結果的に給湯器のガス漏れによる一酸化炭素
中毒だと判明。
ジェイクは闇が怖いという事で眠る時にドアを開けていたことが
死ななくて済んだらしい。

■POO、POE

POOはおならの意味。
ジェイクはオリヴィアにそんな文字を書かれてしまったという
事で、イジメを受けたのかと思いきや、実際にはペアの女の子
はオリビアだという意味が込められていたようだ。
ハンクの首元にもいつの間にかそんな文字が刻まれており、
Eがつく人物と付き合っている事が判明してしまう。

■だっちゅーの

ハンクは顧客を奪われてエミリーに激怒するも、突然彼女が
服を脱ぎだしたことで、一気に怒る気も失せてしまった。
まさにパイレーツのだっちゅーの状態の脱力系ネタだね。
パイレーツといえば、西本はるかさんはAVに出演する様になっ
てしまったし、時代は変わるものだね。