アグリー・ベティ
Ugly Betty (シーズン3)

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty3/index.html


第11話 奪われたドレス
Dress for Success

脚本/Cara DiPaolo 監督/Matt Shakman
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ヒルダの店「ビューティヘアプラス」の新装オープン前、派手
にパーティーを催すことになる。金曜日にパーティーの開催を
行うため用意に追われるヒルダはベティや家族に助けを求める。
ベティは本日YETIの親睦会が有ったが用意のためにサボったと
いう。しかしベティはYETIの講師にジョディ・パパダキスが
居るのを知って興奮を隠せない。彼女はベティにとって憧れの
人だった。
ヒルダはパーティーに用意するものをベティに相談すると、
来てくれた客にプレゼントを渡せばいいと言う。店の看板に
使ったネオンと店内で売る商品のためにお金がないことを告げ
ると、ベティはモードから試供品を貰ってくると告げる。

一方モードでは先月の売り上げに於いてライバル誌"ELLE"に
惨敗を期したことで発奮。4月号には特別な表紙を使うとして
極秘扱いでプロジェクトを進行するという。変わりにELLEの
情報を掴んできたモノには高級ワインをプレゼントすると
ダニエルから告げられる。モードは特別号の為にホルストンの
ドレスを借りられたという。それを使ってキーラ・ナイトレイ
を表紙に飾るという。

ウィルミナはダニエルを呼び出すと、衣装部屋の監視映像に
映るダニエルとモリーの一件を指摘する。ダニエルはウィル
ミナに対して何が欲しいのかと疑いの目を持つが、録画して
あるDVDを無条件で手渡し、モリーにもう一度アタックして見た
ら良いとアドバイスする。確かめないと後悔するわよと言われ
その気になるダニエル。

その頃クリスティーナはホルモンバランスの乱れで泣き上戸に
なっていた。ベティは姉ヒルダのパーティーに来ないか?として
彼女を誘うと、自分もヒルダを手伝うと告げる。

ベティはYETIの授業に出る。カーリーヘアーでかん高い声の
講師・ジョディが出版業界に対する現状の厳しさの説明が有る。
先日の親睦会での成果を生徒達に問うがベティはカジュアルな
パーティーだと聞いていたので出席しなかったという。パーテ
ィーはチャンスの場であり、人脈作りには大切なものだとされ、
来週までの課題として、新しい人脈を40人見つけてこいと課題
が出される。
ベティはたまたまエレベーターで相乗りになったコナーに相談
すると、彼は解決のためのヒントをくれる。上辺だけ取り繕う
のが上手い人物を見つけて真似しろという。マークがまさに
適任であるとベティは思う。
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パーティー三昧の展開。

ヒルダのパーティー、ウィルミナのパーティー、そして雑誌
ELLE誌のパーティー。
ベティとしてはヒルダのパーティーを応援したいが、仕事の
為にそうも言っていられない辛い状況。

ドレスを盗まれるという失態。

まさかテリが裏切るとは思わなかったけど、あの場面でモバイル
ツールをテーブルに置いていくのもちょっとマヌケだという
気がする。
しかし完全にドレスに関しては盗品だし、訴えれば絶対に勝てる
んじゃないか?という気がする。

ドレスを取り戻すために・・・

ケイタリング会社のライアンと仲良くなっていたお陰で、
ELLEの会社のパーティーに潜り込むことが出来て見事ドレスを
取り戻すことが出来た。皮肉にも人脈が役に立ってしまうという
面白いオチだ。
しかし強引に人形にカツラを被せて持ち帰ろうとする所が
凄い。そんな彼らに恰幅の良いテリが襲いかかってくる所も
恐かった。

ベティは変わってしまったのか。

仕事だけでなくYETIにも通うことになったので、時間がないのは
確か。イグナシオはベティの為にこれまで家族が助けたのだから
今度はヒルダの為に力を貸してあげなければというが、ベティ
は最後までパーティーを抜けだしてヒルダの元に行くことは
無かった。いつものベティならば大切なモノが有るとして家族
の元に戻るんだけどね。

イグナシオが倒れる。

ウーン大丈夫だろうか。前振りとしてクリスティーナが産気づく
様な態度を見せていたので、すっかり彼女が出産したのかと
思っていたが、なんとイグナシオが倒れる。まだまだお父さん
の役割は沢山あるのにね。ここで居なくなって欲しくないな。

ウィルミナとダニエル、win-winの関係に。

珍しく二人が出し抜くことなく協力し合う姿。
もっと汚い画策をするかと思っていたけど、意外と正当的な
展開だったようにも思う。でも結果的にこの組み合わせが一番
良かったんじゃないかという感じだね。

可愛いマーク

ウィルミナに対して監視映像のDVDを無条件で返したのでは無い
でしょうね?と問い詰める時のやりとりは笑えた。
私がひっぱたけないのを知っているでしょうと。
それに対してウィルミナも悪のりしたのか、私って癒し系よね
と語る辺りは面白かったな。

ベティーネーター発動

マークから人脈を作るための三箇条「お友達作り」「情報を
集める」「脱出作戦」を習った後、実戦の為に動くときの
彼女に声を掛けた言葉。無機質で肥満体質のベティーネーター
よと。

ベティ・スアレス (アメリカ・フェレーラ) 「モード」編集部
ダニエル・ミード (エリック・メビウス) 出版社会長の息子
ウィルミナ・スレイター (バネッサ・ウイリアムズ) クリエイティブ・ディレクター
マーク (マイケル・ユーリー) ウィルミナの部下
アマンダ・タネン (ベッキー・ニュートン) ミード社の受付嬢
クリスティーナ (アシュリー・ジェンセン) 衣装保管係
イグナシオ (トニー・プラナ) ベティの父
ヒルダ (アナ・オルティス) ベティの姉
ジャスティン (マーク・インデリケイト) ヒルダの息子
クレア・ミード (Judith Light) ダニエルの母

アレクシス・ミード (Rebecca Romijn) 兄
ヘンリー (Christopher Gorham) 経理部の社員
ジオ (Freddy Rodriguez) ベティに好意を持つ
ジェシー (Val Emmich) ベティのアパートの隣人

スチュワート (Derek Riddell) クリスティーナの夫
スズキ・St.ピエール (Alec Mapa) アパレル業界の報道
コナー・オーウェンズ (Grant Bowler) 経営
モリー (Sarah Lafleur) コナーの婚約者

テリ (Nikki Blonsky) ELLEの社員
ザック・ポーセン (Zac Posen) ウィルミナのパーティーのゲスト
ロビー・マイヤーズ (Robbie Myers) ELLEの偉い人
ジョー・ジー (Joe Zee) ELLEの偉い人
ライアン (Thomas Sadoski) ケイタリングの人
Mrs.ボーウェン (Elaine Kussack)
ランダール・ジャックソン (Ryan Michael Jones) YETI生徒
ジョディ・パパダキス (Bernadette Peters) YETIの講師

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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