アグリー・ベティ Ugly Betty (シーズン4) http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty4/index.html

第7話 レベル・セブン Level (7) with Me

脚本／Chris Black 監督／John Fortenberry
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St.ピエールは、ファッション業界の近況を伝える。
投稿ビデオでの主役は"モードのディーバ"ウィルミナだった。
悪夢としか言いようが無いという彼の前には、最先端のファッ
ションからはかけ離れた年相応のウィルミナの姿があったので
ある。ゲストにはダニエルがやってきて現在のウィルミナに
対するコメントを求められる。すると突然彼は自分が通って
いる"不死鳥の会"について語りはじめ、亡くなったという
モリーは常に近くにいると言い始める。自分たちが集まってい
る会では、生と死の境目を撤廃する為の活動で不可能は無いと
いうのである。そんなテレビを見ていたベティはダニエルの
事を心配する。

一方マークはウィルミナが"ドタ靴"を履いている姿を見て、
一体何をしているのかと渇を入れる。かつてのウィルミナとは
違いファッションが全てではないとするが、マークはそんな彼女
を殴りつけ、私たちは運命共同体だと告げる。ウィリーは既に
モードに復帰を打診したが断られた事を語り、今はどうやって
娘のニコを助けるのかだと語る。

マークはアマンダに語りかけるとアマンダは会議に出席する
為に忙しない姿を見せていた。マットが自分のことを認めて
くれているとして喜び、マットは現在テニスで指を痛めている
のだという。アマンダはマットが気になりデートに誘うという。
毛深いモジャモジャベティに気がつかれないようにデートすれ
ば大丈夫だという。

ベティはダニエルに声を掛けるが、そこにはベネットやナタリー
が居て話を取り合ってくれない。しかもモードの会議に何故か
"不死鳥の会"の彼らも参加するという。
会議の話題の中心は、来週から出張するバハマの事。
バハマに関した企画はないか?と尋ねられると、ベティはバハマ
といえば海賊たちの島であり、カリブ海で活動した伝説の女性
海賊のアン・ボニーやメアリ・リードを引き合いに出して、
モデルに海賊ルックをさせてみてはどうか?という。しかし海賊
は人殺しでありネガティブさを感じるとして、ダニエルはこれ
までとは違い却下する。

ベティはクレアに会うと、ダニエルがナタリーをアシスタント
に雇って以来、違和感が有ることを告げる。クレアは人の人生
に入り込む連中"カルト"のしわざだと告げる。
そんな中、クレアの元にはサウスダコタの児童保護局から手紙が
届く。中にはかつてクレアが出産し里子として出した子供の
写真が同封されていた。
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★モードのディーバ、ウィルミナの今。

ついにモード誌を辞めてしまった彼女。
コナーの元に全てを投げ捨てて向かおうとするが、彼は案の定
殺害されてしまいウィルミナは追い込まれていく。
そんな彼女が禁断のファッションでもあるドタ靴を履いていたり
あまり化粧も町中をふらついている所を見られてしまう所は
笑えるものがあった。
「デスパレートな妻たち」のウィリーことガブリエルもシーズン
5では全てを失い庶民的な姿があったからね。

そういえばマークがドタ靴を履いて嬉しそうにしている所が
笑えるな。プラダの靴を脱ぎ捨ててまで履いてみる価値があっ
たのか!?

★ダニエルはカルトに洗脳される

心の隙をついて人の心に上手く入り込んでくるカルトの存在が
短い期間ながらも上手く描かれていた。
周りからの正しい判断力を遮断するために、家族や友人との
関係を疎遠にさせる辺りの姑息さと恐ろしさが上手く表れて居た。

ベティがモリーに成り代わった所は興味深いシーンだったけど、
ベネットの言うとおり確かにモリーには逢えた訳で、あながち
嘘だったでは無いところが皮肉だ。結局麻薬で意識を朦朧と
させただけだけどね。

ダニエルの資産を狙うだけかと思っていたけど、ナタリーは
純粋にベネットに洗脳されていただけだった辺りは意外かも。

★マットを巡りベティとアマンダ

なかなか歯切れの悪い三角関係だけど、カルトの一件でいつの
間にかアマンダがマットの隣に居ることを知ったベティが不審
さを得ていくところが興味深かった。

★ニコの意図が判明

全てを失ったウィリーに最後の残された娘のニコ。
しかしそんな彼女も自分を裏切っていたことを知って失望する。
マークは相変わらず良いところでウィリーの助け船になるね。
しかも今回恐れ多いことにウィリーにビンタするマークの姿が
有った。これまでの様なオーラがウィリーになかった為に出来た
行為なのか?

★アマンダとクレアの和解

不死鳥の会に潜入捜査する際に、グループセラピーを受けざる
を得なくなった二人。
アマンダの母・フェイを殺害したクレアと、ひょんな事から
セラピーの場で告白することになり、言い争いすることで
上手く過去と決別する。不死鳥の会が案外使える組織だった
所は皮肉が効いていて上手くできているな。

★91-61-91

ウィルミナ様のスリーサイズらしい。
わざわざ暗証番号を語っていたことで、ニコをハメるであろう
事はバレバレだった。しかしスリーサイズは凄いな(+_+

★親指の不幸

マットは今回wii-sportsで親指を負傷したり、カイル教壇の
ボディガードに取り囲まれてやっぱり反対側の親指を負傷する。

★サウスダコタりラピッドシティへ

クレアは里子に出した施設に会いに行くみたい。
そんな事を後押しするのがアマンダという所が粋だね。

★海賊の国・バハマへ

今回会議でその事が話し合われていたけど、来週は本当にハバナ
に行くみたいだね。ベティの水着シーンが見られるのか!?


ベティ・スアレス (アメリカ・フェレーラ) 「モード」編集部
ダニエル・ミード (エリック・メビウス) 出版社会長の息子
ウィルミナ・スレイター (バネッサ・ウイリアムズ) クリエイティ
ブ・ディレクター
マーク (マイケル・ユーリー) ウィルミナの部下
アマンダ・タネン (ベッキー・ニュートン) ミード社の受付嬢
イグナシオ (トニー・プラナ) ベティの父
ヒルダ (アナ・オルティス) ベティの姉
ジャスティン (マーク・インデリケイト) ヒルダの息子
クレア・ミード (Judith Light) ダニエルの母

スズキ・St.ピエール (Alec Mapa) アパレル業界の報道
コナー・オーウェンズ (Grant Bowler) 経営
マット・ハートリー (Daniel Eric Gold) ミード社へ
カルビン・ハートリー (David Rasche) マットの父
ミーガン (Smith Cho) ジュニアエディタ
ニコ・スレーター (Yaya DaCosta) ウィルミナの娘

ナタリー (Jamie-Lynn Sigler) セラピーに参加
オスカー・キャステラー (Piter Marek) 刑事
ベネット・ウォーリス (Dylan Baker) "不死鳥の会"
モリー (Sarah Lafleur) 元ダニエルの妻

--- (Eva Kaminsky) カウンセラー
--- (Armistead Johnson) ガードマン
--- (Jill Stern) コミュニティメンバー 

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)