アグリー・ベティ
Ugly Betty

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty3/index.html


第6話 アグリー・ベリー
Ugly Berry

脚本/Bill Wrubel 監督/Ron Underwood
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キミーに利用されたベティは信じた私が馬鹿だったとして姉の
ヒルダに電話する。出し抜かれないよう気をつけろと言われる。

会社に出社するベティは、キミーが早くもヘアリストのニカや
フィオリーナなどヘアメイクのスタッフを抱き込んで居ること
に驚く。それどころか早くもフランス版「ヴォーグ」のタリア
とランチを取り付けたり、クラブで映画監督と出会い、彼が出資
を求めている事をダニエルに語る。するとダニエルはすぐに
その件で話し合おうとして、ベティは二人分の朝食を用意しろ
と言われる。
ベティはその事に不満を示し、私のデスクに座らないでと告げ
るが、キミーはアシスタントエディタで有り肩書きの書かれた
名刺まで用意されている身だという。2週間でアシスタントの
貴方を飛び越えてしまったとしてベティに優位性を誇示する。

経理部のモートは、クレアやダニエル、ウィルミナの前でモー
ド誌の経営状況の悪さを指摘される。アレクシスはあれでも
経営手腕はお手の物だったとして、モードとしても経営のプロ
を用意した方が良いとクレアから言われる。

ベティはキミーに活躍を奪われ落ち込みながら自室に戻ると
そこで隣人のジェシーに出会う。これからアマチュアナイトに
出るとしてギターを手にしていたジェシー。ベティは仕事で
私だけが置いてけぼりをされていると愚痴を漏らすと、ジェシー
からは自信を持って自らチャンスを掴んでいけと励まされる。

一方、モード誌の3月号の特別付録の企画会議が行われる。
テーマは最高にホットな物特集だという。
ウィルミナからは、その企画に応募し候補に挙がったものを
上げられる。ルッソ、エミリー、ピーター、カーラ、チャーリー
ロビー、キミー、そしてアマンダの企画が候補として残っており
ベティは参加できるとは知らなかったとダニエルに不満を漏らす。
するとダニエルからは僕にツッコミを入れるように仕事にも
積極的に関われと言われる。因みにどんなホットなものが有る
のか?と言われ、ベティは思わず屋台で目に入った"フルーツ"だ
と答える。
実家に戻り家族のみんなに相談する。何か珍しいフルーツは無い
か?と尋ねると、父イグナシオはブラジル産のティコ・ベリー
が良いのではないかという。ベティは検索してみると、意外と
取り上げられている所は少ないことに気がつく。blogを調べて
いると、スーパーモデルのアドリアナ・リマがティル・ベリー
を大好物だと知る。それを翌日ダニエルやウィルミナに話すと
なんと話はとんとん拍子に進み、アドリアナ自身が始めて
モードの表紙を飾ってくれる事に決定する。立案者であるベティ
はプロジェクトリーダーとしてあげられる。
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キミーの策士っぷりが凄かった。
ここまで上手い立ち回りを見せられるのであれば、どの業界
でもやって行けそうな感じがする。
空港までモデルを迎えに行って完全に主導権を握っていた辺り
はやるなと思った。

ベティも奮闘を見せるも、はい上がる度にキミーに邪魔される。
全ての功績をキミーに奪われ、あの穏和なベティもついには
堪忍の尾が切れる。

今回はマークとアマンダの位置関係が面白いところにあったな。
前回はキミーを祭り上げてスターダムに持ち上げたけれど、
今回は彼女に全てを吸い取られて、二人の存在感が奪われる。
しかしそんな二人が黙っているわけもなく、蹴落とそうとする
行動が今回ばかりは頼もしく思えた。

キミーとウィルミナの対決は面白かったけれど、意外にも簡単に
今の職を手放したなと思う。

ベティの相手役として登場したジェシー。
前々からチョイ役で出演していたけど、今回は完全に彼女の
心の支えとして存在し始めた。彼女のテーマソングを作って
あげる辺りが笑える。
今後共にベティが彼に思いを寄せていくのは明らかだけど、
予告を見るとアマンダがベティの部屋に一時的に来そうな感じ
だね。

そしてヒルダにも新たな出会いの予感。
政治家で現在は嫌な奴としか認識が無いかも知れないけど、
今後関わり合っていく内に好意を寄せていくのかな。

そういえばスズキさんがテレビの司会者の枠を越えて登場した
のも始めてかも知れない。


ベティ・スアレス (アメリカ・フェレーラ) 「モード」編集部
ダニエル・ミード (エリック・メビウス) 出版社会長の息子
ウィルミナ・スレイター (バネッサ・ウイリアムズ) クリエイティブ
・ディレクター
マーク (マイケル・ユーリー) ウィルミナの部下
アマンダ・タネン (ベッキー・ニュートン) ミード社の受付嬢
クリスティーナ (アシュリー・ジェンセン) 衣装保管係
イグナシオ (トニー・プラナ) ベティの父
ヒルダ (アナ・オルティス) ベティの姉
ジャスティン (マーク・インデリケイト) ヒルダの息子
クレア・ミード (Judith Light) ダニエルの母

アレクシス・ミード (Rebecca Romijn) 兄
ヘンリー (Christopher Gorham) 経理部の社員
ジオ (Freddy Rodriguez) ベティに好意を持つ
ジェシー (Val Emmich) ベティのアパートの隣人

スチュワート (Derek Riddell) クリスティーナの夫
スズキ・St.ピエール (Alec Mapa) アパレル業界の報道

アーチー・ロドリゲス (Ralph Macchio) 地元議員。ヒルダの店へ
クリフ・St.ポール (David Blue) カメラマン
モート (Jordan Lage) 経理の男性。モードの赤字を指摘
コナー・オーウェンズ (Grant Bowler) 経営
アドリアナ・リマ (Adriana Lima) 人気モデル
キミー・キーガン (Lindsay Lohan) ベディの高校時代の同級生
--- (Brad Lee Wind) 照明係
アンドレ (Jeffrey J Adams)

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