アグリー・ベティ
Ugly Betty (シーズン3)

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty3/index.html


第20話 ラビット・テスト
Rabbit Test

脚本/Cara DiPaolo 監督/Victor Nelli Jr.
--------------------------------------------------------
ミード社の社員達は経費の節約の為に豪華な車で通うことを
辞めて電車やバスで出社する中、ベティだけはリムジンで豪華
に出社する。リムジンで出社するのが夢だったというベティの
喜ぶ姿を見た彼氏のマットは、今後毎週火曜日はリムジンデー
にしようという。ちょっと贅沢し過ぎではないかというベティ
に対して君の喜ぶことをしてあげたいとマットは語る。
私が幸せならばミード社も幸せになれるとベティは語る。

その頃、ミード社では大変な事態に襲われていた。
先月のモード特集号であり起死回生を狙ったセックスを特集し
た雑誌が大失敗。会社の備品の全てを手放すことになったと
いう。会社内ではレンタルしている機器なども含めて全て
引き取られていく。
出社したベティはその姿を見て驚く。しかし何故か突然、
背広を着た男性から届け物があるとしてベティのIDと指紋認証
を求めてくる。何かと思えばハートリー・チャリティー財団から
の招待状だった。ダニエルはそれを見て思わず自分の元に来た
ものだと勘違いする。チャリティー財団を行うカル・ハートリー
はOPEC諸国よりも利益を生み出す巨大グループだったのである。
毎年定期的に自然史美術館を貸し切りにして行われるイベント
には国王や大統領など錚々たる人物が招待される事でも有名
だった。しかし良く見るとそれが届いたのはベティ宛。
ベティは名前を聞いて、マットのお父さんがカル・ハートリー
で有ることを告げる。その時ジャスティンからも興奮気味で
電話が有ったことで家族全員が招待されていることを知る。

一方ウィルミナは高額なギャラでも腕は確かな写真家のマイル
ズから自分の息子・ウィリアムを抱いているときの写真を
撮って貰う。マイルズから赤ちゃんの顔がウィルミナとは全く
似ていない事を告げる。肌の色は恐らくブラッドフォードと
似たのでしょうというが、マイルズはこの手の仕事をして
多数の人の顔を見ているから良く解るのだという。ウィルミナ
は子供の顔を見ると確かにクリスティーナと似ているものが
有ると疑い始める。

マットはベティの実家に来る。イグナシオやベティは、マット
の父のハートリー・エンタープライズの紹介VTRを見て不安に
思う。
私達の様なものがイベントに参加して場違いではないのかと。
一度自分の家に招待したいというイグナシオだが、父親は
ホワイトハウスに呼ばれても断る人だと告げる。是非ベティに
父親と逢って欲しいと告げられる。

そんな中マットの父カルは、経営難の企業の救済に於いても
多数の実績があり、特に近年は衰退が著しいメディア関連企業
に投資している事を知る。ベティとダニエルはそれを知り、
自分が父と会えるようマットに進言してみると約束する。
しかしいざマットに逢ってその事を告げると、悪いが橋渡しは
出来無いと断られる。
ベティは自分が紹介すると言った手前ダニエルには話せないで
居た。家族は頑張ってもダメならばきっと分かってくれると
いうが・・・
--------------------------------------------------------

ウィルミナ大ピンチ!

ブラッドフォードの血を引き継ぐ子供だとしていたからこそ
株主になれた訳で、ウィリアムが実際には血の繋がりが無かった
としたら・・・
クリスティーナが代理母として着床させる以前にスチュワート
との関係が有ったのか。
クイズと称してマークがクリスティーナに関係があったのか
尋ねるところが笑える。アマンダが助太刀して、私は6月14日
は国連のトイレがヤノシュと一回だけHしたわと告げた。
でもストレートに聞いても大丈夫なのではないか?

ウィリアムの父親は一体誰なのか。

一応検査結果ではウィルミナだとしたけれど、これは明らかに
偽造だよね。
確かにウィリーの子ならば肌の色で分かるはず。
ウィルミナがクリスティーナの事を遠ざけてしまう辺りが益々
怪しいものか。

ベティはダニエルとマットの間に立たされ迷う

マットの気持ちは尊重したいし、ダニエル率いるミード社の
窮地に対して見て見ぬ振りは出来無い。
結局強引に引き合わせることになるが、確かにマットにしてみ
れば嫌な事かもね。
それでも大好きなベティの友達が困っているとなれば最後に
折れるのはどちらかは一目瞭然。

ミード社大ピンチ。

前回は私財を売って捻出したけど、今回はもっと切迫した
状況だったね。まさかリストラに着手することになろうとは
思わなかったけど、そのリストの中にベティが入っていた
所にビックリ。ただダニエルの一存でリストラとして実際に
名前を挙げたのはアマンダだった。会社の顔であるアマンダ
が必死にアピールするも、リストラマンが看板と花を置いて
いくシュールさが素敵だ。

バブリーなチャリティーイベント

その中にはなんと50万ドルの指輪が入ったエッグが有るという
事でヒルダは必死に探す。自分が見つけたわけだけど、名乗らず
にそのままポケットに入れるという選択肢は無かったのか?
結局彼女の名義でNYの小児科病院に寄付される。
アメリカ人の寄付の文化って日本でも見習うべきものがあるよな。
なんで日本の金持ちは社会に還元しようとは思わないのでしょう
か?

ウサギのフロッピーに扮するダニエル。

自分が恥をかいて会社を救えるならば何でもやるという
ダニエル。確かにダニエルの器を試したのかも知れないが、
金持ちが金に困っている人を顎で使うようでなんか良い気分
ではないエピソードだったね。


ベティ・スアレス (アメリカ・フェレーラ) 「モード」編集部
ダニエル・ミード (エリック・メビウス) 出版社会長の息子
ウィルミナ・スレイター (バネッサ・ウイリアムズ) クリエイティ
ブ・ディレクター
マーク (マイケル・ユーリー) ウィルミナの部下
アマンダ・タネン (ベッキー・ニュートン) ミード社の受付嬢
クリスティーナ (アシュリー・ジェンセン) 衣装保管係
イグナシオ (トニー・プラナ) ベティの父
ヒルダ (アナ・オルティス) ベティの姉
ジャスティン (マーク・インデリケイト) ヒルダの息子
クレア・ミード (Judith Light) ダニエルの母

アレクシス・ミード (Rebecca Romijn) 兄
ヘンリー (Christopher Gorham) 経理部の社員
ジオ (Freddy Rodriguez) ベティに好意を持つ
ジェシー (Val Emmich) ベティのアパートの隣人

スチュワート (Derek Riddell) クリスティーナの夫
スズキ・St.ピエール (Alec Mapa) アパレル業界の報道
コナー・オーウェンズ (Grant Bowler) 経営
モリー (Sarah Lafleur) コナーの婚約者
エレナ (Lauren Velez) 看護師。イグナシオ専属

マット・ハートリー (Daniel Eric Gold) スポーツエディター
マイルズ・フォスター (Brennan Brown) 写真家

--- (Frank Fata) バーテン
--- (Bill Geary) ガードマン
アースキン (Adam Grupper) 産婦人科
エムシー (John Hillner)
カルビン・ハートリー (David Rasche) マットの父


評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system