アグリー・ベティ
UGLY BETTY (2006年)

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty/


第8話 夢への第一歩
After Hours

脚本/Dailyn Rodriguez 監督/James Hayman

--------------------------------------------------------
ベティはダニエルから念願だったホテルやレストランについて
の品評の記事を書かせてもらうことになる。モードが取り上げ
るだけあってダウンタウンのセレブ御用達の気取ったホテル
だった。
--------------------------------------------------------

ドラマでは完全にモードが好むような都会かぶれの人種と、
田舎(メキシコ系)から出てきた人種で話の流れが二分している。
面白いのはベティには都会の仕事が舞い込み、ウィルミナには
田舎の仕事が舞い込んでくるというねじれ現象にある。
価値観を広げるためには自分の得意分野以外の仕事をすることも
良いことだとは思うんだけどね。
そしてダニエルとソフィアには、その流れの象徴ともいうべき
二つの文化のぶつかり合いが有って興味深い流れをt醸し出して
いる事だ。

ベティは今回ホテルの品評記事を書くために、週末ウォルター
との約束を蹴ってホテルに泊まる。
初めはベティの容姿だけを見てホテルの受付も鼻であしらって
いたが、モードから来たというだけで、態度を急変。
ベティがホテルに泊まる中、ウォルターも遊びに来る。しかし
その雰囲気に馴染めず、文句ばかり。ベティは仕事を邪魔しに
来ただけだと怒るが、彼女も実はそんな雰囲気に馴染めている
とはいえず、そんな自分に苛立つ。
モードらしい記事を書こうとしていた自分と自分らしい記事を
書くべき事で悩み倒す彼女。
ダニエルからは記事を褒められるが、雑誌では使えない記事だと
言われてしまう。こういう時ソフィアという受け皿が有って
ベティも幸せだね。

ウィルミナは安売り王として巨額の富を得たテッド・レビュー
の接待。ウィルミナの嫌いなセンスの無い安物を売っている
企業にモードにCMを掲載してスポンサーになって欲しいという
もの。
この仕事、ベティが接待すれば一発という気がするものなんだ
けどね。
ウィルミナがニコとの関係に悩んでいるのを知り、テッドと
親近感を得るというもの。もしかすると私生活上の関係にも
発展するのか?

ヒルダは今回闇ギャンブルで大金を手にしたとする元夫サン
トスに逢い、弁護料を借りたいと申し出る。父・イグナシオは
彼とは会うなと言うが・・・
サントスは息子・ジャスティンに逢わせるならばという条件
で金を貸す。しかし実際逢う日になって彼が来ないことに
苛立つヒルダ。
意外とヒルダはまだサントスに気があるのかも知れないね。

ベティ・スアレス (アメリカ・フェレーラ) 「モード」編集部
ダニエル・ミード (エリック・メビウス) 出版社会長の息子
ウィルミナ・スレイター (バネッサ・ウイリアムズ) クリエイティブ
・ディレクター
ブラッドフォード (アラン・デール) ミード出版社会長
マーク (マイケル・ユーリー) ウィルミナの部下
アマンダ (ベッキー・ニュートン) ミード社の受付嬢
クリスティーナ (アシュリー・ジェンセン) 衣装保管係
イグナシオ (トニー・プラナ) ベティの父
ヒルダ (アナ・オルティス) ベティの姉
ジャスティン (マーク・インデリケイト) ヒルダの息子

ウォルター (Kevin Sussman) ベティの彼氏
ジーナ・ギャンンバロ (Ava Gaudet) ベティ家の隣人
ゼルダ (Cicily Daniels) クリスティーナに紹介される
フェイ・サマーズ (Christine Jones)
ナンシー (Kristen Schaal) クリスティーナに紹介される
マスクの女性 (Elizabeth Payne)

ニコ・スレーター (Jowharah Jones) ウィルミナの娘
ヘンリー (Christopher Gorham) 経理部の社員
ソフィア・レイエス (Salma Hayek) ベストセラー作家
サントス (Kevin Alejandro) ヒルダの元夫
テッド・レビュー (Brett Cullen) 安売り王
スベン (Rib Hillis) マッサージ師

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system