アグリー・ベティ
UGLY BETTY (2006年)

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty/


第4話 「モード」のルール
Swag

脚本/James D. Parriott 監督/Tamra Davis

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この日のモードの社員は朝から騒がしかった。
モードで使った冬物の衣装や装飾品などの在庫処分を行う為
のもの。我先に予約をする社員達に対して、ベティは全く関心
が無い。
一方日本人デザイナーのオーシが今回も恒例となっている
モードで真っ先に彼のコレクションの公開が行われるのか注目
を集めていた。オーシは先代の編集長のフェイと仲が良かった
が、ダニエルにとって彼との接点・共通性は全く無い状況。
今後とも付き合いを続ける為に彼の訪米に合わせて接待を行う
事にする。
しかし不運なことにダニエルの日頃の金遣いの荒さと、経費
処理に手間がかかり、経費の使用を止められてしまう。
ダニエルの銀行の口座には327ドルしか無い状況の中で、接待
を行うことが出来るのか!?
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ドラマは"トンチキ"日本人デザイナーに対する接待がメイン
だが、ドラマとしてはベティの思い出のバッグの流れの方が
面白く映った。

オシャレは心の潤いであるとのセリフの通り、今回は普段は
全くオシャレに関心のないベティもバッグ一つで潤い満たされ
るという展開が用意された。

経費の件はイマイチよく分からなかったが、相変わらずウィル
ミナの執拗なまでのダニエル蹴落とし作戦が実行されている。
今回は彼に会社の経費を使わせないように封じ込める作戦
だったようだが、ダニエルに負けず劣らず経費で豪遊している
ウィルミナの金使いを暴いて、道連れならぬ彼女を蹴落とそう
とする流れだった。

可愛そうなことに、スアレス家は本当にお金がない。
父親の薬代の197ドルが払えないのだ。
保険維持機構でもこの薬に関して保険が下りない様な流れに
なってくる中で、どうやって金策をするのかがベティの頭の
悩ますところだ。
4500ドルもするというバッグを薬店のマリアに与えて当面は
凌ぐ様子。折角バッグを身に付けただけで周りから関心を
持たれるようになったのに、本当にベティは可愛そうな境遇だ。

最後にベティはマークにバックを渡していたけど、アレは
偽物を手渡したと言うことなのか?それともマリアから返して
もらったのだろうか。
ベティの周りをしつこく歩き回っていたウォルターに最後の
最後で見せ場を作った。偽物でアレベティには最高の贈り物
だったのではなかろうか。いつも乾電池とかリモコンとか
訳の分からないものばかり贈っていたものね。

ベティ・スアレス (アメリカ・フェレーラ) 「モード」編集部
ダニエル・ミード (エリック・メビウス) 出版社会長の息子
ウィルミナ・スレイター (バネッサ・ウイリアムズ) クリエイティブ
・ディレクター
ブラッドフォード (アラン・デール) ミード出版社会長
マーク (マイケル・ユーリー) ウィルミナの部下
アマンダ (ベッキー・ニュートン) ミード社の受付嬢
クリスティーナ (アシュリー・ジェンセン) 衣装保管係
イグナシオ (トニー・プラナ) ベティの父
ヒルダ (アナ・オルティス) ベティの姉
ジャスティン (マーク・インデリケイト) ヒルダの息子

ウォルター (Kevin Sussman) ベティの彼氏
ジーナ・ギャンンバロ (Ava Gaudet) ベティ家の隣人
ゼルダ (Cicily Daniels) クリスティーナに紹介される
フェイ・サマーズ (Christine Jones)
ナンシー (Kristen Schaal) クリスティーナに紹介される
マスクの女性 (Elizabeth Payne)

ヘンリー (Christopher Gorham) 経理部の社員
オーシ (Kurando Mitsutake) 日本人デザイナー
マリア・オーティス (Darlena Tejeiro) 薬局

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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