アグリー・ベティ
UGLY BETTY (2006年)

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty/


第9話 悲喜こもごもの感謝祭

Four Thanksgivings and a Funeral

脚本/Marco Pennette 監督/Sarah Pia Anderson

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感謝祭の日の前日。
用意のために早く帰宅したいベティだが、ソフィアから連絡が
無く落ち込んだダニエルがなかなか帰宅しようとはしないので
帰るに帰れない。毎年ベティが感謝祭のための買い物をして、
ヒルダの息子・ジャスティンの学芸会を見て料理を作っている
のだが、今年は仕事のために出来そうにない。
急いで帰宅すると隣人のジーナから、イグナシオの件は近所中
に知れ渡っており、最後の感謝祭だと嫌みを言われる。しかし
そんな彼女から弁護士のリーアに関する不穏な噂を耳にする。
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今回はそれぞれの感謝祭を過ごす展開だった。
その中でもフェイ・サマーズが生きている事を臭わせる展開と
リーアの件はドラマとして興味深い要素として存在している。
しかし今でも十分可愛そうなのに、またしても金絡みで可愛そ
うな事になりそうだね。でもリーアって顔が割れているし、
ヒルダの元夫は裏社会にも精通していそうだから、金を取り返す
事は出来そうな気がするね。

ベティとヒルダは衝突する。
いつもはベティが身を犠牲にして家族のために尽くしている。
しかし今年は何も出来ず、ヒルダに家族の大黒柱を奪われた
として衝突。ベティは不穏な噂を耳にしたことをヒルダに
告げるが、ヒルダは"自慢の娘の座"を奪われたから嫉妬して
いるだけだとして、ベティの言うことに聞く耳を持とうとし
ない。
折角サントスやクリスティーナも招待して楽しそうな感謝祭
になるところだったのにね。

ウィルミナの感謝祭はニコが帰国することを知り、お得意様の
パーティーに出席すべきかどうかで苦悩する。ニコは母親と
一緒に過ごすために帰国したわけではなかったが、ウィルミナ
が料理して待っていてくれた事に気がつき、二人で過ごすこと
になる。しかしアメリカ人って普段料理しない人も多いのに
こういう時だけオーブンを使った気難しい料理を作ろうとする
んだよね。
でもちょっとほのぼのとするエピソードだったな。

ダニエルはソフィアにボーイフレンドが居ることを知り意気
消沈。ソフィアとは一夜の関係を持ったが友達に戻ろうと言わ
れる。そんなソフィアがボーイフレンドを連れてブラッド主催
の食事会に出席すると知り、自分も出席する。あれだけ家族
との食事会を拒んでいたのに、態度を急変させる所が笑えた。
ダニエルも十分ハンサムだし背も高いのに、ソフィアの彼・
ハンターはそれを上回るような容姿の持ち主。
なんとか欠点を見つけて恥をかかせようとして、彼が嫌がる
ダンスクラブへ行くことになる。予想していたクラブではなく
サラサを含めた社交ダンスのクラブだったことで、パニクるが
ベティの助言と相手も不得意だという事で希望を持つ。
しかし彼は踊りに於いても達人級。落ち込むダニエルは最後の
手段とばかりに彼女にキスし、互いに気持ちが通い合っている
事をアピールするが、ハンターは彼女との結婚を真剣に考えて
いる。ダニエルもソフィアとの関係を真剣に考えているのかを
問われ、踏み出せないで居た。プレイボーイの彼が身を落ち
着ける事が出来るのか。

マークとアマンダは職場で感謝祭を迎える。
好きな服を着て楽しい時を過ごすが、ウィルミナの元に頻繁に
かかってくる女性のことが話題になり、彼女の電話番号を調べて
電話をかける。すると病院に繋がる。オフィスから電話をかけて
いるのがバレてしまい慌てて逃げる事になる。

ベティ・スアレス (アメリカ・フェレーラ) 「モード」編集部
ダニエル・ミード (エリック・メビウス) 出版社会長の息子
ウィルミナ・スレイター (バネッサ・ウイリアムズ) クリエイティブ
・ディレクター
ブラッドフォード (アラン・デール) ミード出版社会長
マーク (マイケル・ユーリー) ウィルミナの部下
アマンダ (ベッキー・ニュートン) ミード社の受付嬢
クリスティーナ (アシュリー・ジェンセン) 衣装保管係
イグナシオ (トニー・プラナ) ベティの父
ヒルダ (アナ・オルティス) ベティの姉
ジャスティン (マーク・インデリケイト) ヒルダの息子

ウォルター (Kevin Sussman) ベティの彼氏
ジーナ・ギャンンバロ (Ava Gaudet) ベティ家の隣人
ゼルダ (Cicily Daniels) クリスティーナに紹介される
フェイ・サマーズ (Christine Jones)
ナンシー (Kristen Schaal) クリスティーナに紹介される
マスクの女性 (Elizabeth Payne)

ニコ・スレーター (Jowharah Jones) ウィルミナの娘
ヘンリー (Christopher Gorham) 経理部の社員
ソフィア・レイエス (Salma Hayek) ベストセラー作家
サントス (Kevin Alejandro) ヒルダの元夫
マーサ (Martha Stewart) ご本人登場
リーア・スティールマン (Debi Mazar) 弁護士
ハンター (Teddy Sears) ソフィアの彼
ドナ・スペダロー (Sarah Knowlton) 詐欺に合った
グリーン (Sal Landi) ブラッドが雇う部下
クレア (Judith Light)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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