アグリー・ベティ UGLY BETTY (2006年) http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty/

第13話 暴かれた正体 In or Out

脚本／Myra Martino 監督／Michael Spiller

--------------------------------------------------------
ソフィアに利用されたダニエルは会社から姿を消して二週間。
報道によると、傷心のままブラジルのリオに渡り女性をナンパ
しまくっているという。
MYWを辞めたベティは、メキシコ料理店でチップスガールとして
アルバイトを始める。姉のヒルダもまた運悪く自分が手がけて
いたハンドクリームに不備が見つかり全品リコール。失業と
なってしまう。
ダニエルに責任を感じているベティは、ダニエルが帰国した
ときの事を思い、クリーニングを届けに行くと、なんと彼は
自宅に引きこもり暗い生活を送っていた。
--------------------------------------------------------

ベティとダニエルの二人の雰囲気がとても良い感じの話だった。
こうしてみるとまるで恋人直前の関係みたいだ。

もの凄い振られ方をしたのに、ダニエルはベティの事を心配
する余裕が出てきた。それでも自分のことについてはなかなか
前向きになれず、ソフィアと逢うことを恐れてエレベーターを
使えないのが悲しいけどね。

そしてベティは今回モード社に戻れることになる。
ダニエルにさえ逢えばまた戻してくれると思っていただけに
なかなか嬉しい措置。

ようやくウィルミナに指示を与えている謎の人物が明らかにな
る。てっきりフェイ・サマーズかと思っていたのに、なんと
その正体はアレックス・ミード(アリクシス)だった。
っていうかダニエルが今回の展開の中で、兄がスキー事故
で亡くなっているという事実を語らねば、この人が誰だか分から
なかったかも。兄と言っていたからてっきり男性だと思って
いたのだが、女性になっているとはなんのこっちゃ!!

今後は兄弟対決が見られるのか。

それに関連してウィルミナは今後のミード社に於ける社員の
選別を行う。
アマンダの扱いがどうなるのか。排除される方向だったが、
マークの推薦により、忠誠心を見せられるかどうかに掛かって
いる。ベティとダニエルの関係がアマンダに嫉妬心を煽って
しまうところが皮肉だね。

クリスティーナは裁縫の腕は評価されている様子。
彼女はファッションウィークに自分でデザインした洋服を
応募しようと考えるが、審査員がウィルミナという事もあり、
なかなか10人の中に選ばれない。そんな事実を突きつけつつ
ウィルミナから取引を持ちかけられるのだからなんとも難しい
選択が待っている。
まぁ選択と言っても警察に何やら分からない品物を届けるだけ
だけど。

ヒルダは今難しい状況に陥っている。
父親が作ったカップケーキが評判で自ら売り込みをかける感じ
だが、結局経営者としての能力だけであって、カップケーキを
自ら作ることは出来ない。ついには子供さえ居なければ・・
と禁句を言い始める始末。
ベティ曰く変化が必要な時期でありこれを乗り越えればまた
成長した姿が見られると言うが・・・

ベティ・スアレス (アメリカ・フェレーラ) 「モード」編集部
ダニエル・ミード (エリック・メビウス) 出版社会長の息子
ウィルミナ・スレイター (バネッサ・ウイリアムズ) クリエイティブ
・ディレクター
ブラッドフォード (アラン・デール) ミード出版社会長
マーク (マイケル・ユーリー) ウィルミナの部下
アマンダ (ベッキー・ニュートン) ミード社の受付嬢
クリスティーナ (アシュリー・ジェンセン) 衣装保管係
イグナシオ (トニー・プラナ) ベティの父
ヒルダ (アナ・オルティス) ベティの姉
ジャスティン (マーク・インデリケイト) ヒルダの息子

ウォルター (Kevin Sussman) ベティの彼氏
ジーナ・ギャンバロ (Ava Gaudet) ベティ家の隣人
フェイ・サマーズ (Christine Jones)
アレクシス・ミード (Rebecca Romijn) 兄?

ニコ・スレーター (Jowharah Jones) ウィルミナの娘
ヘンリー (Christopher Gorham) 経理部の社員
ソフィア・レイエス (Salma Hayek) ベストセラー作家
サントス (Kevin Alejandro) ヒルダの元夫
グリーン (Sal Landi) ブラッドが雇う部下

コンスタンス・グラディ (Octavia Spencer) ケースワーカー
ジョージ (Shelly Desai)

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)