アグリー・ベティ
Ugly Betty

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty3/index.html


第8話 トルネード・ガール
Tornado Girl

脚本/Peter Elkoff 監督/John Terlesky
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アマンダとベティは仲良く出社。ベティは今度モード誌が特別号
で有る"ファッション旋風号"を出版する事でその表紙について
悩んでいた。
そんな中、印刷会社のフィルから電話が鳴り、印刷機の故障故
に仕事が遅れることが報告される。
モード誌では毎年恒例の編集長研修がタルマッジホールで行わ
れることになっており、重役達は全て出席することになってい
た。印刷前の雑誌の最終チェックは編集長のダニエルが行う事
になっていたが、ベティはダニエルに自分にその仕事を任せて
欲しいと頼む。

一方マークがクリフとプロポーズした事を知り、アマンダはマ
ークからその事について色々と聞きたいが、いざその話になる
とマークははぐらかしてしまう。

マークの事を呼びつけるウィルミナは、コナーが自分のことを
恐れていない旨を告げる。マークはウィルミナがコナーの事を
気にしている事を察して、研修旅行ではコナーの向かい部屋を
予約すると告げる。ウィルミナは旅行になど行きたくはないが
コナーから参加を要請された事を受け仕方なく、憂さ晴らしの
為に狩りでもしようと考える。

ベティは印刷所に最終チェックに訪れる。初めての仕事故に
細かいチェックをして抜かりの無い仕事をしようとしてフィル
を悩ませる。ベティは印刷する許可を与えて仕事を終えた記念
にその場で写真を撮ってアマンダたちに送信する。

編集長研修にいくモード誌の面々。そこでコナーから現在に
於ける雑誌業界の厳しさを告げられ、再編のためには幾つかの
雑誌を廃刊しなければならない事を告げられる。更にどんな
事でも良いからモード誌が売れるためのアイディアを研修期間
中に練れと告げる。クレアはウィルミナが携帯をいじくって
いる姿を不快に思い、コナーに研修期間中は外界との連絡を
遮断するために携帯電話を取り上げてみてはどうかと告げる。
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ベティはキャリアアップする為に、モードの中でもそれなりの
責任有る仕事をしたくてダニエルに申し出る。
しかし特別号の表紙にしたトルネードのテーマは、実際に天災
が起こってしまいそれを掲載した者に責任が回ってくる。
ベティは責任を擦り付けられ、一躍業界でも悪い意味で名が
知れ渡ってしまう。

感想として書くと書きづらいので幾つか気になった所を抜粋
してみる。

★マークとクリフの結婚に関する話。

なんでマークが自ら結婚を言い出したのにその話題を避けていた
のか。最初気がつかなかったけど、そういえば結婚を言い出した
直前に別の男性と一夜限りの付き合いをしていたのね。
アマンダから追及が有るとき、髪の毛を引き合いに出して話題
を逸らそうと必死だったマーク。
アシスタント同士という繋がりで珍しくベティと助け合う姿を
見せていた彼。ベティに心情を語る辺りも珍しい展開だったね。
結局本当のことを告げてクリフは傷心。果たしてこのまま別れて
しまうのか。

★ベティ初の大仕事。

最終チェックを任されて、自分の中でもやったという思い。
写真が勝手に流失して、いつの間にか鈴木さんにまで渡って
いるとは思わなかった。アマンダの陰謀なのか。
冒頭でアマンダがベティのベーグルを捨ててしまうとか相変わ
らず酷い扱いの彼女。
信じていたダニエルに裏切られた事でショックが大きかったけど
そういう時支えになってくれるのは、家族の存在だな。
父・イグナシオは、娘達のためにフル回転して次々と手作り
お菓子を運んでいたぞ。ホント良い人だ。
ジャスティンはベティに付けられたあだ名"トルネードガール"
のTシャツを着てさり気なくベティを傷つける。
ウィノナ・ライダーTシャツ以来だからと。そういえば万引き
裁判の時 "Free Winona"Tシャツって売れていたよな。

★ヒルダの店、オープンなるのか!?

議員のアーチーから正式な許可を得た方が良いと言われて、
許可申請するも駄目。地下でひっそり営業しようと考えるが
イグナシオやベティからの反対に合い駄目。
アーチーに逆ギレして事務所を訪れる訳だけど、最後に彼から
奇策であり法の抜け道を教えて貰った。なんとなく恋に発展
しそうな予感。

★交錯する愛情。

ダニエルはコナーのフィアンセ、モリーに恋をした様子。
コナーを愛しているのはウィルミナだ。編集長同士手を組めば
互いにウマーな思いが出来るかも知れない。
ただダニエルにとっては親友の恋人だからね。流石にそれは
出来無いか。
でもウィルミナが本気で欲しいとした時の狡賢さは恐いものが
有るからね。早くも今回その片鱗が・・

ベティ・スアレス (アメリカ・フェレーラ) 「モード」編集部
ダニエル・ミード (エリック・メビウス) 出版社会長の息子
ウィルミナ・スレイター (バネッサ・ウイリアムズ) クリエイティブ
・ディレクター
マーク (マイケル・ユーリー) ウィルミナの部下
アマンダ・タネン (ベッキー・ニュートン) ミード社の受付嬢
クリスティーナ (アシュリー・ジェンセン) 衣装保管係
イグナシオ (トニー・プラナ) ベティの父
ヒルダ (アナ・オルティス) ベティの姉
ジャスティン (マーク・インデリケイト) ヒルダの息子
クレア・ミード (Judith Light) ダニエルの母

アレクシス・ミード (Rebecca Romijn) 兄
ヘンリー (Christopher Gorham) 経理部の社員
ジオ (Freddy Rodriguez) ベティに好意を持つ
ジェシー (Val Emmich) ベティのアパートの隣人

スチュワート (Derek Riddell) クリスティーナの夫
スズキ・St.ピエール (Alec Mapa) アパレル業界の報道
コナー・オーウェンズ (Grant Bowler) 経営
クリフ St.ポール (David Blue) マークの彼氏

アーチー・ロドリゲス (Ralph Macchio) 議員
フィル (Lenny Venito) 印刷会社
モリー (Sarah Lafleur) コナーのフィアンセ
ジュリー (Alexandra Rhodie) ヒルダの店の客
ポール・リビア (Toni Romano) ヒルダの店の客
--- (Steve Beauchamp) 雑貨店の店主
--- (Darlene Violette) アーチーの事務所の秘書

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