アグリー・ベティ UGLY BETTY (2006年) http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty/

第15話 ミード家の闇

脚本／Sheila R. Lawrence 監督／Lev L. Spiro

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アレクシスが戻ってきたのと同時にブラッドフォードがフェイ
殺しの容疑者として捕まってしまう。
更に自らに経営権が有るとして、アレクシスは勝手に人事権を
行使してウィルミナを編集長にしてしまう。
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何故アレクシスが父親・ブラッドフォードに対して復讐心を
抱いているのかが明らかになる話であると共に、フェイ・サマ
ーズを殺した真犯人が分かる話だった。

ベティが母・クレアと共謀し、上手くダニエルとアレクシスを
話し合いの場を作る。これによって様々な事が明らかになる。

何故父を憎み、弟さえも敵対するのか。
父はアレクシスが性同一性障害を持ちながらも男っぽい事を
させてきた過去。そして死んだ方がマシだとして扱ってきた事。
ダニエルはそんな父と性格が似ているからという事だけで敵対
心を持たれていた。
互いに話し合えたことで少しはそんな気持ちも収まってきた
様子。でもウィルミナは収まらないだろうね。

ベティはウォルターとヘンリーに挟まれ難しい立場。
しかし答えは分かっている。ウォルターからは心が離れてヘン
リーに心がひかれていることを。
ベティが現実から逃げながらクレアと共にエステに付き合わさ
れるところがまた笑えるけど、結局最後はウォルターと向き
合い別れを告げた。ウォルターも良いキャラクターだけに
これで終わりだとしたら悲しい。

ジャスティンは同級生のボビーと喧嘩し、父親・サントスが
学校に呼び出される。何故大人しいジャスティンが喧嘩した
のかという事とヒルダではなくサントスが呼び出されたのか
って所がミソ。母親のケバイ格好の事を言われてジャスティン
は喧嘩になったという。人がどう思おうと気にするなといつも
言っているヒルダなのに、ジャスティンの為にベティのような
格好をする彼女のいじらしさと自分なりのスタイルを貫くこと
の格好良さを説くジャスティン。
意外にも一番良かったのはこのエピソードかも知れないね。

ベティ・スアレス (アメリカ・フェレーラ) 「モード」編集部
ダニエル・ミード (エリック・メビウス) 出版社会長の息子
ウィルミナ・スレイター (バネッサ・ウイリアムズ) クリエイティブ
・ディレクター
ブラッドフォード (アラン・デール) ミード出版社会長
マーク (マイケル・ユーリー) ウィルミナの部下
アマンダ (ベッキー・ニュートン) ミード社の受付嬢
クリスティーナ (アシュリー・ジェンセン) 衣装保管係
イグナシオ (トニー・プラナ) ベティの父
ヒルダ (アナ・オルティス) ベティの姉
ジャスティン (マーク・インデリケイト) ヒルダの息子

ウォルター (Kevin Sussman) ベティの彼氏
ジーナ・ギャンバロ (Ava Gaudet) ベティ家の隣人
フェイ・サマーズ (Christine Jones)
アレクシス・ミード (Rebecca Romijn) 兄?

ニコ・スレーター (Jowharah Jones) ウィルミナの娘
ヘンリー (Christopher Gorham) 経理部の社員
サントス (Kevin Alejandro) ヒルダの元夫

コンスタンス・グラディ (Octavia Spencer) ケースワーカー
エヴリン (Liz Torres) 掃除婦

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)