アグリー・ベティ
Ugly Betty (シーズン4)

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty4/index.html



第18話 ロンドンでの再会 London Calling

脚本/David Grubstick、Sheila R. Lawrence
監督/Mark Worthington
--------------------------------------------------------
ボビーはヒルダの元へやってくる。そして抱きつこうとすると
なんとそれはベティだった。私も歯の矯正が取れて姉のように
見えたのかと感動する。
ヒルダとボビーの結婚式が近付き、週末には男女別々に結婚前
のバチュラーパーティーを企画していた。ボビーは酒とおっぱい
とアトランティックシティの旅を計画しているという。女性
のパーティーはベティの担当で現在企画しているという。ベティ
はメトロポリタン歌劇場で騒ぐと、さりげなくアイディアを
話して反応を見せると、ヒルダたちはそんな最悪なパーティー
なんてあり得ないでしょうと笑われる。ベティは冗談だとし、
パーティーはサプライズにする事を告げる。

ボビーは演劇クラスにいくジャスティンに声を掛け、送ってい
こうか?と告げるが、彼はオースティンと一緒に歩いていくの
だという。最近ジャスティンに避けられている気がするという
ボビーは嫌われたのかなと呟く。

クレアは息子のタイラーと話す。タイラーは自分の父親の件を
クレアから聞こうとするが、彼女は父親とはリハビリ施設で
出会った事で、その施設は既に閉鎖になっているので父親が
誰だか分からないという。クレアはダニエルとの関係はどうか?
と尋ねるが、関わりたくないみたいだとし、貴方に会えたので
それで十分だという。もうすぐ彼は故郷に戻ることになっていた。

ベティはアマンダにバチュラーパーティーのアイディアを考えて
もらおうとするが、アマンダの企画には常に裸になる事が必須
で参考にならない。ベティは空中ブランコのレンタルを考えて
いたが、予想以上に高く企画としてもイマイチだった。
頭を悩ませているとタイラーと出会う。タイラーもまた同様に
家族との関係で悩んでいることを語ると、ベティはダニエルを
よく知っているけど、時間を掛ければ必ず分かってくれると
告げる。タイラーと会話しているベティの姿をダニエルは物陰
に隠れて見ていた。そしてベティにメールを送る。
いつからチームタイラーになったのか!?とベティを叱責すると、
私は誰のチームでもないと語る。君はチームダニエルだからな
と告げる彼。

一方マークはウィルミナに頼まれて、安い服を買ってくる。
これからミーティングに出席するのだという彼女。これから
行うことは、クレアの隠し子と関係がある事だとし、ミード家
のウィークポイントであるタイラーを駒としてモードを乗っ取る
計画だという。

ダニエルはアマンダと
ロンドンへ現地のファッションウィーク
に行くという名目で旅行に行こうとしていた。マークはその姿
に嫉妬し、私などヒルダの結婚式に行くパートナーさえいない
事を告げると、アマンダは
トロイを連れて行けば良いと語る。

ベティはダニエルがロンドンに行くことを聞くと、タイラーから
逃げようとしているだけだと彼を叱責する。タイラーと向き合
わねばダメだと告げる。しかしダニエルは変わりにロンドンに
行く人がいない事を聞くと、ベティはその仕事は自分がやると
いう。

ベティはチケットをもって姉・ヒルダの元に行くと、バチュラー
パーティーはロンドンに行こうという。

アマンダ、ヒルダ、ベティの三人でロンドンに行く。
するとスコットランドに帰国した
クリスティーナも現地で合流
する。久しぶりの再会。しかもクリスティーナはロンドンでは
既にショーを手がけるデザイナーの一人として活躍していた。

--------------------------------------------------------

ベティはヒルダのバチュラーパーティーの為に何をすべきか
悩んでいると、ダニエルからロンドンでの仕事が有る事を
聞かされる。この機会にヒルダを連れてイギリスに渡ると
そこでは帰国して成功を掴んでいる親友・クリスティーナの
姿があった。しかもイギリスでは懐かしい人物との再会がある。

忘れていた頃にジオとの再会。しかも更にそこから派生して
ヘンリーとの関係に繋いだ感じ。

モボットなる造語が出てくる辺りの流れはなかなか面白く、
コメディばかりの展開を引き締める役目を果たした。
ジオとの再会は、なんと酒の席で女王ヒルダに命令されて、
ベティの巨乳を店にいる男に見せろとされた事。
ジオの存在によって改めてベティは自分が何をしたいのかを
考えさせられるものがあったし、ベティの活躍を密かにblogを
見て知っている姿があるなど、とても興味深い流れだった。

クリスティーナの紹介で、これ以上にないイギリスの出版社と
のファッションコラムの話が舞い込んできたのに、それを蹴って
しまう辺りはちょっと勿体ない。
それでもジオは自分のしたい事に情熱を傾けた結果、結婚に
至った事で、ベティにも情熱を傾ける事の重要性を説いた。

タイラーとミード家の問題は、ウィルミナを絡めたことで
複雑な状況が訪れたね。ウィルミナの中に、モードを奪うとする
野望は無くなったかと思ったし、奪うだけのネタが無いかと
思ったけど、アメリカの脚本家はこの辺がとても上手いな。
ただ正直ウィルミナが裏で工作していることなんてすぐに
バレてしまいそうな気がするのは気のせい?

ダニエルがベティとタイラーの会話を密かに見ているシーンが
好きだな。

そしてジャスティンの恋愛事情がボビーに伝わった事で、どんな
展開が起きるのか。

ベティ・スアレス (アメリカ・フェレーラ) 「モード」編集部
ダニエル・ミード (エリック・メビウス) 出版社会長の息子
ウィルミナ・スレイター (バネッサ・ウイリアムズ) クリエイティブ・ディレクター
マーク (マイケル・ユーリー) ウィルミナの部下
アマンダ・タネン (ベッキー・ニュートン) ミード社の受付嬢
イグナシオ (トニー・プラナ) ベティの父
ヒルダ (アナ・オルティス) ベティの姉
ジャスティン (マーク・インデリケイト) ヒルダの息子
クレア・ミード (Judith Light) ダニエルの母

スズキ・St.ピエール (Alec Mapa) アパレル業界の報道
ボビー・タラーチノ (Adam Rodriguez) ヒルダの元彼
タイラー・ベントン (Neal Bledsoe) クレアが里子に出した
オースティン (Ryan McGinnis) ジャスティンとライバル


ジオ・ロッシ (Freddy Rodriguez) サンドイッチ店。
リンゼイ・ダン (Daniel Gerroll) 出版社社長
トロイ (Matt Newton) マークの元パートナー
ヘンリー・グラブスティック (Christopher Gorham) 元ベティの彼
ピッカード (Graham Hamilton)

--- (Rick Aiello) 用心棒
--- (Christy Pusz) A.A. Group Leader


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system