アグリー・ベティ Ugly Betty (シーズン4) http://www3.nhk.or.jp/kaigai/uglybetty4/index.html

第19話 過去、現在、未来 The Past Presents the Future

脚本／Jon Kinnally、Tracy Poust
監督／Paul Holahan
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アマンダがモードを辞めて、スタイリストになるという宣言
をして以降、ダニエルのアシスタントが空白になっていた。
ベティはダニエルのアシスタントも同時にこなすことを告げる。
ベティはダニエルに姉・ヒルダの結婚式に一緒に来てくれない
か?と誘う。その日は恋人トリスタと約束しているけど、ベティ
といく事を約束する。ベティはダニエルがトリスタと付き合う
ことで頭が悪くなりそうだと忠告する。

アマンダのデスクの中には、何故かベティの寝顔の写真が入って
いた。しかも最近撮ったと思われる写真。一体何故か?
そんな中モードを辞めたハズのアマンダは会社の備品を奪いに
やってくる。しかもベティの寝顔の写真"眠れる森のベティ"を
奪い取っていく。自分は昼メロ俳優のスペンサー・キャノンの
スタイリストになったという。

一方マークはトロイに新しい恋人が出来た人を知って悲しむ。
自分なりにツンデレの形でトロイを愛していたというマーク。
そんなマークの元にジャスティンが相談にやってくる。
ジャスティンは暫く沈黙の後、マークにオースティンとキス
しているのをボビーに見られた事を語る。誰にも知られたくない
がボビーが話したら全てが判明してしまうと心配するジャステ
ィンに対して、ボビーはいい人だとし、知られたくないならば
言わなければ良いと語る。例え判明したもあんたのママならば
分かってくれるはずだという。マークのママみたいになるかも
知れないと告げると、あんたのウチはウチの家族とは違うとし
心の準備が出来るまでは言わなくて良いと語る。

ベティの元にヘンリーから電話が鳴る。
結婚式に誘ってくれて有り難うという彼は、今飛行機に乗る
所だという。ベティは何のことだか分からずにいたが、アマンダ
からロンドンのバーでヘンリーに電話していた事を告げる。
ベティもそれで思いだし、どうすれば良いのかと悩む。

クレアに裏切られたタイラーは酒浸りの状態でウィリーの家に
いた。会社の一部をよこせとクレアに要求するというタイラー。
信用できるのは君だけだとウィリーに告げる。自分はもう
ミード家には関わりたくないのでいち早く金を持って田舎に
戻りたいという。ウィリーはクレアから奪い取った株を私が
購入すると告げる。

ベティはダニエルに相談する。酔っていたときにヘンリーを
姉の結婚式に誘ってしまったこと。しかもすでに彼はこちらに
向かっていること。ベティはダニエルに対して、自分はヘンリー
と行くことになりそうなのでトリスタと一緒に来るよう頼む。

そんな中、モード社にロンドンで出会った出版社のリンジー・
ダンが来ていた。今度若者向けのニューヨーカーの様な雑誌を
出版するのでベティに是非参加して欲しいという。ライター
としてではなく一緒に運営して欲しいとの事。日曜日まで
こちらには滞在しているのでそれまでに返事を聞かせて欲しい
と言われる。
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ヒルダとボビーの結婚が迫る中、結婚式に一緒に出席してくれる
男性を巡り、ベティはダニエルを誘うが、実はロンドン出張の
晩に酔ってヘンリーを誘っていたことを知る。
3年ぶりの再会に違和感を感じながらも、ズルズルと関係を
引きずっていく。

モード社・ミード家の事情をどう収拾を付けるのかが気になって
いたけれど、まさか最後にあんな形で結論づけるとはね。
ただ銃声は聞こえたけど、当たったかどうかはまだまだ不明なの
で、最終回に期待がかかるところ。

タイラーがアルコール依存症を患っていることを知った上での
ウィリーの行動の非情さが目立つものだったけど、ウィリーが
モード社を奪い取るというネタがここまで引っ張ることが出来
たことが凄いと思う。

アマンダは新しく再出発。
ただそうは言ってもファッション業だし、モード社にも自由に
出入り自由な橘ので、あんまり今までと変わった気がしない。
それでもベティの事が好きだというばかりか、もう彼女の虜
になっていて写真を持っている姿があった。

ダニエルはベティの為に起こした行動が大失敗。
ヘンリーがニューヨークで再び働かないようにするために
するなんてちょっと行き過ぎだと思ったけど、それだけベティ
の事を思っているのか。ベティもまたダニエルの彼女のトリスタ
を酷評してものね。

ジャスティンのゲイネタは、既に告白する前に家族が全て
受け入れ態勢を取っている所が有ったかな。
まさかカミングアウトパーティーを催そうとするとは、ちょっと
大袈裟だけど、良い家族。マークがそれを辞めさせようと
やってくる時のイグナシオが、ドラマチックな奴扱いしている
所がちょっとウケた。

ベティはロンドンでの仕事を再びオファーされる。
ヘンリーにその事を告げた後に、ベティの喋りがイギリス人
っぽいと語っていたけど、イギリス英語は上品に聞こえるの
だろうか?「ご冗談を」なんて翻訳されていたけど、その辺の
ニュアンスは伝えるのが難しそうね。

マークのパートナーとして急浮上したスペンサー。
「MAD MEN」でのサルバトーレ役でも、こんなゲイっぽい役所
だったな。