アグリー・ベティ
Ugly Betty (シーズン4)

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty4/index.html



第16話 人生はステージ All the World's a Stage

脚本/David Grubstick、Abraham Higginbotham 
監督/Andy Wolk
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ジャスティンはリーナ・コルビン演劇クラスに入ることに
なる。
ジャスティンを演劇クラスまで迎えに行くベティは、そこで
ジャスティンの友達
オースティンと、彼が好きだというリリー
を紹介される。
そんな中、演劇クラスでは、今日の講師として劇作家で賞も
取り、現在
"生まれ変わるリタ"を演出しているザッカリー・
ブール
の講義を受ける。リーナからは再発見について話せと
言われて呼ばれたという彼。再発見について話し始める彼を
見て、ベティは自分が今までテーマにしてきた事だとして、
食い入るように彼の話を聞く。

ベティは帰宅するとヒルダに相談する。
ザックにインスパイアされたと告げると、ヒルダは恋をしたの
か?と問う。ドラマデスク賞を取るような人なので私には釣り合
いが取れないという彼女。今度モードのニューヨーク特集号で
彼のことを取り上げたいと考える。

ダニエルに母親・クレアから電話があるも電話を無視する。
30年間タイラーの事を隠してきた事に怒り、アイツの事は弟
などと思っていないとアマンダに吐露するダニエル。しかし
折角田舎から出てきたのに可愛そうだと告げる。現在タイラー
はパリに居る姉・アレクシスの元に会いに行っているとの事
だった。

ウィルミナは今度のニューヨーク特集号でジェームズ・キャメ
ロン監督のスタッフにニューヨークの古い町並みをCGで表現
してもらおうと考える中、目の前でベティが垢抜けた服装を
しているのを目にする。隣にいたマークはウィルミナがベティ
の服のセンスを誉めるのに対して、誉めるくらいならば死んだ
方がマシと言っていたでしょう?と告げると、ウィルミナは
その場に突然倒れてしまう。病状は胃潰瘍で手術との事だった。
ダニエルは企画会議の際にその事実を告げ、ニューヨーク特集
号では自分が指揮を執るという。しかし後ろのモニタには
病院に入院するウィルミナと回線で繋がったおり、自分が
指揮を執るとして譲らない。ベティは自分が企画する演劇界
のホープ、ザックについて取り上げようとするが、ウィルミナ
からはあっさりと却下される。ウィルミナは自らニューヨーク
の古い町並みをCGで再現することを告げると、ダニエルは却下
し、映像回線を遮断してしまう。

ベティは改めて自分の企画をダニエルに告げると、ファッション
雑誌にそぐわないテーマだとし、そんなにザックとデートした
いならば、記事とは関係無しに誘えばいいといわれる。しかし
ウィルミナを怒らせるのも面白いかなとして、ザックを取り上
げる事を許可される。

ベティは早速ザックと喫茶店でインタビューする。
彼の本名は
エズラ・ブティンスキーだという。経歴にはオックス
フォードなどで講師だとしているが、実際にはニュージャージー
出身のメガネで歯の矯正具をしていた冴えない男だという。
ベティがそれに該当する事を知って済まなそうにするザック。
ベティはもうすぐ歯の矯正具を外すことが出来るが、前の歯科医
が変態だった事を告げると、ザックは自分が通っていたときの
医師を紹介するという。脚本の仕事は自分とは違う衝動的な
キャラクターを作れることに魅力を感じているが、本来刹那的に
生きればいいのだという。するとベティは突然彼にキスをして
しまう。しかし次の瞬間我に返り、仕事できたのにごめんと
喫茶店から出て行ってしまう。

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ベティの前に新たにイケメン劇作家の男・ザックが現れる。
仕事と割り切りプロのライターとして仕事を進めて行くも、
ザックからは自分のしたいように生きる事を解かれて、彼に
ハマっていく。

またしてもベティに新たな男の影がっ・・て感じだったけど、
結局ベティは彼にインスパイアされて感情の赴くまま行動に出た
結果、キスしたり殴ったりと、喜怒哀楽の激しい展開になった。
ザック自身が偽りの自分の姿のまま付き合おうとした事で、
ベティにとっても腑に落ちない所はあったのだろう。

アグリー・ベティ的には新たに自分のストーリーを作ることを
もって最後の締めとなりそうなので、いよいよこのドラマの
終わりも見えてくるような雰囲気が出始めた。
特にベティのシンボルとなっていた矯正器具を外すシーンが
近付いている感じだし、ベティのファッションなども今回の展開
を見てウィルミナさえ認めるほどに変わってきているし、都会
に染まった姿が伺える。

驚くべきは、今回ジャスティンの恋愛事情が描かれた点か。
この子、ゲイかと思っていたら、シーズン4でそれを否定し
自分は女性・リリーが好きだとするけど、やっぱり男児に
目覚めたんじゃないか?という展開が用意された。

ヒルダは婚約指輪を見せびらかす行動が可愛らしかったし、
ベティがザックとの付き合いを隠す中で、アパートのロビーで
不自然な行動をしているところを、アマンダがマークに実況中継
しているかのような会話が笑えた。

ウィルミナは隣の天使のような患者から、仕事ばかりしていても
意味が無いことを解かれてシオらしくなったようにも思えたけ
れど、よりパワーをアップした姿が有った。

ザッカリー役のAaron Tveitはゴシップガールのシーズン2
の後半から出てくるトリップ役の俳優さんだね。

ベティ・スアレス (アメリカ・フェレーラ) 「モード」編集部
ダニエル・ミード (エリック・メビウス) 出版社会長の息子
ウィルミナ・スレイター (バネッサ・ウイリアムズ) クリエイティ
ブ・ディレクター
マーク (マイケル・ユーリー) ウィルミナの部下
アマンダ・タネン (ベッキー・ニュートン) ミード社の受付嬢
イグナシオ (トニー・プラナ) ベティの父
ヒルダ (アナ・オルティス) ベティの姉
ジャスティン (マーク・インデリケイト) ヒルダの息子
クレア・ミード (Judith Light) ダニエルの母

スズキ・St.ピエール (Alec Mapa) アパレル業界の報道
ボビー・タラーチノ (Adam Rodriguez) ヒルダの元彼
タイラー・ベントン (Neal Bledsoe) クレアが里子に出した


リーナ・コルビン (Carol Kane) 演劇クラスの先生
ロバータ (Dana Ivey) ウィリーの隣の患者
ザッカリー・ボール (Aaron Tveit) ベティが好きになる劇作家
オースティン (Ryan McGinnis) ジャスティンとライバル
トンプソン (Michael Genet)
リリー (Lydia Jordan) ジャスティンが好きな子

--- (Jordan Baker) 年配の女優
--- (Meg Heus) 若い女優
--- (Jill Abramovitz) 劇場の客
--- (Faye Yvette McQueen) 劇場の客
--- (John Mitchell) Upscale Theaterの主人
--- (Cordelia Reynolds) ザックの相手
--- (Michael Belveduto) 劇場の客
--- (Ashley Klein) 演劇クラスの生徒
--- (Elizabeth Logan) 劇場の客
--- (Anthony Del Negro) 演劇クラスの生徒
--- (Joe Rusnak) 劇場の客
--- (Anita Storr) 劇場の客


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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